よつば暮らしデザイン室

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Category Archives: 家づくり・ハウジングコーチ

朝が苦手な人にお勧めの間取りとは

みなさんは朝は得意ですか?

私はとんでもなく苦手です。だんぜん夜型です。子供の頃から。

そうはいっても、仕事はあるので起きなきゃいけないわけですが。

起きるために必ずしていることがあります。

すぐにカーテンをパッとあけて空を見ます。

これをやると自分にスイッチが入るのがわかります。

『部屋から空が広く見える』というのは私にとってとても重要なんですよね。

ですから、今まで何度か引っ越しをしましたが、目の前に建物が迫ってるとか、1階とか、選びませんでした。

こういう私みたいな人の間取りなら、寝室の窓は東に大きくする、窓を高い位置にして光を入れやすくする、などの工夫が必要ですね。

みなさんも、苦手なことをそれなりに上手くやるために工夫することがあると思います。

苦手だけどこうしたら苦手さがやわらぐよってことが。

それを家づくりにも活かしてくださいね。

苦手なことを苦手なままでこの先ずーーーーっと生活するなんて、
苦痛じゃないですか?

それと同時に、
好きなことは思いっきり楽しめる工夫も大事です。

DVDで映画を見るのが好きな人は、どういうシチュエーションだと気分があがりますか?大きなソファ?ちょっと暗めのライティング?

読書が好きな人は、どの場所で読むのが一番好きですか?窓際の明るいところ?誰にも邪魔されない部屋の奥?それとも大量の本が並んだ本棚の前?

仕事おわりのビールが最高!っていう人は、どういうシチュエーションだともっと最高なんでしょうか。バルコニーで夜空を眺めながら?テレビ見ながら床でゴロゴロ?

苦手なことを少しでも軽くできる工夫と、
好きなことを思いっきり楽しめる工夫

家事動線や収納やデザインはその工夫の一つであって家づくりの目的ではありません。

あなたが快適に気分良く生活できること、それが家づくりの目的です。

そんなお話をたくさん伺ってまとめることができるのが、
ハウジングコーチという手法です。

気になったかたはお気軽にお問合せください。

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夫婦の意見が合わなくて家づくりが進まない時に話し合うこと

新築でもリフォームでも、今まで相談を受けた中で意外と多いのが

どちらかがやる気になってるけどどちらかがその気にならずに話が進まない、という方です。

二人ともその気になっていれば、あとはどこに依頼するかとか、どこの土地を購入するか、という具体的な話になりますが、

そもそもその段階にもならない、という方は意外といらっしゃるのでは、と思います。

そしてそういう人たちが相談するところがないんですよね。

だって、ハウスメーカーも不動産やさんも、建てるかどうかわからない人に時間を割くような無駄な営業はしませんからね。

家づくりというと奥さんが熱心、というイメージがあるかもしれませんが、そうでもありません。

ご主人だけで相談に来られる方も何人もいらっしゃいました。

意見が合わないポイントは、どこに住むかということだったり、新築なのかリフォームなのかだったり、工務店かハウスメーカーかで対立したり、そもそも賃貸でもいいじゃんだったり。

日常の中でも、夫婦と言えども意見があわないことなどいくらでもありますよね。

意見が合わず平行線で先に進まないとき、視点を変えて話し合う必要があります。

意見が合わない場合、どちらかが反対意見をいうから意見が合わなくなると思いますが。

たとえば、

今住んでるところから離れたくないとか、実家の近くは嫌だとか、リフォームするお金がもったいないとか、小さい工務店は信用できないとか。

そのことに対して理論武装して説得しようとしても、まず無理です。

口に出して言える不満の奥には、何かしらの価値観が潜んでいます。

ネガティブ感情こそその人の核心につながってることはよくあることです。

お互いの、あーしたい、それは嫌だ、これはどうだ、を言い合ったところで埒があきません。

目先の物・事はいったん脇に置いておいて。

その根本にある価値観に目を向けましょう。

人が自分でわかって言葉にだせる想いなど、実はとても少ないと思います。

表面上は違うことを言っていても、目指すところが同じであれば、お互いに納得できるはずです。

だから夫婦になったんでしょ?

ハウジングコーチをしていると、セッションが終わってお二人の互いの理解度がぐっと深まった感触をうけます。

なんとなく「そうだろうな」と思ってはいたけどそれが明確になった、という感想はとても多くいただきます。

なかには、「そこまで考えてるとは思わなかった」なんて改めて惚れ直す!?かたもいらっしゃいます。

家や土地はなんども簡単に取替がきくわけではありません。

生活にあたえる影響はとても大きい買い物です。

住まいについて考えることは人生について考えることです。

あなたと家族がどんな人生を送るのか、土地や家はそのための手段のひとつです。

あそこに住みたい、ここは嫌だ、こんな家がいい、あの会社がいい、そういう目先の具体的な話をする前に、

これからの人生を、どんな場所で、どんな時間で、どんな想いで暮らしたいか。

そういう話合いをぜひしてください。

ハウジングコーチは、その話し合いの場をつくります。

ハウジングコーチとは ⇒ コチラ

家づくり、夫婦どちらか乗り気じゃない時

新年になって、今年は家を建てよう、家を買おう、マンション買おう、って話をした人もいると思います。

夫婦ですんなり「そうだね」って話が進んでいけばいいですが、どちらかがその気でもどちらかが乗り気になってない、ってこともあります。夫婦と言えども考え方が違うことはありますから。

だからといって片方の考えで好きにすることは家という大きな買い物では難しい、というかほぼ無理でしょう。なんとか足並みをそろえたいところです。

どちらかがその気にならなくて話が進まない、そんな時はどうするか。

ポイントは2つ。

①その気にならない、その理由について話し合う

話し合うことはきっと何度も試みているでしょう。でも話が進まない、聞いてくれない。それは、その気じゃない方にとって触れたくない何かがあるのかも。
お金のことを考えると不安、なんだかメンドクサイ、家に興味ないのに大金かける気になれない。
「どちらかの実家の近くにしよう」という話しがもちあがってるとしたら、もう一方にとっては嫌ともいえないし嫌というほどじゃないけどなんだか乗り気になれないかもしれません。
今住んでいる場所が気にいっていてそこから離れるのがちょっと嫌かもしれません。
引っ越しとか片づけるとかそういうこと考えただけでも面倒なのかもしれません。

不安や面倒なことは解決策で小さくすることができます。お金のことだったらファイナンシャルプランナーに相談して将来まで考えて無理のない資金計画をたてればいいです。
家づくりなんて面倒だと思うなら、システマチックに決めていくハウスメーカーや建売やマンションがいいでしょう。
そういう具体的な解決策で不安やめんどくささを小さくすることはできると思います。

実家の近くに建てることに渋っている、とか、何度もしつこくいわれることが嫌気がさしてる、とか。そういう理由の場合は、家族間や夫婦間のコミュニケーションの問題のように思います。お互いに自分の主張を受け入れてもらいたがっているのではいつまでたっても平行線です。主張の中身がどうあれお互いに思っていることを出し尽くさないといけないでしょうね。まずは相手の思ってることを聞こうという姿勢がお互いにないと。
不安材料は出し切りましょう。

②この先どんな暮らしがしたいのか話し合う

その気にならないほうからしたら、そもそもなんで家が欲しいと思っているのかわからないのかもしれません。今住んでるところで十分じゃんって思っていいるかもしれません。
逆に、家を建てたいと思っているあなたはどうしてそんなに家が欲しいのかちゃんと説明できますか?ただ漠然と?年齢的にとか?まわりがそうだからとか?そういう理由でもいいけれど。
大事なのは、家は目的じゃないということ。
一戸建てだろうがマンションだろうが賃貸だろうが、どんな暮らし方をしたいか、どんな日常生活が理想なのか、どんな価値観なのか、それがあって初めて「どんな住まい」か見えてきます。
もし一戸建てにこだわっているなら、案外一戸建てじゃなくても叶う暮らしなのかもしれないですよ。
もう一度、家に対する想いを見直しましょう。
二人の価値観のすりあわせができないと家づくりは難しいです。夫婦、家族といえども考え方や価値観が違うのは当然ですが、それを擦り合わせて生活していくのが夫婦、家族ですよね。

①にしても②にしても、話し合いです。二人で話し合う時間がない、というなら。人生の大事な局面に時間をとって話し合いができないって、夫婦、家族としてどうなのかな、という気がしないでもないですね。注文住宅となると半年1年とかかります、時間を積極的に確保しないと難しいです。

ハウジングコーチをご夫婦にしていると、終わってから、「そんなことまで考えてたんだね」「そこまで考えたことなかったよ」という感想をお話されるかたもいらっしゃいます。日常の忙しさの中で改めて未来や人生について考えていることを話す機会はそう多くはありません。

住まいについて考えることは人生について考えること

人生で何度もあるわけではない機会です。家族の絆を深める機会にしてほしいと思います。


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