よつば暮らしデザイン室

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Category Archives: おかたづけ

片付く家にするための見せる収納方法

片付く家にするためには、収納をどこにどれくらいつくるかということはとても重要です。

収納が多いと便利なように思うでしょうけど、収納量に比例して物の量は増えるのでそこは要注意です。しまい込んじゃう場所を増やすだけですので。

収納量も大事ですが、もう一つ、見せる収納にするかどうかも考えて欲しいところです。

見せる収納というと、かわいい雑貨を飾るように棚に並べることを思い浮かべると思います。それもありますが、棚や引出しにしまってしまうと存在を忘れてしまうようなものは、あえて見せる収納にしておいたほうがいいこともあります。

中途半端に残っている食材とか、賞味期限ちかいものとか、提出まじかの書類とか、家族みんなが頻繁に使う物とか。

ついつい溜まってしまうものもあえて見えるところに置いたほうが溜め込まなくなると思います。

引出しや押入れにしまってしまうと、そこをあけない限り溜まっていることに気が付かないし、見えないからいいかと片づけることを後回しにしがちです。

目に触れることが多い場所にあると、ついつい増えていくことで捨てなきゃって気になったり、そういえばこれがあったから使おうっていう気になったり。

片付く家というのは、とにかく物を溜め込まない循環がいい、ということですから。処分しやすくするということはとても大切です。

だからといって、なんでも見えるところにポイポイ置いていたらそれは片付いていることにはなりません。

見える収納の場合、その置き方には気を配ってほしいところです。

トレイやカゴを使うことが多いですけど、そこは100均ではなくそれなりに素敵に見えることを意識して選んで。色や素材感を統一するとか。

そして、そこからはみ出る量は絶対に置かない。これが鉄則です。

はみ出るまで置いたら片づけやすくするはずの意味がないですもんね。

ということを大掃除しながら考えてました。見えてるところは掃除するけど、収納の中までは掃除の手が回らないんですよね。

今年中に何を捨てますか?

クリスマスまであと一か月♪

っていうフレーズを何度も聞いた今日

2020年も残り少なくなってきましたね。

年末となると大掃除シーズンですが、物を捨てることは掃除ではないですよ。

掃除というのはホコリや汚れを取り除くことであって溜め込んだものを始末することは大掃除の前にやることです。

年末になって押入から物出してダンシャリって言ってたら、今年もやっぱり掃除できんかったー、ってなる確率大ですね。

なので、12月の大掃除の前に「捨てる」という行為があります。今週末あたりはそのタイミングです。

さて、あなたの捨てたいものはなんですか?

ずーっと気になってる押入の奥?溜まってきた書類?あんまり着なくなった服?冷凍庫に放置された食材?捨てられずにいる思い出のもの?あなたが要らないと思ってるけど夫が捨ててくれない物?

どんなに気を付けていてもやっぱり溜まってしまう物はあります。

私は今朝、ここ1年くらい放置してあった美容関係のものを捨てました。買った時は使っていたのですが、この1年くらいめんどくさくて放置。そこそこの金額したので「もったいない」という気持ちがあって捨てられずにいたのですが、でももう年数経ったものは品質的にもよろしくないので使う気にもなれず。

ばさっと捨てました。金額的には損ですが、それも自分の責任です。

これで、部屋の片隅に放置されていたそいつらを目にするというストレスから解放されました。

捨てたいものは物だけでしょうか。

イヤイヤやっていること、仕方なくやっていること、無駄な時間、好ましくない人間関係、もやもやしていること、そしてそういうことを続けてしまっている自分自身の何か。

今年は何もかもがイレギュラーで手探りで思い通りにいかない年だったと思います。来年もなかなか先の見通しが難しい年でしょう。

だからこそ、何を自分のものとして残すか、厳選して身軽でいたいと思います。

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物が増えにくい間取りの考え方

間取り打合せやセカンドオピニオンでよくある質問で

「この間取りで収納って足りるでしょうか、使い勝手はどうでしょうか」という質問です。

まず第一に、今のお住まいでの収納を見直してください。そもそも収納場所に使ってないものが押し込まれているのに、収納できなくてはみ出ているものがあって、「収納が足りない」って言っていたら。それこそ本末転倒です。
自分たちの暮らしにどれくらいの量の活きた物が必要か、把握することができなければ適切な収納はわかりません。活きた物ですよ。使うかどうかわからないけど溜め込んでおく物は無いという前提です。

納戸をつくりたがる人がいますが、基本的に納戸はつくらないほうがいいと私は思っています。あれを上手に使いこなせる人は相当な収納上手です。ほぼ間違いなく、使わないものを溜め込んでおくデッドスペースができてしまいます。
納戸が欲しいと言う人はたいてい、何をしまうかはわからないけどなんでもしまえる場所が欲しい、という典型的な物溜め込み派ですね。

収納の基本は使うところの近くに収納場所をつくるということです。
なので、どこで何を使うか、その量はどれくらいが適量か、それを考えて収納を決めていきます。

玄関収納・・・靴、コート、雨具、ガーデニング、アウトドア
キッチン・・・食器、調理道具、調理家電
パントリー・・・インスタント食品、乾物、缶詰、アルコール、ドリンク、水、米、お菓子
洗面脱衣・・・洗剤、タオル、化粧品、下着、
クローゼット・・・洋服、寝具、

この辺りは置き場所も決めやすく量も把握しやすいですよね。

意外と見落としなのがリビングダイニングの収納です。いわゆる日用品ってものがどれくらいあってどこに収納するのが適切なのか。

日用品って具体的に何があると思いますか?
掃除道具といっても掃除機だけじゃないですよね。クイックルワイパーのようなものとかその替えのストックとか。文房具といっても筆記用具もあればファイルのようなものも。工具も多少はあるでしょうし。ガムテープだのダフロープだの救急箱だの殺虫剤だの。冬になると使うひざ掛けとかスリッパとか。気が付いたらなんだか増えてしまう雑多なものたち。

この辺の雑多なものをどこにどう収納するか、必要以上に増やさないようにするか、けっこうポイントのような気がします。

掃除機は廊下でもいいけど、文房具や救急箱はリビングのほうがいいとか。この辺りの事情は家庭によって変わることが多い気がします。

あとは、各家庭特有の趣味のものの収納場所をトッピング的に増やす。アウトドアが趣味だとアウトドア用品が多いでしょうし、マンガ好きなら本棚が必要でしょうし、料理好きな方ならパントリーが大きいほうがいいでしょうし。

そして、どんな場合でもこれを肝に銘じてほしいということがあります。

収納場所が増えると物の量も増える、ということ。なので、安易に収納は増やさないこと。

収納は、活きてる物をしまう場所であって、物を溜め込む場所ではありません。

憧れのマイホーム、素敵なインテリア、使わない物があふれていたら台無しです。

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