よつば暮らしデザイン室

ブログ

Monthly Archives: 4月 2019

名古屋市内の気軽に散策できるところ~市政資料館

10連休、海外にでも行かない限り時間あまっちゃってヒマになってきませんかねwww

名古屋市内でお金もかけずにふらふらできるところでおススメなのは、東区の白壁主税町エリア。白壁主税町エリアといえば、名古屋のなかでも超高級住宅街ですね。もともとは江戸時代の武家屋敷が連なっていたことが始まりで、明治大正時代には武家屋敷跡に財界人たちがお屋敷をつくっていきました。

その白壁エリアの西の端、名古屋市役所よりのところにあるのが、市政資料館。

地方裁判所として大正時代に建てられたレンガ造りの建物です。

建築的小ネタをいうと、関東大震災以降レンガ造りの大規模建築は作られなくなったそうなので、ここは最後の大規模レンガ造りともいわれています。

入るとどーんと吹抜け空間があって大きなステンドグラスが。

ここで結婚式もあるそうですよ。ステンドグラスの前で誓いのを述べるそうです。

 

大理石の階段手摺が重厚です。

 

インテリアもあちこちに大理石が。当時はものすごくモダン建築だったんだろうな。

裁判所なのでこんな室名が。地下には拘置所もあります。上階とはまったく違う趣でつくられてます。当たり前ですが。

ここは会議室として貸出してくれる部屋もありますよ。作品展などでも使えます。

私がなんでここに行ったかというと、建築士会の会合がここであったからです。

けっこう一般の方が散策にきてました。何しろ入場は無料ですし。

ウエディングフォトでも使ってるそうです。何かの撮影でレトロな雰囲気で撮影したいってときは使えるんじゃないでしょうか。

写真撮る練習にもいいかも。今回の写真はすべてiphoneです。ミラーレス持って来ればよかった・・・。

白壁エリアの存在、名古屋市民や愛知県人はどれくらい知ってるのかしら。案外知らないかも?

魅力がないといわれる名古屋だけど、ザ観光地って風情じゃなくて都会の街のなかに歴史が残ってるって案外少ないんじゃないのかな。

名古屋観光情報・白壁エリア

 

「そろそろ家づくり」の方へワークショップ開催します!
【カードゲームでわかるあなたが幸せになる家】
あなたの理想の住まいをビジュアライズする「インテリアコラージュ」と、言葉で表す「カードゲーム」を組み合わせたワークショップを行います。
6月2日 日曜 10時~12時
参加費:おひとり500円
場所:岡崎市内
お申込み、お問合せはメッセージください!


目指すインテリアを見つけるおすすめの方法

家づくりでもおかたづけでも、最終的な目的は「自分にとって居心地のいい素敵な空間」をつくること、ですよね。

センスがなければ素敵な空間はつくれない、と思っているかたも多いですけど。

素敵=おしゃれ、でも、素敵=ハイセンス、でもありません。お店など人に見せるための空間なら人目をひくおしゃれさは必要ですけど。

住まいで優先することは、まずはそこに住む人の居心地のよさです。(人に自慢したいおしゃれさが何より大事なら別ですけど)

あなたが居心地のいい素敵な空間をつくるためにまず大事なことは、

自分の心が何に「素敵!」って反応するか、知っていることです。

よくあるのが、雑誌やネットの写真をみせていただくのですが、その写真のどこに素敵さを感じるのかわからない人が多いこと。

写真をいろいろ見せていただくのはいいのですが、1枚の写真でもいろいろな要素があります。

色だったり形だったり、部屋の広さだったり置いてある家具だったり、窓から見える景色だったり、インテリアじゃなくって単に写真の明るさだったり。

それらの全てでその写真のイメージはできあがっているのですが、その写真の何に目が行くか、そこから何を感じるかで、あなたが何に素敵さを感じているのかがわかります。

大きな窓に明るく前向きな気持ちを感じるとか、白い部屋にすっきりした気分を感じるとか、木がふんだんに使ってある部屋に安らぎを感じるとか、ビンテージな家具にカッコよさを感じるとか。

素敵だなと思うインテリアの写真を3,4枚選んで1枚の紙に貼ってみます。それぞれに感じることを分析してみます。何か共通することがありませんか?

それが、あなたが目指すインテリアです。

家づくりの時に、写真をたくさん集めてばらばらのまま「これがいい、こうしたい」っていう人は多いですが、1枚にまとめるということをやると、自分が何に魅かれるのかわかりやすくなります。

漠然と「こんな感じにしてください」って依頼しても、全く同じ間取りで同じ素材で同じ家具ではないのでどこかが違ってきます。その写真の中でどこを目指せばいいのかを依頼先に伝えられなければ、せっかくいろいろ考えたのに「イメージと違った」となってしまいます。

それはプロがくみとってくれるんじゃないの?と思いますよね。うーん、くみ取るというか、聞きだすんですよね、だからしゃべってくれる人じゃないと見えてこないんですよ。いろいろ質問しても「わかりません」だけだとさすがにどこも目指せない。

私はコーチングで聞きだして分析してまとめる、ということができるので、イメージづくりは得意ですし好きなことの一つですね。

自分が好きなものを自分でわかっている、ということはセンスうんぬんじゃありません。見る目をもっているか、だと思います。

 

 

「そろそろ家づくり」の方へワークショップ開催します!
【カードゲームでわかるあなたが幸せになる家】
あなたの理想の住まいをビジュアライズする「インテリアコラージュ」と、言葉で表す「カードゲーム」を組み合わせたワークショップを行います。
6月2日 日曜 10時~12時
参加費:おひとり500円
場所:岡崎市内
お申込み、お問合せはメッセージください!


お客様に寄り添う家づくりってどんなんなの?

打合せ回数が多くて、たくさん話を聞いてくれて、何度も変更に対応してくれる。

それが、お客様に寄り添った丁寧な家づくり、って思ってますか?

以前はそう思ってました。実際、そういう対応もしてきました。

でも、回数多く何度も変更に対応することが「寄り添う」じゃないし、何度も変更することが必ずしも「いい家」になるわけじゃないな、って最近は思っています。

無理やり工期に合わせるために打合せをぎゅぎゅっと詰めるのもどうかと思うけれど。

長々とやればそれだけいいアイデアやいいデザインが出てくるかというと、そういうわけでもないです。

ある程度方向性と必要なことと優先順位が見えてくれば、あとは決めるだけのことなんですよ。

ああしたらどうなるの?これはどうなの?こんなの見たけどこれはできるの?

情報収集が得意なイマドキな人は、目先のカッコよさに魅かれて次々と質問してきます。

「どうしてそれがいいと思うんですか?」って聞くと「ちょっと良さそうだなと思って。どうなるか聞いてみただけ」ってことも。

自分が何を望んでいて、何があればそれが叶うか、それが叶ったらその先どうなるか、なんて考えてないんでしょうね。目先のことだけで。

それにいちいち応えてプランに組み込むと、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような、無理やり入れ込んだような、窮屈な家になります。

要望を叶えた家にしたいなら、広く浅くではなく、的を絞って確実にこれはってことを優先させて高めたほうが効果的です。

中途半端にあれもこれもやると、どれもそこそこの成果になって良さが薄くなります。

あれもこれもやりたくなる人は、結局自分が何を望んでいるか、何があれば満足するのかわかっていなくて、情報に振り回されているだけです。

それと、想像力が乏しいですね。

それをやったらどうなるか、自分でイメージできない。だから、突然今までと違うことを言いだしたりする。

そういう人が増えてる気がしますね。

そういう人には長々と話を聞くよりも、自分で自分を振り返るような質問を投げかけて本当に欲しい物を考えてもらいます。常に優先順位を意識してもらう。

そもそも、こういう人は決めることが苦手で決めようとしないから。

決められない人をコントロールして決めるように意識させていくことも、建築士に必要なスキルです。っていうか、けっこう重要なスキルですね。

たくさん話をきくこと、だけではお客様の要望は満たせないし、たくさん聞くことが「寄り添う」ではないと思っています。

家づくりに限ったことじゃないけど。

 

「そろそろ家づくり」の方へワークショップ開催します!
【カードゲームでわかるあなたが幸せになる家】
あなたの理想の住まいをビジュアライズする「インテリアコラージュ」と、言葉で表す「カードゲーム」を組み合わせたワークショップを行います。
6月2日 日曜 10時~12時
参加費:おひとり500円
場所:岡崎市内
お申込み、お問合せはメッセージください!


 

PAGE TOP