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阿波踊り騒動から思う「イベントは誰のもの?」

阿波踊りの総踊りを中止だの強行だの市と協会が対立だのとニュースが流れてますね。

私は一度も見たことないし知り合いがいるわけじゃないし全くの部外者で、マスコミやツイッターでしか状況を知らないけれど。

あれを見ていてイベントってものについていろいろ感じました。

「阿波踊りは誰のものか」

ということを論じるものもあるけれど、そもそも「誰」だけじゃないよね?

イベントっていうものは必ず、見る人(お客さん)・出る人(出演者出店者)・やる人(運営実行委員)っていう三者がある。

見る人はいい、ただ来て楽しんでいただければ。

やっかいなのは「出る人」

この人たちが「出ることが目的なんだからお金のこととか安全面とか集客とか設営とかそういうのは運営が全部やってくれて当たり前」って思ってると厄介だな、って思う。

今回の阿波踊りって出る人と運営が真っ向から対立してて、マスコミでは「総踊りをやるやらない」の点しかほとんど報道されないから、それ以外の点だどうなってるのか、よくわからないけど。

出る人と運営が対立って、そんなイベントあっていいのかって思う。

どうしたらうまくいくのかをなぜ譲歩しないのだろう。自分たちの主張ばっかりで。

結局自分たちの優位性を保ちたいだけなんじゃないの?って勘ぐってしまう。

そもそも4億円の赤字がいいわけないし。

ネットでは徳島新聞の利権うんぬんって出てくるけど、昨日見たニュースではひとこともそんなこと言わず単に「チケットが売れない、4億円の赤字」っていうだけで。対立構造のなか踊り手さんの熱意と観客の応援っていう絵面を見せて勝手に盛り上げて。

報道する側は同じ立場だから徳島新聞を非難することはやらないんだー、って思っちゃう。

 

出てるだけの人はわからないだろうけど、イベント運営って本当にお金がかかるんですよ。

安全確保で人一人立っててもらうのにもお金がかかる、コーン(三角の赤いヤツ)立てるのだってお金かかる、拡声器借りるのだってお金がかかる、案内看板立てるのだってお金がかかる。

何も問題なく運営するためにはお金と労力が必要なんです。

問題なく上手くいくことが前提で、不備があると文句言われるのは運営。

長蛇の列ができて待ってるお客さんから罵声を浴びるのは仕方ないというか申し訳なく思うけど、

出店してる人から打開策の提案もなく文句だけ言われるとほんとに腹が立つ、自分たちの売上あげることだけ考えてんじゃねーよって思う。

「イベントは誰のものか」って、やったことも出たこともない人間だから言える愚問の極みだなって思う。

 

 

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