建築士のお仕事は現場で作業してつくる、ということはしません。
じゃあプラン考えて図面かくだけなのね、と思われがちですがそうではありません。
ここがとてもあやふやで微妙なところで大事なところで現場によって建築士によって大きな違いがあるところ。
建築士が現場を見ないで終わってしまう現場もあると思います。ひょっとしたらそのほうが多いかも。それが、欠陥住宅たお客様とのトラブルの元になるのですが。
今日、私は先週上棟した現場に行って現場確認してきました。いわゆる「工事監理」です。「工事管理」ではありません。
行ってしたことはこんなとこ測ったり
こんなところ測ったり
大工さんの質問に「どっちの部材を先に取り付けることが法的に正しいのか」ということを教えたり。
そんなことをしてきました。
監理と管理、どちらもカンリだけど役割が違います。
管理は現場監督さんが行います。それだけでも現場は回っていきます、家は出来上がります。
でもそれは、形として出来上がったという状態なだけで、品質として正しくできた、ではありません。
そこで、監理、が必要なんです。
監督だけできちんとやっとるわー、というのが世の中の工務店さんたちの意見ですけど、
監督さんの「きちんと」と建築士の「きちんと」は意味が違います。
監督さんは現場施工のスペシャリストなので、段取りとか施工性の良さとか材料の上手な使い方とか丈夫さとか、経験値でいう「きちんと」です。
建築士は法的性能的根拠に基づいての「きちんと」です。
監督さんで建築士をもってる方もいますが建築士を持ってるからといってちゃんと建築士に必要な知識が正しくアップデートできてるかは個人差が大きい所。
つくる人と考える人はやっぱり視点が違うんです。一人で全部はやっぱり無理があるし落ち度がある、そう思います。
手順さえ同じならみんなが同じように美味しい料理になるかどうか、ということと似てるかも。
建築士の監理がしっかり行われている現場、これが木造住宅でどのくらいの割合なのか調べたらこわいことになりそうですが。一応、名前としては誰が工事監理するかって書くところがあるし残るんですけどね、書類上は。
なかなか、住宅業界の闇の部分です・・・。
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