よつば暮らしデザイン室

ブログ

Monthly Archives: 8月 2018

あなたの行動を妨げている物は何?

おかたづけ実践サポートに伺うと、そのお宅特有の「何か」がやたらと多いってことがあります。

こちらのお宅はこんな感じでした。

文房具が、しかもハサミがこんなに。ちなみに3人家族のお宅です。部屋数よりもハサミが多いじゃん。

先日うかがったお宅は布団が押入れ2,3か所にいっぱいで、それを運び出すだけでトラックほぼいっぱいに。

キッチンのおかたづけをしたお宅はあっちからもこっちからも出汁パックがでてきたこともありました。

そのお家の生活スタイルというか無意識に気にしていることの物がついつい増えていく、という傾向があると思います。

工作や紙ものが好きな人はハサミがいっぱい。

出汁にこだわりがある人は出汁の安売りをみるとつい買っちゃう。

親戚や人が集まったときのおもてなしをきちんとしたいと思っていると布団や食器を大量にストック。

無意識に思い込んで溜め込んでいるもの、あなたのお家もきっとありますよ。

見て見ぬふりをしている収納場所を全出しすることでそれがわかります。

見て見ぬふりをしている物たち、それがあなたの行動を妨げてます。

一人でそれをかたづけるのはしんどいですが、

私のかたづけサポートではコーチングでやる気をおこしてからとりかかるのでやらずにいられなくなるから必ず実行できますよ。

 

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新築の時に仏間をつくる?つくらない?

みなさんのお家には仏壇ありますか?

仏壇のあるお宅は毎日手を合わせていますか?

新築の時、仏間をつくる家は減ってきています。新築はどうしても30代の若い家族が多いので仏壇を持ってること自体が少ないですから。

今は長男でも親と一緒に住むことが減っているので、家を受け継ぐ=仏壇を受け継ぐ、ということも減っているのかもしれません。

今日、とても興味深いブログを読みました。

仏壇ってそもそも何なのっていう話をしよう、ただの位牌を置く棚じゃないぜ

『家に仏壇を置くということは

毎日お寺のご本尊をお参りできるように

「家の中にお寺を建てる」ということであります

お位牌がないということは

まだ誰も先立たれていないというだけのことで

家を建てたら仏壇を置くのが本来の姿です』

 

私の家は私の祖母が亡くなって仏壇ができた家です。それ以来、今でも、毎日仏壇にはごはんとお茶をあげて月命日のお参りにお坊さんがやってきて、お墓参りも両親は頻繁にいっています。私も、今は実家暮らしなので毎朝お線香をあげています。

仏さまというより、自分のルーツであるご先祖様を大事にしよう、という想いで仏壇に向かっていました。

亡くなった人を祀るという意味だけではないのですね。

『そして、よくわからない形になり

だんだんと自分の死生観もわからなくなります』

最近のモダンな仏壇にはびっくりします。位牌が並ぶくらいの大きさで蝋燭も立てずにLEDライトが内蔵されてたり。

何百年のという人間の歴史の中で意味があってできあがった形あるものをあっさりと無くしてしまってよいのだろうか。

形式的なことだけやったって意味ないじゃん、といって形を無くして精神は残るのだろうか。

死生観やみえない世界のことに子供の頃日常でふれることがないままだから、精神のよりどころが無くなってしまうのではないだろうか。

 

家の設計の時、最近は面積にゆとりがない家も多くて現実的な暮らしやすさを優先して使うかどうかわからない和室を無くしたり、「最近の仏壇は小さいですよ」といって仏間をなくしたりすることがあるけど、

日常的なことだけを考えてつくった家に精神のよりどころは生まれるのだろうか、とちょっと考えてしまいました。

 

 

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工務店の社長の人柄が家づくりに影響する訳

建築っていうのはどんなに小さい建物でもいろんな業者の職人さんが現場に入ります。

その現場の職人さんを束ねるのが、現場監督さんです。

現場監督と職人さんとの関係、これがなかなか興味深い。

私はいくつもの工務店の仕事をしているのですが、現場の職人さんというのは現場監督さんと似た人が集まってきますね。

類は友を呼ぶってやつです。

穏やかでいい人なタイプの監督さんだと職人さんたちも穏やか。

声が大きくて威勢がいいタイプの監督さんだと職人さんも威勢がいい。

口が達者でお調子もんな監督さんだと職人さんもそんな感じ。

監督って言うのは職人さんにたちに指示を出す人、いってみれば現場のヒエラルキーのトップです。

どの業者を使うか決めるのも監督さんってこともあります。

そうなると当然、監督さんが「使いたい」と思う業者が集まってくるわけで。

もともと似た人が集まるってこともあるけど、

職人さんにとっては監督さんの指示を目指して仕事してるし、その現場で一番よく接するのが監督さんなので、

監督さんの影響を受けてるんですよね、知らず知らずのうちに。

本当はそんなに穏やかな人じゃなくても監督さんが穏やかな現場だと穏やかな状態になる。

そんなに威勢がいいわけじゃないけど威勢のいい監督さんの影響で現場では威勢がよくなる。

 

どんなグループや組織でも、トップの人間の気質はメンバーに影響しますね。

地場の小さな工務店だと社長=現場監督で、職人さんへの影響は大きいです。

さらには、お客様への対応も社長がやることも多いので、社長=営業=現場監督っていう工務店はその人の人柄が最後まで大きく影響すると思ってください。

フィーリングが合わない、と思ったらやめといた方が無難です。

結局は信頼関係なので、家づくりって。

 

先日チェックに行った現場。ここはいつも穏やかです。

 

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