よつば暮らしデザイン室

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Category Archives: 家づくり・段取り

カフェ好きさんの家づくりお勧めの方法

カフェに行くのは好きですか?

週末の朝は家族でモーニング
カフェめぐりが趣味
お気に入りのカフェの時間でリフレッシュ

そんな人も多いのでは。

あなたが注文住宅や家購入を計画中なら、積極的に家族とカフェに行くことをお勧めします。

カフェに行く目的は、そこでの美味しいランチやスイーツやコーヒーだと思いますが。

せっかくですから、そこでこのカフェのどこが好きか、家族で互いにPRしてみてください。

できれば、食べてるものではなくて、テーブルや椅子や照明や窓といったインテリアや居心地についてです。

この椅子すわり心地いいよね
窓大きくていいよね
天井高くていいよね
この薄暗い感じいいよね
テーブル大きくていいよね
このカウンターかっこいいよね

こんな感じで。

さらには、もうちょっと踏み込んでみましょう。
その良さがあるとあなたがどう受け取るのか、どういう気分になるのか、を考えて欲しいのです。

この椅子座り心地よくて、ゆったりした気分になるよね
窓大きくて明るいから、気分も明るく前向きになるね
天井高くて、開放感あるよね
この薄暗い感じ、隠れ家って感じで落ち着くね
テーブル大きくて、いろいろなことができて便利そう
このカウンター、木目があって本物って感じが高級感あってかっこいいよね

こういうことを意識してみると、自分が何に居心地の良さを感じるのかわかってきます。

なんとなく感じていることを口に出すって大切ですよ。
意識するとそういうものが手に入りやすくなるから。
これから始まる家づくりの打合せで、要望をきちんと伝えやすくなります。

あなたが居心地のいい家を欲しいと望むなら
これからの家づくりに必ず役に立ちます。


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夫婦の意見が合わなくて家づくりが進まない時に話し合うこと

新築でもリフォームでも、今まで相談を受けた中で意外と多いのが

どちらかがやる気になってるけどどちらかがその気にならずに話が進まない、という方です。

二人ともその気になっていれば、あとはどこに依頼するかとか、どこの土地を購入するか、という具体的な話になりますが、

そもそもその段階にもならない、という方は意外といらっしゃるのでは、と思います。

そしてそういう人たちが相談するところがないんですよね。

だって、ハウスメーカーも不動産やさんも、建てるかどうかわからない人に時間を割くような無駄な営業はしませんからね。

家づくりというと奥さんが熱心、というイメージがあるかもしれませんが、そうでもありません。

ご主人だけで相談に来られる方も何人もいらっしゃいました。

意見が合わないポイントは、どこに住むかということだったり、新築なのかリフォームなのかだったり、工務店かハウスメーカーかで対立したり、そもそも賃貸でもいいじゃんだったり。

日常の中でも、夫婦と言えども意見があわないことなどいくらでもありますよね。

意見が合わず平行線で先に進まないとき、視点を変えて話し合う必要があります。

意見が合わない場合、どちらかが反対意見をいうから意見が合わなくなると思いますが。

たとえば、

今住んでるところから離れたくないとか、実家の近くは嫌だとか、リフォームするお金がもったいないとか、小さい工務店は信用できないとか。

そのことに対して理論武装して説得しようとしても、まず無理です。

口に出して言える不満の奥には、何かしらの価値観が潜んでいます。

ネガティブ感情こそその人の核心につながってることはよくあることです。

お互いの、あーしたい、それは嫌だ、これはどうだ、を言い合ったところで埒があきません。

目先の物・事はいったん脇に置いておいて。

その根本にある価値観に目を向けましょう。

人が自分でわかって言葉にだせる想いなど、実はとても少ないと思います。

表面上は違うことを言っていても、目指すところが同じであれば、お互いに納得できるはずです。

だから夫婦になったんでしょ?

ハウジングコーチをしていると、セッションが終わってお二人の互いの理解度がぐっと深まった感触をうけます。

なんとなく「そうだろうな」と思ってはいたけどそれが明確になった、という感想はとても多くいただきます。

なかには、「そこまで考えてるとは思わなかった」なんて改めて惚れ直す!?かたもいらっしゃいます。

家や土地はなんども簡単に取替がきくわけではありません。

生活にあたえる影響はとても大きい買い物です。

住まいについて考えることは人生について考えることです。

あなたと家族がどんな人生を送るのか、土地や家はそのための手段のひとつです。

あそこに住みたい、ここは嫌だ、こんな家がいい、あの会社がいい、そういう目先の具体的な話をする前に、

これからの人生を、どんな場所で、どんな時間で、どんな想いで暮らしたいか。

そういう話合いをぜひしてください。

ハウジングコーチは、その話し合いの場をつくります。

ハウジングコーチとは ⇒ コチラ

信頼できる工務店かどうか見抜くための質問とは

「いい家」この定義はほんとうにさまざまです。あっちの会社で「いい」と言われたことがこっちの会社では「それほどでもないよ」と言われることなんてめずらしくありません。家づくりを提供してるハウスメーカーも工務店も建築家も、自分たちがつくってるものは「いい家」だと思ってます。そういう前提で営業トークを繰り広げます。

そのトークが集客するための営業トークなのか、本当にいい家を提供したくて考えて話していることなのか、それを専門知識のない素人が見抜かなければなりません。

家づくりはあれもこれもが同時に成り立たないことはいくらでもあります。すべてにおいて高性能でデザインも素敵で素材は安全な自然素材で・・・。なんて家はおそらく一般庶民では手が出ない金額になるかと思います。残念ながら今の日本の住宅業界はそうです。

そんな中で何が「いい家」なのかを考えて自分たちはこれを提供しようと決めて、どの会社も自分たちの考える「いい家」を提供しているはずです。

なので、営業さんなり工務店の社長なり、あなたに勧めてくる人にはこう聞いてください。

『他の方法を採用せずにその方法を勧めてくる理由はなんですか』

「方法」の部分は「工法」「製品」「素材」「方針」とも言えます。

たとえば「うちの会社では断熱材はこれ使ってます」だったら「あなたの会社で採用してない断熱材ってどんなものがありますか?それを採用せずにその断熱材を勧める理由はなんですか?」という感じです。

間取りでも「こういうプランを作成しました。いかがでしょうか?」とプレゼンされたら「他に採用しなかった間取りはどんなものがありますか?それをプレゼンせずにこのプランを見せてきた理由はなんですか?」

「うちの会社ではこういう工法でやっています。」「うちはこれを採用してます」「こういう段取りで進めていきます」「わが社はこういう方針です」

すべてにおいて、その理由を聞くのです。大事なのは「いろいろある中でなぜそうなのか」が説明できるかどうかです。

自分達の良さだけをアピールしてくるような会社は家づくりのあれこれを真剣に検討してない可能性が高いです。

メリットやいい点だけを説明されて納得しないでくださいね。その程度の説明はマニュアル化されてるので。

専門的なことをあなたが理解するかどうかは別として、いい家を求めて細部まで検討しているかどうか、そういう真摯な姿勢をもった会社かどうかを見分けてください。

ただし、信頼できる会社かどうか、と、あなたの価値観に合った家を提供しているかどうか、は全く別問題です。話を聞いて感動して「ここなら信頼できる!」と勢いで決めないでくださいね。

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