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住宅ローン返済に不安を感じる人へ

先の見通せないことは誰でも不安を感じるものです。

不安はほかっておいて無くなるわけではありません。一時的に忘れたとしてもまた同じような状況になると同じような不安がやってきます。

不安をなくす(小さくする)のにためには、解決方法を知るということも大切です。

解決方法を知るにはどうしたらいいか、まずはそこを調べることです。

不安っていうと心理的なアプローチを考えるかもしれませんが、案外と実務的な方法を知ることでぐっと楽になることが多いと思います。

法的なことなら市民相談窓口のようなものが市役所にあることが多いです。救済窓口がまずはどこにあるのか、どんなことが相談できるのか、それを知るだけでも心理的な不安はぐっと減ります。

コロナ禍で収入が減り住宅ローンに不安を感じる人もいるかもしれません。今は大丈夫かもしれませんが。

借りている金融機関に早めに相談することです。返済期間を延長する、月々の負担を小さくする、など方法があります。
(上記の方法は総返済額が減るわけではありません。詳しくは金融機関にお尋ねください)

にっちもさっちもいかないような状況になる前に、解決策をできるだけ知っておいて、選択肢が多いうちに対策をたてることが賢明だと思います。

不安定な時代に住宅ローンをどう組むか

コロナで経済が低迷していく中、収入が減って住宅ローンが払えなくなる人が増えてくる、というニュースをたびたび見ます。

コロナ第3波と住宅ローン「終の棲家」重荷になる人が続出

ここにある事例がそのまま事実なのかはわかりませんが、ないとは言えない状況でしょう。

住宅ローンを組む時、まず自分たちがいくら借りれるのだろうと気になると思います。でも、気にしなきゃいけないのは、借りられる金額より、返せる金額です。

住宅ローンを組む時、誰に相談しますか?住宅会社の営業さん?銀行のローン担当者さん?

どちらも相談相手にはふさわしくありません。

なぜなら立場として、たくさん借りて欲しいという大前提があるからです。

住宅を売る側もお金を貸す側も、「あなたはこれだけしか借りれないですよ」とは言い難いですよね、商売上。それは悪いことしてるわけではなくて、商売だからです。

そういう立場の人にそもそも相談すること自体が間違ってます。

住宅会社や銀行とは関係ないファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーといった、相談を受けることを専門としている第三者に相談することが必要です。

今現在の支払える金額や収入に対してだけで判断するのではなく、

今後の教育資金や老後の備えの増加に耐えられるか、金利上昇に耐えられるか、万が一収入が数か月減った場合の生活資金が確保できるか

余力をもった住宅ローンの組み方をしましょう。

今のような先の見通しが難しい時代、お金の安心材料は優先すべきことではないでしょうか。広告のうたい文句でお得にみえても長い目で見ると負担を強いられるなら安易に選択すべきではないと思います。

そんなこといったら家が建てられない、というならそもそも掲げている要望を見直せばいいことです。人生を不安定にさせるほどの要望なんて、なんの価値もありませんよ。

本当に豊かな暮らしって何?

前回のブログで住宅ローンの完済年齢が平均73歳って話題について書きました。


今まで頭金を溜められない人に繰り上げ返済できるの?年金もまともにもらえないのに退職金使っちゃうの?その返済計画であなたの人生大丈夫?

そんなこといってたら家が手に入らないじゃん!って思うかもしれませんが、無いお金を無理やりあることにしてまで手に入れる必要あるものって、そんなものあるんですか?

73歳までローン払うって計画に疑問も不安も持たない精神はおかしいと私は思いますけどね。30歳で年収1000万くらいの人ならいいですけど。

お金は常に等価交換だと思います。投資の知識や稼ぐ能力がレバレッジになるだけです。

「好きなものに囲まれた生活」「推しに貢ぐ」

そういうフレーズが「豊かさ」のように聞こえますが、私は違うと思います。

生涯にわたって家族が安定した生活を送ること、これが成り立つ上での「好きな物」「推し」じゃないですか?

安定なんてそんなつまらない人生!

っていう人いますけど、やるべきこともやらないで自分の好きなことに走るのはただの無責任な幼稚な人格だと思いますね。

好きなことやって成功している人は、見えないところで安定を確保する地道な何かをしているんですよ。

成功してるようにみえる人は基本的に稼ぐ能力がある人です。

好きな物が手に入る生活したいなら、それに見合った稼ぎと蓄えは必要なんじゃないですか?

今の日本人は、生涯にわたってかかる費用が昔に比べてかなり増えてると思います。物質的なレベルが全体的に上がっているから。それに対して収入はおそらく上がっていないでしょう。

国の政策うんぬんって話はあるけれど、自分のお金のなさを政策のせいにするのもちょっと違うと思います。

豊かさって何?

今の世の中は素敵に見える物や事であふれています。流行りもどんどん作られていく。

それについていこうとしたらお金なんてあっという間になくなりますよ、一般庶民は。

好きなものを集める暮らしは豊かさを招かない、そう思います。