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おうち時間を心地よくする照明器具

最近はダイニングやキッチンにペンダントライトを使う方が増えてきました。照明器具も大手の器具メーカー以外でおしゃれなものがとてもたくさんあります。

その中でもペンダントライトは照明器具以外の分野の物づくりの方が手掛けた物が増えています。クラフト系のマーケットイベントに行くと木工作家さんや陶芸作家がランプシェードを売っていることも多いですね。

ペンダントライトは低い位置にあるので目に留まりやすくインテリアのアクセントなります。照明器具ひとつで部屋の雰囲気はぐっと変わります。

照明器具って新築や引っ越しで最初に取り付けたらずーっと同じものを使い続けることが多いと思いますけど、ペンダントライトを変えることで冴えない部屋からおしゃれな部屋にイメージチェンジしてみてはどうでしょう。おうち時間が増えた今、おうちに投資することは毎日の暮らしの心地よさをアップすると思います。

3RD CERAMICS

多治見にある陶芸工房です。個人作家でもなく大きなメーカーでもない「第3の陶芸」のあり方を模索してものづくりをする工房です。
このペンダントランプをインテリアショップで見つけた時まさにひと目ぼれ。陶器という固い素材なのにこのやわらかな印象。ランプの見え方も絶妙です。ナチュラルなインテリアにもビンテージなインテリアにも合いそうです。

TRACE FACE LIGHT

こちらは瀬戸にある陶芸の原型メーカーがインテリアアイテムの企画会社と共同で製作したもの。これも、陶器とは思えないニット柄がやわらかな印象を与えてくれます。

瀬戸、多治見、土岐、美濃。愛知の北、岐阜の南東。
このあたりは陶器の産地で小さな工房や個人の作家さんがほんとうに多いところです。どんどん減少していってるけど、大量生産ではない地場産業としてのものづくりが続いていって欲しいと思います。

2020年、家での時間が変わりましたか?

2020年は住まいの役割が大きく変わった年でしたね。

リモートワークをせざるを得ない状況になった人、おでかけしないでおうち時間が長くなった人、今までケーキなんて作ったことなかったけど子供とお菓子づくりした人も多いのでは。

自粛が広まった5月にこのようなアンケートをFacebookでしました。

28人の方がお答えくださいました。ありがとうございました!

①今まで家に興味なくて優先順位低かったけど大事だと思うようになった
 :5票 
②今まで何となく感じていた不満をさらに感じるようになった:4票 
③今までも家での時間は好きだったけど改めて好きだと思うようになった
 :10票 
④家にいる時間が長くなって手を加えたくなった、すでにした(模様替え、DIY,リフォームなど):9票

ここでは③④が多いです。「今までも家での時間は好きだった」と言う人が意外といるんですね。実際に何か手を加えた方も5月の時点で何人もいらっしゃいました。ダンシャリした、って方が多いかな。

②がもっといるかな、と思ってたんですよ。今まで目をつむってやりすごしてきたところが目に触れる機会が増えて嫌になる、とか。

私と交流のあるFB友達のかたは日頃から暮らし方上手の方が多いかも。

今年のような外出自粛や人との交流が減って感じたのは、「家・家族」というのが人間の基盤なのだなということ。制度としても場所としても。

何かあったら立ち戻るところ、支えとなるところ、助け合うところ、失うと経済的にも精神的にもダメージ大きいところ。

収入が減って住宅ローンが払えなくなる、というニュースを何度も目にして私も何度か記事に書きました。

親と子、兄弟姉妹、という家族の形態が不安定な人にとってはとても苦しい1年だったとも思います。
シェアハウスが増え、定住しないどこでも住めるサブスクも出てきました。
血のつながりだけが家族、ではない時代だと思います。

「心から信頼し助け合える人との繋がり」これからはそれがますます強くなるでしょう。

「好きなものに囲まれた暮らし」というようなキャッチフレーズがもてはやされてました。でも私が本当に必要だと思うのは「大切な人と大切なものだけがある暮らし」だと思います。

「私はこれ」と思える確かなものがある人は強いと思います。

思いもよらない事態となった2020年、
あなたにとって「私はこれ」と思える時間、もの、こと、は何でしたか?