Tag Archives: 千日発信修行

あなたの問題を解決してくれるこれからの専門家とは

「あなたの気持ちに寄り添います」っていうようなフレーズ増えてますね。いろんな業種で。

寄り添うって具体的になにしてくれるんでしょう。

話しを細かく聞いてくれる。

なんでも話せる。

こちらの気持ちを優先してくれる。

こんな感じですかね、イメージとして。

知識と経験のある専門家って、以前は「教える」立場にちかかったと思うんです。

それが今は変わりつつある。

以前ブログにも書いたけど、今は選択肢が多過ぎて決められない人が増えている時代、自分がどうしたいかがわからない人が多い時代。

そんな状態で専門家が「教える」という立場で接したら、きっとお客様の意志は行方不明になったまま事が進んでしまう。で、後になって違和感が生じる。

では逆に、先に書いたような「寄り添う」はどうでしょう。

何でも話を聞いてくれるのはとてもいいように見えるけど、それだけでは本人の気づきは浅いままで聞いてくれた満足感が大きく肝心の問題解決が最適なルートを選べない気がします。

これからの専門家は

「癒す+導く」

「同じ方向を半歩先を歩く案内人」

そんなイメージですね。

感情の変化を読み取りそこに最適な知識を与えて最適なルートを示してくれる。

士業は「先生」なんて呼ばれてるけど、いやもう、違和感でしかないです。専門家だから知識は持ってて当たり前です。これからは、知識だけでは問題は解決できない。

ハウジングコーチは、「かっこいい家」「性能のいい家」をつくることを目的としていません。住まいを通してあなたが自分で自分の人生を豊かにすることを導きます。あなたが今までどんな価値観で生きてきて何に心が反応して未来に何を望んでいるのか、それをあなた自身が気づくことから始まります。

「こんな家つくりますよ!」っていう自己アピールはほとんどしない理由はそういうことです。

===================

づくり前の、悩み不安疑問、大募集中です。

↓↓↓ みなさまの応援クリックが励みです!!!wink

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ

29/1000

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

自分のことを決められない、という人が増えている時代

最近いろんなお客様とお会いして感じること。

答えを欲しがる人が多い。

お客様はそれぞれに違う状況で違う悩みや不安をお持ちで、私たち専門家はいろいろな情報や知識を持っていてお客様の悩みや不安を解決に導くわけです。

その悩みや不安の解決の道筋はひとつじゃないわけです。これをとったらこういう結果、あれをとったらああいう結果、といういろいろなパターンがあります、たいていの場合は。

家づくりでいったら、予算を優先するのか広さを優先するのかとか、この依頼先だったらこんな家であの依頼先だったらあんな家とか、とかとか。

そういう解決したい事柄にたいして、今までだったら、情報や知識を提供してこういう方法だったらこうなるっていう道筋と結果を示すと「じゃぁこうするか」っていう最終的な選択はお客様が自ら答えてくださってた。

ところが、最近は、その最終的な選択もこちらに委ねられてる気がするんです。

自分で「こうします」が言えない人が多い。

年齢的に若い人30代がというわけでもなく。50代でも。

50代の住まいの悩みは、子供たちが独立して家は築30年くらいたち老後をこのままこの住まいで過ごす気になれない、かといって立替とかリフォームとか別のところに引っ越しとかどうしたらいいかわからない、という人がけっこういらっしゃるのです。

こういうどれをとっても悪くはないという選択肢がいくつかある場合、結局はその人本人が「どうしたいか、どういう状態がベストか」を持っていないと答えは出せないと思っています。

でも、それをわかっていない人が多過ぎる。というか、答えの出し方を知らない人が多過ぎる。

今は個人の想いが優先される時代です。今までは世間的にとか社会的にとか、こういうもの、という個人の意思以前にある程度道筋があった。適齢期になったら結婚するとか、子供ができたら一戸建てとか、長男が家を継ぐとか、子供が親の面倒をみるとか。今は、結婚しない人も増えてるし結婚してなくてもあまり変な目でみられないし、子供が親と同居することも少なくなってきてるし。

そういう社会的世間的な道筋を選択していれば生きていられる時代だった、自分の意志など考えなくても選択肢を選ぶことができた、そんな時代は決められない人からしたら楽だったのかもしれません。自分で答えをださなくても済む。

そういう生き方をしてきた人たちは、今の時代は自分で自分のことを決められないままかもしれません。

2つ3つの中から選ぶことができても、何でもいいよと言われると選べない。ともいいますよね。

まさにそんな時代だな、って思います。

自分で考えて決める、ということをしてこなかった人たち。魂がさまよってる感じでですかねー。まずは、自分と向き合って自分を知ることからではないでしょうか。

===================

づくり前の、悩み不安疑問、大募集中です。

↓↓↓ みなさまの応援クリックが励みです!!!wink

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ

27/1000

40代独身のこれからの住まい

独身女性がマンションを買うと結婚できない

っていう説もあったりしますが、金利が低い今、家賃を払い続けるなら自分の住まいを、という人も増えてきています。

先日、40代の一人暮らしのかたが建てた一戸建てを見まして。いろいろな事情で親の土地に今まであった実家を建て替えて自分一人で住む家を建てたようです。

それを見ていて、そうだよなーこういうこともあるよねー、って思ったのです。

家を建てる=家族、というなんとなく図式があったけど、独身率が増えてるわけだから40代の一人暮らしも増えてるでしょう。

30代だとまだ結婚の可能性を残してるので自分の住まいまで思いいたらない。でも、40代になると相手ができたとしても結婚しないかもとか、自分の老後もちらつくわけで。そうなると、今のうちに手をうっといたほうがってなるでしょう。40代ならそこそこ貯金もあるだろうしローン組むにも60歳完済とすればまぁなんとか返せるかな、って算段もつくから。

40代っていろいろ境界線な感じですね。人生も折り返しだし仕事人としても折り返しだし。

40代独身で家を建てるということを想像した時。私の頭によぎったのが。

住む人の寿命より家そのものの寿命のほうが長くなるということ。本人が住まなくなったときどうなるのかということ。老後の住まいとしての役割が確実に来るということ。

よくある、30代子育て世代の家づくりだと老後を考えて建てることはほとんどなくて、夫婦と子供という家族が元気に楽しく暮らす家をつくるわけです。その家のとってその時代がメインだから。

40代の人が建てるとなると、50代60代70代80代を過ごすわけです。いつまで一人でその家に今の状態で住んでいられるか。

そんなネガティブなこと考えてたら人生何もできんわー、って言われそうですけど。

私だったら、

もし自分が住まなくなるとか家族が増えることを考えたら、フレキシブルに対応できるようなシンプルな間取りにして質の高い小ぎれいな家にするかなー。個性的なデザイン性を求めるより。

ぜったいおススメしないのが、納戸をつくること。不要なものを詰め込むだけの開かずの間をつくったら人生の負担を増やすだけ。そんなの一人じゃ対応できなくのる日が必ずくるから。

あとは、

自分の家を持つにしろ、賃貸に住み続けるにしろ、老後=働けなくなる=収入が減る、その時の住まいを維持できる財産形成は必要だなぁ、ということですね。これは独身だろうと家族持ちだろうと同じですけど。

===================

づくり前の、悩み不安疑問、大募集中です。

↓↓↓ みなさまの応援クリックが励みです!!!wink

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ

26/1000