よつば暮らしデザイン室

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人気絶頂のアイドルがやめることを外野から見て人生について感じたこと

今日の中日新聞で嵐の会見についての記事があって

「スターの生きづらい時代になった」というようなことが書いてあった。

あの会見を私は見てないしアイドルやジャニーズを日頃全く見ないので、本当に外野から見て感じたことなんだけど。

アイドルって言葉は「偶像」が語源なんだよね、偶像崇拝の偶像。人が勝手に作り上げた崇める存在、人として見てない。

時々芸能記者やネット民達が「有名人なんだからプライベートなんてない、有名税だろ」って言う人がいる。

有名人として大勢の人から慕われる存在と、一個人としての存在。

嵐の大野君にしても安室ちゃんにしても、大勢の人の前で歌って踊ってファンに喜んでもらうことは、心から好きでやってたことだと思う、そこにウソはないはず。

ファンから応援されることは本当に嬉しいだろうし、やりがいもあるだろうし、それを目指して頑張ってきたことに満足感を感じてもいると思う。

でもそれと一個人の人間としての満足感とは全く別のことなのだと思う。

大勢のファンがいる「のに」、多くの人が関わっている「のに」、影響が大きい「のに」、それを辞めるなんて、ってファンの人や芸能関係者は思うのだろうけど。

人に応援してもらったり喜んでもらうことは、本当に生きる力になる。

でもそれは人生の目的じゃない。

誰かのために生きることは素晴らしいしそれが私の生きる意味です!っていう人もいることは事実。

人に喜んでもらうことは力になるからそれを自分の「心からの喜び」に感じてしまうことが多い。

でもそれは本当に自分の生きる源かどうか。

私は、生きる火種は自分の中にしか存在してない、と思っている。

人に喜んでもらうことや応援はその火を大きくするかどうかだけのこと。

圧倒的多数の意見の中でたった一人の自分を貫いた安室ちゃんと大野君の生き方をみて、若い子たちが自分を大切に生きることを真剣に考えてくれたらいいなぁ、と、外野のおばちゃんは思ったよ。

 

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