二人暮らしのキッチンが廊下の片隅の1畳半のスペースって、あなたは狭いと感じますか?
こちらの記事が興味深いです。
『1.5帖のスペースでも快適。キッチンは狭いほうが楽しい?』
夫婦二人で30㎡の1Kの住まい。東京の都心ならではだと思いますが・・・。地方に住めば同じ家賃でもっといいとこ住めるのに。まぁ、そういう事情はおいといて。
私が以前住んでいたところもこのコラムのような1Kでした。たぶんこんな感じでしょうね。
ほぼ自炊してました、毎日。お弁当も作っていたし。意外と料理をすることが好きなんだなーと気づきましたね。
狭いキッチンの良さはなんといっても時短。
動かなくても物にすぐ手が届く。
それと、狭いと工夫するんですよね、頭でとっても考えます、段取りとか、少ない道具でどうつくるとか。
置き場所がないから鍋もフライパンもボウルもザルも1個ずつ。まな板も小さい。
でも料理はできるんですよ。さすがに4人分5品とかは厳しいでしょうけど。
家づくりをされるご夫婦で、実家が大きいキッチンで一人暮らし経験がなかったりすると同じ大きさのキッチンを求める方がいらっしゃいます。
その大きさを当たり前に思っているかもしれませんが、自分にちょうどいいサイズというのは人それぞれですから。
どういう物をどれくらいもっていて、どういう料理をすることが理想なのか。
専業主婦でしっかり料理するのか、料理はほどほどで時短が重要なのか、共働きで妻も夫もキッチンに立つのか、餃子も手作り味噌もしこんじゃうくらいにお家しごとが大好きなのか。
そのためには、何が必要でどんなスペースだったらちょうどいいのか。
広すぎるキッチンは疲れますよ、私の実家のキッチンは6帖あって300センチのシステムキッチンなんですけど。疲れます。冷蔵庫から物を出すのも食器棚から取り出すのも、遠い・・・、面倒・・・、イラッとする・・・。
効率よく快適に過ごすキッチンは、広さよりも、どう使うかどう収納するかという工夫が重要だと思います。
料理をしない人が家づくりの設計ってどうなのかなーって思うことがあります。みんながみんなそうじゃないけど。かっこいい家つくるのが得意(でも料理はしないし収納も苦手なんだよね)、っていう人は多いです。
私だったら、
これくらいの広さだとあれがどれだけ入りますよね、とか、あれはここに収納したほうがいいと思うけどこれだとできないですよね、とか、私はこれをここに入れると使いやすいんですけど〇〇さんはどうですか、なんて会話をしながら決めることができます。
快適で素敵なキッチンのためにはカッコよさの前に使いやすさではないかと思います。