よつば暮らしデザイン室

ブログ

Monthly Archives: 11月 2020

今年中に何を捨てますか?

クリスマスまであと一か月♪

っていうフレーズを何度も聞いた今日

2020年も残り少なくなってきましたね。

年末となると大掃除シーズンですが、物を捨てることは掃除ではないですよ。

掃除というのはホコリや汚れを取り除くことであって溜め込んだものを始末することは大掃除の前にやることです。

年末になって押入から物出してダンシャリって言ってたら、今年もやっぱり掃除できんかったー、ってなる確率大ですね。

なので、12月の大掃除の前に「捨てる」という行為があります。今週末あたりはそのタイミングです。

さて、あなたの捨てたいものはなんですか?

ずーっと気になってる押入の奥?溜まってきた書類?あんまり着なくなった服?冷凍庫に放置された食材?捨てられずにいる思い出のもの?あなたが要らないと思ってるけど夫が捨ててくれない物?

どんなに気を付けていてもやっぱり溜まってしまう物はあります。

私は今朝、ここ1年くらい放置してあった美容関係のものを捨てました。買った時は使っていたのですが、この1年くらいめんどくさくて放置。そこそこの金額したので「もったいない」という気持ちがあって捨てられずにいたのですが、でももう年数経ったものは品質的にもよろしくないので使う気にもなれず。

ばさっと捨てました。金額的には損ですが、それも自分の責任です。

これで、部屋の片隅に放置されていたそいつらを目にするというストレスから解放されました。

捨てたいものは物だけでしょうか。

イヤイヤやっていること、仕方なくやっていること、無駄な時間、好ましくない人間関係、もやもやしていること、そしてそういうことを続けてしまっている自分自身の何か。

今年は何もかもがイレギュラーで手探りで思い通りにいかない年だったと思います。来年もなかなか先の見通しが難しい年でしょう。

だからこそ、何を自分のものとして残すか、厳選して身軽でいたいと思います。

【建築士による家づくりセカンドオピニオンをやっています】
工務店との契約前、契約後、いずれもOK。私、佐藤百世に設計を依頼しなくてもOK。
◎工務店チェックリスト差し上げます。
◎効果的な質問の方法を教えます。
提案された間取りについて本当にこれでいいのか、2社までしぼったけどどう決めたらいいのか、間取りはいいけどデザインがイマイチでどう要望をつたえたらいいのか、などなど。
対面またはZOOMで。対面の場合は岡崎市周辺で。
1回のご相談2時間以内 5,000円(税込)
右上のお問合せから、お気軽にどうぞ。

京都の紅葉と寺院の美しさ

どこへ旅行にいってもそうなのですが、どうしても建物の写真が多くなってしまいます。京都なんてなおさら。何度いっても何度も同じような写真を撮ってしまいます。それくらいいつも圧倒的に美しくてついつい撮りたくなってしまうということです。

南禅寺
堂々としてます。歌舞伎の中で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と名ゼリフをいう南禅寺三門。

嵐山にある天龍寺、世界遺産です。夢窓国師作の庭が有名でみなさんそちらを見てますが、私はついこうやって建物を撮ってしまう。もう建物規模が大きくて、垂木が梁みたい。

天龍寺大方丈の屋根。とにかく大きい。そして瓦屋根って美しいなと改めて思う。

嵐山の湯豆腐屋さんにて。2階からお庭を眺めながらお食事をいただきます。庭に面して全面窓です。柱が細めで数寄屋風です。全面窓で柱細くて、耐震を考えたらこれは良くないんだけど、建築としては魅力的なんですよね。昔の数寄屋建築はこういうのがいっぱいあって、耐震ってなんなんだろうな、って考えさせられる。

清水寺
京都に来るたびにここへ来たくなってしまう。屋根がやっぱり美しい。そして清水の舞台は改修中?足場が組んでありました。こういう建物に足場組むって、京都の建築屋さんは特別なスキルが必要ですね。

とにかく京都は寺院の規模が大きくて豪華。有名どころはたいてい格が上の寺院なのでそのへんの寺院とはわけが違う。今でいうなら、東京にある本社ビルで有名建築家による、みたいな。

将軍塚
ここは穴場?なのかな?京都市内が一望できます。真ん中あたりに見える森のようなところが京都御所。その広さがうかがえます。
京都に遷都されたとき桓武天皇が、ここに巨大な将軍の像をつくり甲冑を着せて塚に埋めるように命じたそうです。都の鎮護のために。今でこそ車があるからいいけれど。こんな山につくれって、権力者は無茶を言いますよね。

さて、紅葉を見ることが目的だったので紅葉の写真ももちろんありますよ。

永観堂のライトアップ
大勢の人でにぎわってました

嵐山
大堰川(桂川)の船から見る山の紅葉、おすすめです

自然界の色彩の美しさ、ため息がでますね
京都はほんとに見どころが多くて、見るもの全て写真におさめたくなる

苦しかった日々を乗り越えることができた私の武器

昨年の私、生きてるだけしんどい、そんな感じだった。

なにかがあったわけじゃない。人間関係でこじれたとか金銭問題があったとか、そんなことは全くなく。仕事の失敗はちょいちょいあったけど。

とにかく、ただただしんどい、それだけだった。

それでも仕事だけはひっきりなしににやってくるので、○時から打合せだから出かけなければ、○日までに申請おろさなきゃ、次までに図面かかなきゃ、メールきてるから返信しなければ、

とにかく日々そんな感じだった。

いつもお世話になってる先生や、占いや、信頼できる人たちにこのしんどさを話したけど。何かが特別悪いということでもなく、もちろん私自身に問題があるようなことを言われたわけでもなく。

たぶん、そういう時期だったのだと勝手に思っている。人に悪影響受けやすいとか落ちやすいとか。

来年はよくなるよ、というようなことを言われたので、ただただやり過ごすことに徹した。

今思えば、そういう時期を超えられたのは「私の真面目さ」だった。

自分で言うのもなんだか、私は根が真面目で。決められたことは守るのが当たり前、という昭和な優等生気質そのもの。子ども頃から「真面目だよねぇ」って揶揄されたことは一度や二度じゃない。大人になった今でも言われる。隙がないとも言われる。

どうしようもないしんどい時期、その真面目さだけで、指先1本で社会になんとかぶらさがってる。そんな気分だった。

真面目さは、私の武器なのだと思った。

本当に苦しい時、その武器が自分の頼りとなる。目をつむっていても使える武器。

私の場合は真面目さだけど、人によってそれはおおらかさだったり明るさだったり優しさだったり。持って生まれた抗いようがない気質、それが最後の武器になる。

というか、本当に苦しいともうそれしかやりようがなくて。考える余裕も自分を奪い立たせる余裕もなく、そうでしか生きられない。

あれはなんだったのだろう、と今でも思う。今年になってしんどさはいつの間にか消えたけど。

真面目だね、と言われることが全然嬉しくなくて馬鹿にされてるみたいで嫌いだったけど。

持って生まれたこの気質をやめることなどできず、長所として得意になってひけらかすわけでもなく、PRポイントとして強く訴えるのでもなく、「真面目だけどそれが何か?」と淡々とこのまま生きていく、そんな気分でいる。

【建築士による家づくりセカンドオピニオンをやっています】
工務店との契約前、契約後、いずれもOK。私、佐藤百世に設計を依頼しなくてもOK。
◎工務店チェックリスト差し上げます。
◎効果的な質問の方法を教えます。
提案された間取りについて本当にこれでいいのか、2社までしぼったけどどう決めたらいいのか、間取りはいいけどデザインがイマイチでどう要望をつたえたらいいのか、などなど。
対面またはZOOMで。対面の場合は岡崎市周辺で。
1回のご相談2時間以内 5,000円(税込)
右上のお問合せから、お気軽にどうぞ。

PAGE TOP