よつば暮らしデザイン室

ブログ

Monthly Archives: 1月 2019

不便だからいいこともありますよね

不便でよかったこと、ありませんか?

便利なことを手間がかからず頭をつかわずできるようになることだとしたら。

手間がかかるとか、考えなきゃできないとか、時間がかかるとか、自動でやってくれないとか、一見不便と感じることでも、

そのおかげで何かしらの「よいこと」があることもあります。

そういうことを「不便益」と呼んでデザインやシステムに活かそうという研究をしている先生がいます。

京都大学の川上浩司先生。

あの「素数ものさし」をつくった人です。

愛知建築士会女性委員会で川上先生をお招きして講演会を開催します

『不便益なモノゴトのデザイン』

日時:1月19日 土曜 14:00~16:00

場所:名古屋都市センター・まちづくり広場(旧ボストン美術館のビル11階)

資料代:500円

詳細はコチラ

一般の方も大歓迎です。

女性建築士の作品パネル展、絵本読み聞かせ、などなど、あります。

不便益は「便利であること」「機械化にすること」を否定したり「昔のやりかた」を推奨することではありません。

便利の押しつけが人の成長や楽しみを奪ってることもあるのでは?

あなたが不便でよかったこと、不便だからこそ楽しいこと、不便で都合がよいこと、ありませんか?

『不便益なモノゴトのデザイン』
日時:1月19日 土曜 14:00~16:00
場所:名古屋都市センター・まちづくり広場(旧ボストン美術館のビル11階)
資料代:500円

お申込みコチラ

 

 

寒さをがまんしなくていい家に住みたくはありませんか

今日は本当に寒かったですね。

空気が冷たくて芯から冷える、そんな感じでした。お家の中でも暖房器具付けてもなかなか暖まらないって人もいたのでは。

私の事務所も寒くて机がいつまでも冷たいんですよね。マウスを使う手が冷たい机にふれてて、もう仕事のやる気が減ります・・・。

暖房で温めた部屋はまだいいけど、トイレ行くのに廊下に出ると「寒いっ」ってぶるっと震えがきたり。

こんなふう寒いということを気にして過ごすのは、あまり快適じゃないですよね。

外が寒ければ家の中も同じように寒くなるのは、断熱性能が悪い証拠です。

冬なんだから寒くて当たり前、寒さはガマンするもの、寒ければたくさん着ればいい、という考えは今の家づくりでは間違いです。

冬でも寒さを気にしないで過ごせる家、これが今では実現可能です。

家中ほぼ同じように室温23℃を保つことができる方法があります。

高気密高断熱住宅で全館空調の家です。35坪くらいの家で14畳用のエアコン1台で十分に暖かい。

しかもその暖かさはストーブにあたっているところだけが暖かくするのとは違って、じんわりと全体が暖かい。

床暖房を使っているお家はその快適さから周りの人にも床暖房を絶賛しますけど、その快適さが家中にある、という感じでしょうか。

玄関あけた瞬間に、「はぁ~ほかほか~」って気分です。

こういう「断熱性能の良さ」って体験しないと本当にわからなくって。

エアコンだけじゃ足りなくてホットカーペットもつける、っていう家しか体験していない人に、じんわり暖かく寒さを気にしないことの快適性をいくら説明しても「そうなんだー」ぐらいの感想しか返ってきません。

一度体験してみてください。ぜんっぜん違いますから、空気の感じが。

エアコンの温風で直接的に空気を暖かくするのではなくて、輻射熱でじんわり暖かいってこういうことなのね、っていうことを感じてほしいです。

今までいかに寒さをがまんしてストレスになっていたか。

寒さはガマンするもの、寒ければたくさん着る、っていう考えは家の質を低下させてるだけです。

体験してみたい、って言う方は体験できるモデルハウスをご案内しますよ。

【お知らせ】

2月24日 日曜 ハウジングコーチのワークショップ開催します。

オリジナルの質問カードを使ってあなたの暮らしの価値観を発見するワークショップです。

詳細は決まり次第発表します。

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空き家を使うアイデアをなぜ募集したかというと

昨日の 空き家を使うアイデアありませんか? の呼びかけにいろんなご意見をいただきました!ありがとうございます!

いただいたアイデアについたはまたまとめてご紹介します。

そもそもなんでこういう募集をしたかというと。

私が所属してる団体で「おかざき相談隊」というものがあります。そこは、不動産屋、司法書士、税理士、弁護士、行政書士、ファイナンシャルプランナー、建築士、という専門家が集まっていて、空き家だとか相続だとか遺言だとか土地売買とかのお困りごとを相談できる機会を提供しています。

今のところ、3か月に1回くらい無料相談会っていうのをやっているんだけど、無料相談会だと「困っている」という実感をもっている人が相談にきてくれることを待ってるだけなんですよね。

これじゃ物足りないな、せっかくこれだけの専門家が集まっているのにただ来るのを待ってるだけって、ていう意見もあって。(実際に手持無沙汰でぼーっと待ってるだけになることも多いので)

もうちょっと積極的に「こんなことがこんな風に解決できますよー」っていうネタを提供できれば

「そんなことできるの?」って専門家がどう役に立つか知ってもらえるんじゃないか、「そんなことができるんだったら相談してみようかな」ってそれほど問題に感じてないことでも一歩進んで事態を改善できるんじゃないか、そう思ってセミナーを開催する計画をしています。

その一環で私が考えてるのが、空き家の積極的な活用。

昨日のブログでも書いたけど、ほかってある空き家が増えてる理由を空き家を持っている人の立場で考えると、何かをするにはお金と労力がかかる、そんな面倒なことはやる気にならない、っていうのが本音なのではないかと思うんです。固定資産税かかるんだから維持してるだけでもお金はかかってるんだろうけど。

なんでもそうだけど、現状を変えるような新たな展開を起こすにはそれなりの「傷み」は必要なんだよね。空き家問題でいうと面倒な手続きやお金がそう。

その傷みの部分を乗り越えて進んだら、現状維持してるだけより収入アップになりますよーとか、人が集まって賑やかになりますよーとか、明るい未来を提示できれば「お!そんないいことがあるのかー」ってちょっと前向きになって行動のきっかけになるんじゃないかと。

で、具体的にこういう手続きが必要でこういう工事が必要で維持するためにはこういうことが必要です、それを私たち専門家ができますよー、っていう話をしようかな、と思っています。

でも、皆さんの意見を読んでいて思ったのは、手続きや工事といったことより

「運営」ですね、一番の難関は。

街づくりにしてもコミュニティにしても、「つくる」ことより「維持する運営」がはるかに難しいってことでしょうね。

建築士ってそこを担えるんじゃないかなーって思ったりもしています。

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