よつば暮らしデザイン室

ブログ

Monthly Archives: 5月 2017

デザインのかっこよさとわかりやすさはどっちが優先か

今日行ったカフェでこんなことがありました。

トイレにいったら私が出ようとしたとき扉の外でおばあさんがウロウロしてて。

そこのトイレは男用女用のドアが並んでてそのドアの中にさらに個室が2ブースあります。その、男用女用の2つのドアのどちらに入ったらいいか迷っていたようなんです。

どういうこと?って思うかもしれませんが、男用女用の区別が「マーク」だけだったんですね。

こんな感じの。

色もどちらも同じ白色で、扉の色は木目が強くて白っぽくて、このマークが目立たない。

迷うのも無理はない、て思いました。

せめて色をはっきりさせるとか、「男」「女」の文字も入れるとか、わかりやすくすることはできるはず。

シンプルにすることでカッコよくオシャレにしたかったんでしょうか。

でも、わかりにくくしてまでカッコよさって必要でしょうか。

デザインで、わかりやすさとかっこよさ、どちらを優先すべきかって、わかりやすさでしょ。

アートだったらわかりにくかろうがなんだろうがいいですよ、創り手の自己表現だから。

デザインって、わかりやすくてナンボ、売れてナンボ、の世界だと思うのですよ。

時々、わかりやすくするために手書きのPOPが付け加えられたりしてますよね。そんなふうにされちゃったら、それってカッコよいどころじゃないですよね。

他者目線。心配り。

それとかっこよさを両立させてこそ、デザインですよねー。

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無駄なトラブルを防ぐ方法が得をするという事実

「打合せ」といわれるもの。お仕事している人なら慣れているかと思いますが。

家づくりは打合せがとにかく多いものです。

自分が伝えたいことに必死になりがちですが、打合せでとっても大事なことがあります。

必ず記録を残しましょう。

ちゃんとアポとって座ってお互いに話し合うような、ちゃんとした打合せならメモしたり記録を残したりすると思います。

住宅会社の人が打合せ記録をとってコピーをくれることも多い、というか、これをしてくれないような会社は管理能力が低いですね、信用できません。

意外と見落としがちなのが、立ち話や電話です。

何気に質問した回答をちゅうと半端に覚えていて、あとになって

「あの時こういいましたよね?やってくれるんでしょ?」「え?そうでしたっけ?追加費用発生しますよ」

こんな行き違いは本当によくあることで、そしてこれが言った言わないのトラブルになるのです。

家づくりに関する行き違いは金額も大きいので「勘違い」では済まないことにもなります。

どちらが悪い、ということではなく、どちらも自分の価値観でものを考えるので行き違いはどうしても起きます。

立ち話したなら後であらためてメールで確認するとか、とにかくお互いに共通認識を持っていることです。

ささいなことで相手への信頼感をなくしてしまうのは精神的にも時間的にももったいないこと。誰のためにもなりません。

相手任せにせずに、自分の価値を下げないためにも話したことの裏付けとしてメモをとることはとても大切です。

それと、そういうことをキッチリするお客様だと相手に認識させること。

そうすると相手もいろいろと気をつけて、細かく連絡してくれたり手をかけてくれたり、何かと「お得」なことも。

やっぱり人間ですからね、キッチリした人(に見える人)にはそれ相応の対応がやってくるものです。

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質を高める力の抜きどころ

一日の仕事をヘロヘロになるまで限界までやって今日一日をやりきったーーーー。

っていう感覚で仕事をしていました、会社員時代は。

ほとんど自己満足の世界ですね。やりきった感を味わうための。

今もそんなところはなくはないけど、年齢のせいか、限界までやると日常生活がおろそかになりすぎて。

なんだか殺伐とした雰囲気の生活になっていくのです。食べなくなったり、物が滞ったり。

もともと仕事好きで仕事中心であることは否めないけど、自分の暮らしというものはきちんと維持したいというのが私のポリシーです。

日常生活がおろそかになると精神的にストレスMAXになっていくのです。

フリーランスは仕事の量も時間配分も自分次第なので、ホントに自分の意志次第なのですが、やってくるものをそのまま詰め込むと、「あれ?いつ休むんだ私は」ってことになってることもしばしばです。

今、そんな感じです(笑) よくない傾向です。

同じスピードで走り続けると長持ちしないんですよね。伸びきったゴムみたいに。

詰め込んでする仕事と、じっくり練る仕事と、ゆるやかに発想する仕事と、意識して緩急つけないと質の向上にならないですよね。

長時間やることがいい仕事じゃない。

質を高めることがいい仕事。

質を高めるための、いい力の抜き加減を身に着けたいものです。

 

 

 

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