よつば暮らしデザイン室

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Monthly Archives: 9月 2016

夫婦の仲がもっとよくなる住まいとは~ハウジングコーチでできること

ハウジングコーチのセッションって夫婦の溝が埋まるかも!?今回はそんなセッションでした。

現在工務店で家づくり計画中のご夫婦。

ご主人へのセッションでわかったのは、仕事から帰ってきたらとにかくゴロっと横になって何もしたくない、誰ともしゃべりたくない、周りに人がいるのは構わないけど。一人の時間は何もしたくない派。

奥さんへのセッションでは、一人の時間はすっごい集中して何かをしてる時間。趣味のことだったり読書だったり。周りに人がいたら集中できない、話しかけられたらビックリする。だから人がいる時は一人の時間にはならない。一人の時間は集中派。

ケンカするポイントはいつもそこなんだそうです。

仕事から帰ってきたらまずは一人の時間でしゃべりたくないご主人、二人の時間がようやくできた奥さんはしゃべりたいけど聞いてくれない。

 

夫婦そろってセッションをするといつもわかることがあります。

二人が一見真逆の価値観を持ってるポイントがあるということ、同じ行動をしてもその目的やそこから得られる感情が全然違うこと。

でも、根っこには同じ価値観があるんですよね、それが前提としてあるから二人それぞれの価値観や感情が表れる。

同じ価値観の部分って二人でいると当たり前すぎて気づかない、違う価値観の部分は衝突する、だからそこばかり気になってケンカになる。

セッションで得られた結果をどう住まいづくりに反映するかというと、二人で共通してる価値観をより感じられるようにすることと、それぞれの価値観を互いに衝突しないように得られる工夫をすること。

 

今回は最初のほうではお二人とも感情がなかなか表せられなくて「こりゃ手ごわいな」って思いましたが、だんだんのってきて出る出るたくさんの言葉が。

帰りのお二人のスッキリした表情、何度も「楽しかったです」といってくれました。

 

新しい家になれば今ある問題が解決するって思っている人は多いかもしれません。物理的に広くなったり設備や機能が加わるだけで解決できることもありますが、一番大事で一番難しいことが感情の部分。感情的に納得できないことはただ広くなったり新しくなったりするだけでは解決できません。それが家族となると互いに影響しあうのでより複雑です。そこを解決する道筋が見つかるのがハウジングコーチセッションです。そしてその解決への工夫を住まいづくりで反映すれば、住まいから得られる心の満足度は単に新しい住まいを得るだけの満足とは納得度が全然違います。

住まいはひらめきのデザインや理屈の機能を追い求めるだけでは全然足らないのです。ってことを、多くの人に知ってもらいたいと強く思う今日この頃。

ハウジングコーチのセッションに興味がある人、ちょっとどんなものか話を聞きにきてください。

9月28日 水曜  10月2日 日曜  無料相談会おこないます。

岡崎市天白町河原63-1 よつば暮らしデザイン室

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進む道を選ぶではなく、進んだことで道になる

あることを決めようと思っています。

ずいぶん前から思ってることだけど、決めたようなつもりでいるけど、なかなか形にならないこと。

私は、理屈で裏付けのあることを順序立てて考えることは得意なので仕事のこととか事務的なことでの決断は早いほう。

それとは対照的に、感性とか感情で決めることはまるっきり苦手。根拠のないことが苦手。

どの道に進もうか迷うとき、どの道を選んだとしても正解なんてなくって、自分で決めた道が進む道。

どんだけ考えたって、占ったって、相談したって、未来がどうなるかなんてわかるわけもなく、保証もない。

そんなことをどれだけ考えたって答えがでるわけないじゃん。

どの道が一番望む道なのか、ちゃんと自分と向き合おう、っておもったとたんに、あれこれやらなきゃいけないことが騒がしくなり自分の心が置き去りのまま今日がおわっちゃった。

このスッキリしない感じは今までしてきたやり方では解決しないってことはわかる。

さて、最終的に望む未来になるために、これから選ぼうとする道がそこにたどり着く道なのか。

うーーーん、どの道をいっても似たような結果になるような気がしてきた。ってことは、悩んだって無駄ってことか。

言うだけ言って、やれるだけやって、あとは天に委ねるか。

どの道を選ぶか、ではなく、最終ゴールを見定めて進むことで道になるって感じかーーー。

 

 

老後の住まいの考え方

住まいに関する相談で今多いのは、60歳くらいのかたのこれからの住まいです。

今日のまちゼミもそういう方たちでした。

子供たちは独立してもどってこない、家は築30年くらい、部屋があまってる、これから先体が弱っていくなか、

リフォーム?引っ越す?このまま?

岡崎は典型的な地方都市でちょっと郊外いくとバスも少ないから車が必須。だけど歳とって買い物行ったり病院行くのに車をいつまで運転できるか、何かあったときすぐ動けるか、そう考えると郊外で住み続けることが不安、周りの人に迷惑かける。

こう考える人が増えてきて、郊外にある今の住まいから中心部のマンションに移る人が増えています。

今住まいがある、そのことに不自由はない、でも将来に不安がある。

この状態で「家をどうしよう」って考えても答えは出ないですね。

考えなきゃいけないのは家のことではなく、自分たちがこれからの老後をどう過ごしたいかです。

中心部のマンションに住むのがいいのか、郊外に住むのがいいのか、リフォームするのがいいのか、正解なんてありません。

自分で考えて決めたことが答えです。

決めるための材料は2つ。お金と理想の暮らし。

限られたお金のなかでどんな暮らしを実現させたいか。

それがわかったら、それにふさわしい住まいはどこでどんな住まいか、って考えるのです。

街で便利な暮らしをしたいか、若い頃できなかった田舎暮らしをしたいか、できるだけ交友関係を広げたいか、ご近所で仲良くしたいか、その暮らしにいくらお金が必要になるのか、住まいにかけられるお金がどれだけあるのか、それがわかれば中心部に引っ越すことができるのか、田舎暮らしという夢を追ってもいいのか、今のままでリフォームがいいのか、こじんまりした賃貸に引っ越したほうがいいのか、答えは見えてきます。

選択肢がいろいろあって決められないってことこそ、答えは自分の中にあります。

60歳くらいになる人に「理想の暮らし」ってなかなか語ってはくれないのだけど、こういう時ひょっとしたら「エンディングノート」って役立つのかな、って今日講座でしゃべりながら思いました。エンディングノートがどんなこと書いてるのか知らないんだけど。

 

☆無料相談DAY開催します。
9月11日 日曜
9月19日 月曜(祝日) 
一組につき1時間程度 お好きな時間で

 

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