よつば暮らしデザイン室

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光浦靖子さんと同じく49歳の私が思うこと

光浦靖子さんのエッセイが話題になってますね。

『49歳になりまして』

わたくし、同い年です。同じく独身です。

”私は独身です。旦那も、子供も、彼氏もいません。わかりやすく私を必要としてくれる人が側にいません。年齢に比例して増えてゆく休み、そりゃ不安になりますよ。長い夜、思っちゃいますよ。「私は誰にも必要とされていない」と。”

”自分に満足するもしないも、他人からの評価でしか決められない。このままいくと、私はいつか、壊れるな。どうにかしなきゃ。”

”自由奔放に生きるなんて私から最も遠いことです。もうすぐ50歳、もう考え方を変えられるほど柔軟じゃない。だったら、ひん曲がったなりにナチュラルに生きてみよう。”

とてもとても、他人事とは思えず読みました。

手を抜いてきたわけじゃない。やりたいことをやり自由にいきてるんだぜって顔して、自分で自分の道をつくってきた気になって、それなりに生きてきたけど。

でも本当は、心の奥そこに自分の中で置き去りにしてきた何かがある、そして足の裏についた米粒のようにそれを感じてきた。

このままでも生きていけないわけじゃない。嫌いなことをやってるわけでもない。

くすぶっている何かは、「どうせ私には無縁」「どうせ私には才能がない」って最初から避けてきたこと。横目でチラチラみながら。

小さな挫折の積み重ねでずーっと避けてきたこと。

他のことでそこそこうまくやったって、本丸攻めなきゃいつまでたってくすぶりは消えないんだよね。

どうせ人生なんて自己満足の世界。私のくすぶってる何かがさらに失敗しようが成功しようが他人には全く関係ないこと。

自分の心の思うままに。貪欲にやればいいのだ。

人生も折り返しを過ぎて、私も置いてきたあれこれを回収しよ。

安易にオンライン化してませんか?

コロナ禍でいろんなことがオンライン化されてますよね。

今まで続けてきたことを何とかオンラインで開催しよう、ということは多いと思います。

先日、今年で30年という長く続いているイベントのミーティングで三密を避けてどう開催するか、オンラインでどうやるか、という話しをしていたのですが。

無理矢理オンラインでやらなくてもいいんじゃないの?例年やってるからといって今年も同じことをやらなきゃいけないわけじゃないよ、という意見がありました。

オンラインでも十分できるじゃん、と思うことと、オンラインじゃ意味ないね、と思うこととあると思います。人によっても違うでしょう。

対面で普通に話せていたことが、オンラインじゃ意思の疎通ができない、ってこともある。

リアルに集まるからこそ体感して盛り上がることが、オンラインじゃ体感できないこともある。

逆に、オンラインなら距離や時間や人数の制約が無くなるので、今まで参加できなかった人が参加できることもある。

今までの当たり前は当たり前ではなく、根本から、それ必要?やる意義ある?ってことを見直すことから、ですね。

コロナ禍は、本当に必要なこと、やりたいこと、求められていること、を精査する大きなきっかけになっているように思います。

長く続くものというのは、こういう難しい場面でもブラッシュアップするからこそ、長く続いていけるのかもしれません。

「生活をさぼらない」ってどういうことだろう

『「君は仕事はしているかもしれないけれど、生活はしていないよね」ってインド人に言われた』

という投稿がたくさんシェアされていた。

そのほとんどが共感しているものだった。

自分で食事をつくって食べること、洗濯すること、掃除すること、すべて君が君の責任においてやること、それらはマインドフルであること、それが大事。とその投稿主さんがインド人に言われたという。

共感した、ということは、食事、洗濯、掃除、といった家事を丁寧にすることを良しとする、ってことだと思う。

これを読んで思い出した、他の投稿がある。

『雑誌とかで見かける「ていねいな暮らし」って言葉がきらい。そんな余裕ない』

っていう内容の投稿。これも多くのいいね!やリツイートがあった。さきのインド人の話とは真逆に聞こえる。

前者の投稿に共感している人も、後者の投稿に共感している人も、実際の暮らしぶりはそう大きな差はないだろう。たぶん、ほとんどの人が一般庶民。毎日働き、あっという間に時間が過ぎ、飢え死するほどじゃないけど余裕があるわけでもない、そんな暮らし。

今の日本で毎日余裕があると感じて生きている人がどれだけいるだろう。お金持ちだって、庶民だって、きっと何かに追われている、実際は。

余裕を感じるかどうかは、主体的に自分で選んで決めていると自覚しているかどうか、それが大きな違いなのだと思う。

毎日3度の食事を手作りしているから余裕ができるわけじゃない。

余裕ができたらていねいに暮らそう、なんて思っていたらいつまでたってもていねいな暮らしなんてできない。

人として生きるという行為を大事にすれば、それは必然的に食べることや身の回りを整えることになるはず。それらをていねいにするということは、自分自身を大切に扱っているように思う。

食事つくりや掃除や洗濯を、義務感でいやいややっているなら、ちょっとその気持ちは横に置いておいて、自分を喜ばすつもりでやってみたらどうだろう。

本当に欲しい物、本当に欲しい暮らし方、何に時間をかけるか、何にお金をかけるか、それらを自分で決めていないと、いつまでも追われる暮らしのままなのだと思う。

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