よつば暮らしデザイン室

ブログ

Monthly Archives: 4月 2018

ニセモノと本物と

今みなさんの周りに「木」でできてると思うもの、どれだけありますか?

床、扉、本棚、棚、トレー、お皿、などなどなど。

たぶん、木目のものがたくさんありますよね。

それ、木に見えるけど木じゃないかもしれません、っていうか、木じゃないことがほとんどです。

新しいお家やマンションとかアパートとか、ひょっとしたら木に見えるけど木は一つもないかもしれません。

上の写真は左が扉で右がバルコニーの手摺です。どちらも木目だけど、木ではありません。左の扉は木目のシートが張ってあります。右の手摺は木の粉が混じった樹脂です。

最近のこういう技術ってすごくって、パッと見は本物そっくりです。5,6年前まではこういう木目のものはいかにも印刷って感じだったのですが、今はほんとにすごくって手触りも木のようにざらっとしてます。

日本人にとって木は身近なもので木でものをつくることは一番簡単だったので木のものはたくさんありました。でも、大量生産できる工業製品に世の中がシフトしてきて木のものは減ってきました。でも、模様としての木は残ってる、そんな程度です。

木といっても、素材としての木じゃなくて、模様としての木が好まれるんですよね、今は。

木は手入れが面倒、年月が経つと汚くなる、という人がいますが、それはちょっと違います。

むしろ、上の写真のような木目のシートはできた時が一番キレイで年月たつと褪せたり傷ついたり汚くなるだけです。そしてそれを補修再生することはできません。薄いシートが表面に貼ってあるだけなので傷がついたり破れたりしたら中の基材が見えてしまうだけです。

でも本物の木は、年月とともに色や素材感は変化してもそれは劣化ではありません。表面が傷ついたとしても中身も当然同じ木なのでもう一度塗装したり磨いたりすれば新品と同じです。

ニセモノは出来上がったその時は良く見えても、10年後20年後には差がでます。

経年劣化じゃなくて、経年変化、経年美化。

10年後20年後も今と同じように快適な家を望むなら、年月たっても変わらず価値を保てる物の選択が必要です。

以前コーディネートしたお家でいくつか提案した中でお客様が選んだのはウォールナットの無垢のテーブル。これを選んでいただいたことでお部屋のイメージが定まりました。

 

 

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私はこういう人間ですので

みなさんは、つい言ってしまって後悔するようなこと、ありますか?

私の場合は、現実はそんなに厳しく言わなくってもっていうことを生真面目に規則を守ろうとしたり、こうすべきだっていうような正論を言って、周りの人から「そんなこと言わなくっても・・・」みたいな態度をとられることが、まぁ割とよくあります。

今日1日で2回ありました(笑)

口に出すその瞬間まで自分は間違っていないと信じて疑わないけど、口に出して相手の反応を見た瞬間、「あ、なんかよくないこと言った?」っていうことに気づきます。

気づいたところでもう遅い。言っちゃったもん。

「あーあ・・・・。またか。」

っていうようなことが今まで何度も何度も何度もありました。

もうほんと、何度も同じことをやるんですよねー。

そうなるとですね、これはもうあきらめるしかないわけですよ。

めんどくさいやつとか、真面目で小うるさいやつとか、言うことがきついとか、自分でもどうにかしたいとは思うものの、どうにもならず。

もう、全肯定するしかなーい。

人からどう思われようが、人を不快にさせようが、人が離れていこうが。

絶対に自分を否定するのだけはやめよう。

しょうがないよねー、こういう人間なんだから。

きっついこと言われても、ちまちまうるさいこと言われても、平気なメンタルをお持ちの方は仲良くしてください。

 

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自分の人生と家族について真剣に考えたことありますか

生きている中で、自分の人生のあり方について深く考えて行く先を決める機会ってどれだけあるでしょう。

進学や就職は自分一人の人生について考える機会ですよね。自分の夢や興味あることを深く掘り下げる機会です。

家族やパートナーとの関係までを含めて考える機会ってなったらどうでしょう。

結婚はとても大きな出来事ですが、家をつくるという出来事も自分の生き方や家族との関係について考えるとても大きな機会です。

でも、そういう意識をもって家づくりに向かう人は少ないように思います。

そんなに深く考えなくてもだいたい間取りが合って予算に収まれば家はできるんですよね。

そもそも家とかインテリアとかデザインとかに興味なければそんなもんだと思います。

ただね、人生で家族とお金と自分の未来について話し合う機会なんてそうはないと思うのですよ。家づくりはそういう現実を目の前にする機会なんです。

家というものに興味はなくっても、家族との関わりかたとか自分のやりたいこととかお金との付き合い方とか、そういうことを真正面から向き合って考えたほうが、人生の幅と深さが増すと思うのです。

めんどくさかったりあまり得意じゃないからといってそこを避けていたら、いつまでたっても現状から変わらない。

自分と向き合い何を考えているかを言葉にして人に話す、という行為は慣れていないとなかなかできることではないし、負の部分に目を向けることは精神的にとてもしんどいです。

でも、やっぱりそれをすることで自分の中の奥深くが見えて自分の軸がしっかりしていく、私は今まで何度もそんな経験をしました。

コーチングという手法は、クライアントさんが自分だけではなかなかたどり着けない潜在意識にたどり着けるようにコーチが質問していきます。あくまでもクライアントさん本人の言葉でご自身のことを語ってもらいます。答えは必ずクライアントさんの言葉にあります。だから、クライアントさん自身が納得できるのです。

家づくりを、単に「家」という物を手に入れる、お金や機能だけで考えるのではなく、家族と人生を創り上げる時間と捉えてみてください。

きっとあなたの人生がもっと自分らしいものとして考えられるようになります。

そんな方のための、ハウジングコーチです。

 

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