よつば暮らしデザイン室

ブログ

Monthly Archives: 10月 2016

説明して伝わらないことは文章を変えることより手段を変えたほうがいいってことか!

おかビズさんで相談しながらセルフマガジンつくってます。

目的は新築やリフォームなど住まいを何とかしたいと思っている人に「ハウジングコーチを活かした住まいづくりコーディネーター」を知ってもらうこと。

そもそも、この事業自体をどう組み立ててどうPRしたらいいかっていう話しからなので、ここまで半年くらいかかってます。

今の家づくりの問題点とか、ハウジングコーチがなぜ必要なのかとか、創る人じゃなくて相談専門の人が必要なこととか、想いばっかりが先行して一般の人へ伝わりにくい、というのが最大の難点でした。

HPにも「暮らしの価値観」ってことを書いてるけど、それを見つけることの良さとか必要性とか実際の家づくりにどう影響するかって話になると、「漠然としててわかりにくい」ってことをずーーっと言われてました。

それと、文章はうまいんだけど長いよね。ってことも。

家というカタチを創る事業の中で、「コーチング」とか「相談」っていう目に見えないサービスの良さを伝えることはとても難しい。そもそも、「住まいづくりコーディネーター」っていう立ち位置が世の中にほとんど無いし。

目に見えない価値、今までなかった価値、これを伝えるにはどうしたらいいか。

ハウジングコーチを始めた2年前からずーーーっと悩んでる気がする・・・。

で、先週おかビズのデザイナーさんに言われたのが、

漫画にするということ。

私がつらつらと語った今まで会ったお客さんのこととか「家の良し悪しが一歩入ればわかる」ってことを面白がってくれて。

その話を漫画にしよう!となりました。

今日は私が書いてきたいろいろな事例をどうストーリーにして漫画にするかっていう相談。

そして、それ以外の今まで書いてた「ハウジングコーチのメリット」だの「メニューの説明」だの、ばっさりカット。

えええーーーー、さすがにメニューは入れないと私が何する人かわからないよぉぉぉ、って言ったら、「あ、そうですね、じゃ、最後のここに」ってちょろっと。

とにかく、よつばデザイン室佐藤百世がどんな人でこの人に相談してみたい、って思わせる流れをつくって問合せさせる、っていう作戦です。

わかりにくいことは説明書きをいくら見やすく箇条書きにしたところで読まれないし理解されない。

それよりも、事例や体験談を読んでもらって興味をもってもらうこと。そのためには漫画のほうが読みやすい。

ほおおおおお~。なんか意外な展開。こんなセルフマガジンになるとは思ってなかったな~。

ようやく、ようやく、見えてきました、完成形が。

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地震大国なのに安全を優先していないという事実

NHKスペシャルで熊本地震で現行の耐震基準を満たす住宅がなぜ倒壊したか、ということをやってました。

耐震性について法律をOKしたくらいでは安全とはいえない、というのが熊本地震で露呈しました。

でもこれは、多くの建築士はわかっていることです。法律をクリアしたレベルの耐震性では大地震には耐えられないと。

NHKスペシャルでは1階に20帖のLDKがあることが倒壊の原因だった、と言っていました。チラっと見えた図面ではキレイな長方形の20帖でした。それ以外にいびつな形はしていないし大きく梁が大きくとんでもなさそうだし、それほど無理な設計ではないように見えました。「全然いいほうじゃん」正直言って私にはそう見えました。もっと無茶なプランなんていくらでもあるし・・・。

無茶なプラン、でも法律上はOKです。

法律上OKな家がいいのか、大地震に安全な家がいいのか。

そう聞かれたらおそらくみなさん、大地震に安全な家がいい、って答えるでしょう。

でも、そうしたら20帖のリビングがダメな可能性高いんですよ。大きな間口のウッドデッキと一体感のある窓なんてのも無理かもしれないし、吹抜けもやめたほうがいいかもしれないし・・・。

そうやって言われたらどう感じますか?

えー、せっかく広々したリビングがほしいと思ってたのに、吹抜けに憧れてたのに、がっかり・・・。

って、なりますよね。楽しみにしてる家づくりのやる気が下がっちゃう、ってことも。

住宅の作り手側はこれを嫌がります。お客さんのテンションが下がることを。

だって、希望は叶えたいし家づくり楽しんでもらいたいし、だいいち、そんなこと言ったら家建ててくれなくなっちゃうかもしれないし。これが何よりもコワイ。目の前にいる見込み客が離れることが。

お客様の希望が叶わないようなデメリットを言うことはとてもとても勇気がいることです。

でも!!!言わなければいけないのだと思います。

そのために建築士はいるのですから。

耐震性だけではありません。

お客様の気を引くデザイン力提案力は向上しても、目に見えない性能や強度について今まで啓蒙してこなかった住宅業界の責任だと思います。

広さやデザインという目の前の欲求を選ぶか、数十年以内に起こるかもしれない大地震に備えるか、費用と労力をかけて両方を叶える方法を探るか。

家を建てる人言いたいのは、要望をあれもこれも叶えてくれることを基準に選びがちですが、それ以外にも道はあってどの道がどういう結果になるのかをきちんと説明してくれる会社に依頼してほしいと思います。

私の提供する「住まいづくりコーディネート」ではこんな住まいについての専門的な知識を説明をしつつ工務店選びをしていきます。

 

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ワークライフバランスがめちゃくちゃですが。

今日まで14連勤です。あと5日くらい続きそうです。ワークライフバランスという言葉がありますが、意味がわかりません。あるとしたら、ワーク100、あるいは、ライフ100です。

私が生きていること、それが仕事になっているから。

「家」という身近なものが仕事の対象だからなのかもしれません。

でも、誰しも自分が日々の生活の中で感じること興味あること考えることが仕事に繋がってるんじゃないの?

むしろそうじゃなく、自分の考えが反映されない仕事してるとしたらそっちの方がよくそんなんで身体もつなー、って思う。

ごはんつくってても、友達と会ってても、旅行中でも、テレビ見てても、家族といても、仕事のヒントが浮かぶことがある。逆に、今日はちっとも気が乗らないって時は事務所でてカフェで仕事することもある。

自分の感性と脳の活動がうまくまわるような時間の使い方を自分で決めてコントロールすればいいだけ。

いくら法律で決めたって、人が決めた枠に自分の暮らしをあてはめるような生き方をしてる人はどこへいってもライフの満足度はあがらないでしょう。

時間の上限を決めることより、生き方の選択ができる人間育てることのほうが大事なんじゃないの?

 

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