よつば暮らしデザイン室

ブログ

Monthly Archives: 5月 2016

リビガクって知ってる?

文房具屋さんの店頭に書いてありました。

『リビガクあります』

なんだ?リビガクって???

答えはこれでした

リビング学習

正確にいうと「リビングで学習する子供をもつお母さんのお助けアイテム」というコンセプトの商品でした。

商品案内サイトはコチラ⇒レッツ!リビング学習

だから文房具屋さんにあるのねー。

子供部屋があるのにリビングやダイニングで勉強する子供、って別に今にはじまったわけじゃないけどね。

最近は、あえてそういう間取りを希望される方も珍しくないです。。

リビングダイニングの一角にカウンターつくって勉強コーナーにするとか。

パソコンコーナー兼用でお父さんがパソコンいじって子供が勉強するとか。

1階じゃなくても2階のホールを広めにして書斎兼勉強スペースにすることもあります。

どちらにせよ、個室にこもって一人で勉強する、というスタイルではないということ。

リビング学習のメリットはこんな感じです。

『小学生のうちは個室に行きたがらない』

『子供にとって「勉強する=お母さんに褒められる」がインプットされているので勉強する姿を親にみせることはモチベーションUPになる』

『親子のコミュニケーションが生まれやすい』

じゃ、個室の勉強部屋がいらないかというとそうでもなく。中学生くらいになって集中したいってなると、やはり個室の環境は大切です。

こういうわかりやすい方法論をみるとすぐ真似して取り入れたくなりますが、

ちょっと待ってください。

それ、本当にあなたの価値観、ライフスタイルに合ってる?子供が小さい今はいいけど、10年後はどうするの?

ハウジングコーチのセッションをすると、目先の要求だけでなく心から望む長く続く価値観がわかるので

「今」だけでなく「人生にわたって続く満足」が得られます。

018

 

 

 

・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

↓↓↓ ぽちっとよろしくお願いします!!!wink

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ

見た目にこだわるだけではキケンな家にしかなりません

間取りやデザインにこだわると、大きな吹抜けやスキップフロアやL型の外形や壁の量が偏ったり・・・

昔ながらの田の字の間取りとは大きく異なるプランになることが多いです。

1階建2階建ての一般的な木造だと「壁量計算」といわれる検討方法で構造強度を測ります。

が、田の字のシンプルな間取りから大きく外れたプランだと、

壁量計算じゃ無理なんじゃ・・・、、、

って思うプランもあります。

そうなるとどうするか。

「構造計算」をします。というか、したほうがいいのですが。

が、、、1階建2階建ての木造住宅で「構造計算」をする習慣がないため、プランにこだわったものの、それに見合った構造強度の検討=構造計算をしないで、「壁量計算」ですましてしまうことが多い、というのが現状です。

1階2階建ての木造住宅だと法的にそこまでチェックされないのでスルーできてしまう、というのも理由のひとつです。

予算と時間かけてこだわりのプランを考えてるわりに

なんで構造だけ壁量計算ですますんだろー、って思う住宅に時々出会います。

工務店さんで見た目カッコイイ住宅をつくっているところに多い気がします。あくまでも私の主観ですけど。

構造計算すると費用もかかるし時間もかかるし手間もかかります。

でも、こだわりの住まいづくりをするならちゃんとそれに見合った手間と費用はきちんと負担すべきです。

お客様が口に出す条件に応えるだけの家づくりでは片手落ちです。

ハウジングコーチでは条件よりも「価値観」を重要視するので、そういう片手落ちになることはありません。

お客様の「価値観」に見合った家づくりをトータルに提案できる、だから満足度が高くなるんです。

都築寿雄0622-1 (2) (3000x1816)
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

↓↓↓ ぽちっとよろしくお願いします!!!wink

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ

強い家が欲しいならこう聞いてみて

予算配分を考えると優先順位をきめなきゃいけなくなります。

そうなると予算が削られるところもでてくるわけですが、

基礎は削ってはいけません。

なぜなら、後々になってなにかあったとして手を加えたり補修したりがほぼ無理だからです。

それにいくら柱が太くて強くできていても、基礎が弱ければそれは意味がないから。

といっても、見積書を提示されて「基礎ちょっと高いから減額してくれませんか」っていうお施主さんはまずいませんね。だってわからないですよね、基礎の良し悪しも高い安いも。

だから、こう聞いてみてください。

「この基礎の根拠はなんですか?」

驚かれるかもしれませんが、多くの木造住宅の基礎は構造計算でその仕様を決めているわけではなく、「いつもこうだから」ということで決めています。だから、同じような面積や間取りでも工務店さんによって基礎の仕様が違うんです。鉄筋の太さとか量とか配筋ピッチとかコンクリートの立上り位置とか。

一般的な間取り、8帖や6帖の部屋が田の字型にならんでるような、の場合はある程度パターン「スパン表」が決まってるのでそれにあてはめて決めていく方法もあります。

最近は間取りもバラエティにとんでいるので20帖の部屋とかあることも珍しくありません。こうなるとパターンにあてはまらないこともあるのでそういう場合は構造計算をしたほうがいいと思います。

が、木造2階建ての住宅で構造計算をしている工務店さんはほとんどないでしょう。構造計算すること自体に費用がかかるし、それによって慣習的にいつもやってる仕様より手間がかる仕様=費用がかかる、というのが理由です。

一般的な仕様におさまる間取りならいいですが、一般的では満足できず工夫した間取りなら、それに見合った構造にしてその分の費用負担は必要でしょう。

構造について内容まで理解することは難しいですが、

「この基礎、なんでこの仕様なの?根拠はなんですか?」

って聞いてちゃんと根拠を説明してもらいましょう。

P1010015-2

 

・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

↓↓↓ ぽちっとよろしくお願いします!!!wink

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ

PAGE TOP