よつば暮らしデザイン室

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Monthly Archives: 4月 2016

思考のクセはいろんなところで現れる

ハウジングコーチのセッションをしていると「家」とは直接関係ない問題が出てくることがあります。

お金のこととか、家族関係のこととか、仕事のこととか。

ハウジングコーチのセッションはさまざまな角度から過去現在未来をみていくので、答えてく中でご自身で自分の「思考パターン」に気づいて「あー、私ってこんなふうに思ってたんだ」「本当はこうしたかったんだ」って新たな一歩がつくれる方もいらっしゃいます。

中には、今自分が問題だと感じてることに固執して自分の思考パターンがその「問題」をおこしてることに気づかない方もいらっしゃいます。

人はいろいろな思考パターンを持ってます。いつも同じパターンではありませんが、ついやってしまうパターン、何か自分にとって不都合なことが起きるとやってしまうパターンとか、人に対してやってしまう(やりやすい)パターンとか、癖を持ってます。

それが悪いわけではありません。その人にとっては防御反応のようなものです。

ただ、それによって自分がなんらかの違和感や「良くないこと」を感じてるならそのパターンを変える必要がある。

今自分が感じてる問題のときだけその思考パターンが起きてるわけではありません。

自分で気づいて一歩が変えられない人は、「これはこうだからこうしてしまうんです」みたいに自分で断定してしまってそれ以上考えることをやめてしまう人が多いように思います。問題の原因は自分ではない、って思いたいんでしょうね。

その思考パターンはそこで起きてるだけではないので、あらゆることに通じてるはずです。そのことにも、気づかない。

セッションで掘り下げて解決を見つけることもいいのですが、それだと肝心の「理想の家」にたどり着かないことが多い(^^ゞ

なので「私はそうなんですねー」「○○さんはそう思ってるんですね」って感じでけっこうスルーです。

でも、まぁ、違う角度から質問してもその思考パターンはやっぱり登場してくることは多いのです。でも、違う場面だと特に問題だと本人が感じることは起きない。

そういうことがハウジングコーチのセッションでは何度もでてくる言葉として見えてきます。違う角度の質問をしても違う場面の質問をしても、同じ見方や思考パターンが出てくる。

それに自分自身で気づくと、ベールがとれたかのように世界が広がります。それが快感だったりするのでそういうたぐいのセッションやセラピーはたくさんありますねー。

でも、その快感あじわってるだけでは、世界は変わらんよ。やっぱり、現実の自分の行動を変えないとねー。

住まいってそういう現実の塊だと思う。

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理想の家を見つけるワークショップ

昨日は『理想の家を見つけるワークショップ』に参加してきました。

会場はココ!『理想の家Club江南』でもあるDIYショップのシュガーハウスさんです。

いつ見てもメルヘンです。

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今回のワークショプはハウジングコーチ協会の平田理事長の今の家づくりの状況とこれからの家づくりに必要なことは何かというお話のあと、

実際にみんながコーチングセッションを試しにやってみる、というもの。

「提案しないコミュニケーション」って意外と難しいものです。人間って自分の想いをのっけて主張をしちゃうもんです。

最後に「理想発見!魔法の7Step」シートで実際のハウジングコーチセッションの内容をほんのちょっと体験。

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感情を掘り起こすとその源にある「大切だとおもっていること」がみえてきます。

それは普段その人にとってはあたりまえに求めていることだったりするのであえて口に出して言うことがなかったりします。

でもそれこそが家づくりにとっては大切な『暮らしの価値観』なんですよね。

 

5月に新事務所が整ったらこんなワークショップを開催したいと思います。

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萬斎さんの狂言を観る楽しみ

年に数回のお楽しみ。これを観ることが私にとっては精神安定剤。

野村萬斎さんの狂言。

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今回は毎年幸田町で行われてる狂言会なので、能楽堂じゃないから雰囲気がちょっと違うけど。

やっぱり能楽堂のほうがいいなー、あの研ぎ澄まされた空気感が舞台上の芸をより引き立てる感じがする。

「はじめてみる子どもと大人のための」っていう会なので狂言についての解説もあったのだけど、

狂言の舞台(能舞台)って何もないんだよね、舞台装置が。音楽もないし、ほとんど。

だから、想像力をもって観てくださいね、ってことです。

歌舞伎は、舞台の総合芸術でこれでもか!ってくらいの衣装と舞台装置と三味線や太鼓や唄がずらーっと並ぶ。

そういうのが目を楽しませてくれるところがあるけど。

狂言を観るようになって、だんだん狂言のほうが私は好きだと気づいた。

歌舞伎もいいんだけど、おなかいっぱい、って感じになるのよね、時々。

ほぇぇぇ~~~、って感じ。

狂言は、余分なものは一切なし。音も人も演者の動きでさえ、決められた型があるのみ。

萬斎さんが舞台上にあらわれると、

会場の空気が変わる。

能舞台だとそれが如実にわかる。

あの瞬間が、たまらない。

全身のセンサーが研ぎ澄まされる感じ。

ほかでは味わえない感覚。

やっぱり、能楽堂いきたいな。

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