よつば暮らしデザイン室

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Monthly Archives: 5月 2013

建築士としての夢

仕事をしていく上で夢があります。

最終的にこうなったらいいな、と(今のところ)思っていることです。

 

建築士の存在価値を高めること

 

建築家と建築士は違います。

独立した設計事務所を営んでいる=建築家、ではありません。

建築家は自分でそう名乗ればいいだけです。

建築士は勉強して試験に受からなければなれません。

建築家は独自の発想を求められます。デザイン面で人から評価されることが重要視されます。

建築士だからといって、デザイン面で独自の発想ができて注目されるような建物を設計できるわけではありません。

そこは、人それぞれ能力の違いです。

ところが現実は、デザイン面のオリジナリティが建築士に求められ、そこで高評価される人間が建築士としての能力が高いととられることが多いように思う。

建築士の業務は「かっこいいデザインを考えること」だけではありません。

建築士に定められた業務として「工事監理」というものがあります。

 

「工事監理」とは、その者の責任において、工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認することをいう。(建築士法第2条7より)

 

よく言われるのが「監理」と「管理」の違い。これについてはまた次回書きたいと思いますが。

工事監理がきちんと行われていない現場が多いというのが住宅業界の現状です。

工事監理は知識と判断力と指導能力がないとできない仕事です。

 

工事監理がきちんとできる建築士の存在価値を高めたい。

工務店から仕事もらってプランつくって図面描いて申請業務して、っていう一方的な仕事の受け方ではなく、

工務店が質の高い家づくりができるように、現場の工事監理だけでなく業務の改善まで提案できる。

「資格をもっているから」という必要最低限の関わり方ではなく、

工事監理をしてくれる建築士と積極的にかかわったほうが会社が繁栄する。

っていうふうに建築士が認知されるような住宅業界にしたい。

 

なんて、ちょっと壮大な夢です。

 

住んでるところにゴミがあっても平気なの?

私が住んでるアパートは時々ゴミが落ちています。

ゴミっていうか、そこにはあるはずないもの、誰かが落とさない限りそこにはないもの。

たばこの空き箱、ポストから出した時に落ちたと思われるチラシ、くしゃくしゃなティッシュ、新聞紙、べちょっとした液体のようなもの・・・。

さすがに新聞紙がベローンと落ちてたときは驚いた。

あまりにも目につくので管理会社に電話しましたけど。

 

気が付かないうちに落としちゃった、ってこともあるけど、

普通は気付くだろ、普通は。

 

普通。

これがそもそも違う。

私の「普通」は「捨てるものはゴミ箱へ」「汚れたものは気分が悪い」

でもそうじゃない人もいる。空き箱を廊下に落としても平気な人。

落とすどころか、道路の植え込みに「置く」人もいる。

 

どういう精神構造してるんだろうって思う。けど。

そういう人たちにとってはそれが「普通」なんでしょうね。

だからその人たちに「ゴミを道に捨てるな」って言ったって「はぁ?」ってなる。

教育とかしつけの問題以前に、

ゴミが道に落ちてること自体が気分悪くならないんだろうか。

 

以前住んでたとこは大家さんも同じアパートに住んでて

ガーデニング好きな感じのいいおばさまで。

管理会社が掃除にくるのは当然だけど

きっと大家さんも気を配ってたと思う。お花がいつもいっぱいだったし。

だからとても快適で7年も住みました。

 

今のところは、長くないと思う。

自分が住んでるところを好きになれないって、結構ツライ。

 

 

 

家をつくる依頼先を分布してみた

あなたが今、パスタ食べたい、って思ったとします。

さて、どこで(どうやって)食べるか。

自分で作るか。ソースはレトルトか。こだわりの材料でつくるか。

ファミレスにいくか。

ランチセットのあるちょっとおしゃれなパスタ屋に行くか。

有名シェフの一皿3000円のリストランテに行くか。

コンビニで買ってくるか。

 

どれもパスタを食べることに変わりはないのですが、

得たい結果は違いますよね。

なんでもいいからとりあえず食べるならコンビニだし。

さすがにコンビニは嫌だな、でも時間ないからファミレスだし。

ちょっと気分よくゆっくり過ごしたいからパスタ屋さんだし。

おいしーーいパスタを優雅に楽しみたいからリストランテだし。

つくる楽しみを味わいたいなら自分でつくるし。

 

家づくりも、家という建物を手に入れるだけでなく

そこから得たい結果や動機に合う依頼先はちゃんとわかれています。

 

分布図

建売は、コストパフォーマンスはよいです、すでにできているので当然こだわりに対応できません。

パワービルダーとは、ローコスト系ともいいますが、(代表的なところでキムタクがCMしているタ○ホーム)

低価格を売りにしている注文住宅メーカーです。

大手ハウスメーカーは全国展開していて展示場にモデルハウスを持っています。

規格やシリーズ化してあり、工場でほぼ製造してくるプレハブもあります。

建築家は、設計と施工が完全分離で、設計者である建築家主導です。

ゼロから考えるのでこだわりには最大限こたえられます。

工務店は、会社によって様々なポジションに位置しています。

1社ですべてにあてはまるわけではなく、それぞれにターゲットがあります。

どうですか?

あなたの家づくりの価値観はどのへんにあてはまりますか?

どうやって見分けたらいいか教えてほしいという方は

お気軽にフォームからお問い合わせくださいね。

 

 

 

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