よつば暮らしデザイン室

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Category Archives: インテリア

意識が変わるかたづけの体験談

かたづけサポートを受けてくださった方から感想をいただいたのでご紹介します。

Q1)サービスを受ける前に悩んでいたこと、困っていたこと、知りたかったことは?

A1)物が多くて片付かない、使いにくいことでストレスになっていた。

 家の傷みが気になっていながらどうしていいかわからなかった。

Q2)何が決め手となって依頼しようと思いましたか?

A2)まちゼミで佐藤さんに出会いハウジングコーチというお仕事を知ったことで現状を打破できるかも・・と相談にのっていただきました

Q3)依頼して(1)に書いたことは解決できましたか?

A3)ほぼできました

Q4)サービスを受けている中でためになる、役に立つと思ったことはどんなことですか?

A4)物をためないための考え方、収納方法についての考え方、おしゃれに美しくみせるための考え方

Q5)サービスを受けた後、暮らしの中で変化したと感じることはどんなことですか?

A5)自分及び家族の意識

Q6)もっとこんなことをして欲しかったと思うことはどんなことですか?

A6)おそうじ業者の紹介

Q8)その他ご感想を自由にお書きください

A8)何年もストレスをためていましたが家がスッキリしてとても気分が良くなりました。

考え方、意識が変わったので今後もずっと役に立つと思います。

本を読んだだけではなかなか実践がむずかしかったのですが、常に相談にのり一緒に動いてくださったおかげで悩みを解決することができました。

本当にありがとうございました。

 

こちらのお宅は築20数年、子供さんが独立されて今はご夫婦2人の暮らしです。

家のあちこちが古くなっていること、何十年も同じカーテンを使っているので変えたいと思っていること、そういったことも今回対応させていただきました。

カーテン選びに家具選び、壁紙選び、この不具合にはどんな業者が適正か、業者の見積もりが適正かどうかの判断、など。

こういったことまで丸ごとできるのが、「かたづけ得意な建築士」だからこそ。

そして何より、ハウジングコーチという「心の整理整頓」をしていくので、かたづけに対する意識が変わっていくのです。

私の提供するかたづけサポートは「かたづく暮らしを維持すること」を目的にしています。

がんばって物を大量に処分してすっきりしたー!っていう満足感を一時的に味わうだけでなく、

毎日暮らしていく中で苦労せずにすっきりした住まいを保てるようになって欲しい、そう思って対応しています。

場当たり的なかたづけではなくて、すっきりした暮らしが続くかたづけをしたい方、お問合せくださいね。

 

かたづけアフター写真

リサ・ラーソン好きな奥様のリクエストでこんな暖簾もつくりました。

ちなみにビフォーはこんな感じ。

ご依頼くださったY様、ありがとうございました。

 

 

 

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注文住宅のインテリアで失敗を防ぐために必要なこと

家づくりは長丁場です。

決めることがとーってもたくさんあります。

家づくりを考え始めたころ思い描いたなんとなくこうしたいっていうイメージ、それをいざ現実化していくために

床はどれにする?ドアはどれにする?窓の大きさは?って具合に次々きます。

床とか壁とかドアとか、誰でも思いつく大きな部分だけではなく

小さい部材、例えば、ドアの周りの枠とか、床と壁の間の巾木とか、棚板とか取手とか・・・・。

色だけでなく素材によってもお部屋のイメージは変わります。

そういうものを次々決めていくわけですが。

目の前のものだけで「どれがいいかな」って考えていると出来上がってみるとちぐはぐになります。

もっというと、工事でできるものだけで部屋のイメージはできるわけじゃなくて、家具置いて日常生活で使うあれこれが置かれてインテリアは完成です。

そういう後から置かれるもの無しで、家づくりの工事の段階でインテリアを完成させてしまうと、生活してからがごちゃごちゃになります。

完成現場で素敵にできあがるのではなく、完成した時は物足りなくていいのです。

最近は、どこの会社もデザインに力をいれるのであちこち飾り棚やらアクセントをつけたがりますが、たいてい過剰です。

完成現場をみてると「おなかいっぱい」って感じる家が時々あるんですよね。あちこちにアクセントクロスがあったり、床の色が部屋ごとにちがってたり。目に入る色の数が多すぎ。うるさい。

こういう失敗がなぜ起こるか。

最終的なゴールのイメージができあがっていないからです。

その都度その都度「いいもの」「欲しいもの」を選んでいるからです。

ひとつの空間にあるたくさんのパーツを積み上げ式に考えてると失敗します。

目指すゴールがあってそれにするためには何が必要か何がいらないか、常に全体を意識してないと。

なんでも自由に選べる注文住宅は、自分の好きなものを次々選びがちだけど。

それ本当に欲しい?本当にいる?あなたの目指す世界はどこなの?っていうコントロールをするのが私たち建築士の仕事でもあります。

そして、なんでもお客様の欲しい物を採用することが「お客様に寄り添うこと」とは違う、とも思います。

 

 

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ニセモノと本物と

今みなさんの周りに「木」でできてると思うもの、どれだけありますか?

床、扉、本棚、棚、トレー、お皿、などなどなど。

たぶん、木目のものがたくさんありますよね。

それ、木に見えるけど木じゃないかもしれません、っていうか、木じゃないことがほとんどです。

新しいお家やマンションとかアパートとか、ひょっとしたら木に見えるけど木は一つもないかもしれません。

上の写真は左が扉で右がバルコニーの手摺です。どちらも木目だけど、木ではありません。左の扉は木目のシートが張ってあります。右の手摺は木の粉が混じった樹脂です。

最近のこういう技術ってすごくって、パッと見は本物そっくりです。5,6年前まではこういう木目のものはいかにも印刷って感じだったのですが、今はほんとにすごくって手触りも木のようにざらっとしてます。

日本人にとって木は身近なもので木でものをつくることは一番簡単だったので木のものはたくさんありました。でも、大量生産できる工業製品に世の中がシフトしてきて木のものは減ってきました。でも、模様としての木は残ってる、そんな程度です。

木といっても、素材としての木じゃなくて、模様としての木が好まれるんですよね、今は。

木は手入れが面倒、年月が経つと汚くなる、という人がいますが、それはちょっと違います。

むしろ、上の写真のような木目のシートはできた時が一番キレイで年月たつと褪せたり傷ついたり汚くなるだけです。そしてそれを補修再生することはできません。薄いシートが表面に貼ってあるだけなので傷がついたり破れたりしたら中の基材が見えてしまうだけです。

でも本物の木は、年月とともに色や素材感は変化してもそれは劣化ではありません。表面が傷ついたとしても中身も当然同じ木なのでもう一度塗装したり磨いたりすれば新品と同じです。

ニセモノは出来上がったその時は良く見えても、10年後20年後には差がでます。

経年劣化じゃなくて、経年変化、経年美化。

10年後20年後も今と同じように快適な家を望むなら、年月たっても変わらず価値を保てる物の選択が必要です。

以前コーディネートしたお家でいくつか提案した中でお客様が選んだのはウォールナットの無垢のテーブル。これを選んでいただいたことでお部屋のイメージが定まりました。

 

 

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