よつば暮らしデザイン室

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心を落ち着かせる灯りの使い方

部屋の照明の色、何色ですか?

今はLEDも増えて灯りの色を変えられるものも増えましたね。

蛍光灯のような白っぽい灯りより電球のような黄色い灯りのほうが落ち着きを感じると言われています。

高層マンションを見てると黄色と白色、半々くらいですね。以前は蛍光灯の白い灯りが圧倒的に多かったですけど。

学生の時、姉とイギリスに旅行にいって姉と友達の家に泊まりました。そこでとても印象的なことがありました。

夜に友達も集まっての食事の後、ダイニングからリビングに場所を移してお茶を飲みながらおしゃべりしましょう、となった時。灯りを暗くしましょうね、と言ってスタンドライトだけにしたんです。決して特別大きなお家でもなく、特別おしゃれな人というわけでもなく。それはとても当たり前のようにそうしていました。

インテリアに手をかけることや、丁寧に暮らすことが、日本では一部のそういう趣味の人がすること、という風潮がある気がします。

そうではなくて、生活を豊かなものにする暮らしの知恵のようなものだと思うんです。

お金や時間の余裕があるからやる贅沢なことではなくて。生活の一部としてする習慣として考えて欲しいのです。

灯りの使いわけはとても簡単にできることです。電球の色を変える、フロアスタンドを使う、それだけでぐっと落ち着いたインテリアになります。

フロアスタンドのように重心の低い灯りは落ち着きを感じます。

今日は疲れたなぁと感じた夜は、灯りを落としてゆったりとした時間を過ごすのもいいのではないでしょうか。

暮らし系YouTuberってご存知ですか?

私さっき初めて知ったんですけど、暮らし系YouTuberって人がいるんですね。

丁寧な暮らし、ミニマリスト、田舎暮らし、そういう暮らしをしている人が実際の暮らしの様子を動画にしてYoutubeで発信しているようです。

ブログやインスタで暮らしを発信している人は今までもいました。かたづけブログとかセンスのいいインテリアをインスタで発信している人が有名になってそのうち本を出す、メディアに登場する、ってことありますよね。

それのYoutube版ってことですね。

Vlog=VideoBlog、っていう言葉も初めて知りました。

発信のしかたって本当に目まぐるしく変わっていきますねぇ。

今日知ったのはこの人

OKUDAIRA BASE

都内で4万円台のアパートに一人暮らしだそうで、食のこだわり、素朴でていねいな暮らし、ほんとに日常そのままを発信してる。

こちらの動画「弟が彼女を連れてきたのでおもてなし」は180万回!も視聴されてます。

もうね、暮らし方というより、見せ方がうまい。断然。それに尽きる。

いいちこのCMみたいな画像、アップとボケ味、明朝体の文字の入れ方、ちょっと暗めな彩度。

雑誌のリンネルとか天然生活っぽい雰囲気。

料理つくりながらカメラで撮るって大変じゃないかな、あちこちにカメラがセッティングしてある中で作業してるのかな。なんてことを考えてしまいますが。

ようするに、センスがいいんだなー、いろんなことに、きっと。

自分の好きなこととやることが一貫してるんだと思います。

今日テレビにこの奥平さんがインタビューに応えていて、
学生時代に学業とアルバイトのかけもちでストレスがたまっていた、会社員になってもっと追われる生活になったらもっとストレスがたまる、月15万あれば生活していける、その中で小さなことの幸せを積み重ねる、っていうようなことを話していました。

それを聞いて思ったのだけど。私は、マクロビオティック的な料理とか、こだわりの道具とか、工芸作家の器とか、家の手入れとか、そういうことは好きです。でも、のんびりした生活ばかりではきっと飽きると思っています。いや絶対飽きる、あくせく働きたくなる。

追われてストレスを感じるような日々の先にある達成感、みたいなことも決して嫌いじゃないんですよね。

そもそも1日中家にいるとか絶対ムリだし。

それにしても、Youtubeってみなさん見ますか?私はミュージシャンのMVとか音楽系YouTuberくらいしか見ないんですけど。
動画より活字で見たほうが断然早い、動画はまどろっこしくてイライラしてきちゃうんですよね。

 

 

 

リモートワーク専用の仕事部屋がない時どうするか

リモートワークを余儀なくされているみなさん、はかどりますか?

本当は家じゃ仕事のモチベーション上がらない、っていう人もけっこういるんじゃないでしょうか。

家はそもそも仕事する用にできてないので、目に入るものは生活感いっぱいだし、趣味のものもあったり、仕事する空気感がないですよね。

私はそういう生活感がある中で仕事するのは、体感的にムズムズと違和感を感じてしまうので、絶対に無理な人です。

独立した当初、最初から2ヵ所家賃を払うことがハードルが高かったので自宅マンションの1室を仕事部屋にしました。

本当はそれでも嫌だったのですが、自分の中でなんとか折り合いをつけてやってました。

仕事と生活スペースを切り離す、これを徹底してましたね。

◎アポが無くても仕事服に着替えてメイクする
◎仕事バッグを持って仕事室に行く(要するに出勤する)
◎仕事の物はリビングに持ち込まない
◎パジャマや部屋着で仕事室に入らない

会社という場所に行かないだけで行動パターンは変えない、ということです。

長年会社員をやってきた人なら、急に家で仕事しろと言われたって戸惑うのも無理もありません。だったら、できるだけ会社行くことと同じようにして、仕事モードをつくればいいと思います。

仕事部屋とリビングダイニングのインテリアも全然ちがうものにしていました。

デスクもパソコンもデスク周りの文房具も白で統一。常にデスクに出ている電卓も白にしてましたね。

逆にリビングダイニングに白は無しでした。

仕事用のひと部屋なんて無い、っていう人も、ダイニングやリビングのテーブルで仕事せずに、小さくてもいいから仕事用デスクを持ったほうがいいです。

そしてそれを、壁に向けるか窓に向ける、要するに、生活空間が目に入らないようにするということ。

仕事デスクの上は仕事以外の物は置かない。できれば仕事デスクまわりの小物は統一感をもたせる。

生活空間と仕事デスクのあいだに見えない結界をはるようなイメージで。

簡単に移動できるパーティションがあるといいかも。

間違ってもソファで仕事はしないと決めることも大事。自分の集中力も保つためもありますが、家族だってだらだらとした寛ぎ空間に仕事モードを持ってこられるのは違和感だと思います。

家族で食事しているところで急に仕事の電話されると嫌だったりしませんか?

リビングで仕事するって、それと同じだと思いますね。

仕事のモチベーションを保つにはカタチから整えることも大切だと思います。

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