よつば暮らしデザイン室

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Category Archives: 家づくり・ハウジングコーチ

事業経営も家づくりも大事なのは○○

今日はある講座でデザインと経営についての話を聞いてきました。

事業を経営する経営者の大事な役割は、ミッションを示すこと。ざっくりでもいいからとにかくこれをつくること。

ミッション
 ↓
ビジョン
 ↓
商品・サービス

実際に消費者には商品やサービスが伝わるのであってビジョンやミッションが伝わるわけではない。でも、商品やサービスというのは情勢や時代で刻々と変化していくものであって、ミッションやビジョンを反映しているもの。
ミッションがしっかりある会社は時代の流れに合わせて成長することができる。

これが今は売れ行きいいからこれを売ろう、これが流行りだからこれを新事業にしよう、っていう外部要因で事業を決めるのではなく、自分たちはなんのために事業を展開するのかを常に考えて事業を組み立てることが企業の成長になる。

経営とデザインは補完しあうもの、でも事業を握るのは経営者。

なんだか家づくりと同じだなー、って思いました。

どうしたって表面に見えるデザインや性能という商品に目移りするけど、大事なのはミッション。

なんのために家づくりをするのか、家づくりとはあなたにどんな価値をもたらしてくれるのか。

そこがブレてると家づくりがブレまくって、できあがってからの後悔の原因になります。目先の「これいいな」を集めただけのパスルのような家づくりでは、あなたの人生を満たしません。

大事なのはミッション=理念。

あなたは新しい家を建ててどう生きるのか。

その理念を形にするにはどんな方向性どんなイメージなのか、では具体的にはどんなデザインになるのか。

いきなり、こんなデザインでつくってください、ではない。

ハウジングコーチがしているのはミッションづくり。

あなたの家づくりという事業を成功させ生涯にわたって満足が続くために、大事なのはミッションです。

 

 

二世帯の家 完成見学会

10月27日28日 岡崎市保母町

予約制です。見学希望の方はご連絡ください。

 

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好きなことがないと突き抜けないのか

好きなことを仕事にとか、趣味をサイドビジネスとか、好きなことに没頭する突き抜けた人が注目あびる近頃。

その反面、趣味のない人、特にこれといって好きなことがない、っていう人がなんだか何もないことを肩身が狭い感じになってたり趣味がないことをつまらない人間、って思ってる人がいる気がします。

先日のハウジングコーチのセッションをしたご主人、「趣味がないんだよねー」っておっしゃってました。

子供の頃はゲームが好き、っていう人はとーっても多いですが、そのまま大人になってもゲーム好きな人が多い中、この方は大人になった今はほとんどしないそうです。

理由は「大人になったらもういいでしょ」

他のこともそんな感じ。

学生の頃は赤色の目立つ服とか流行りものを着てたけど、社会人になったころから紺とか黒とか落ち着いた色を着るようになった、その理由も

「歳相応だから」

好きだから選ぶ、欲しいから選ぶ、という考えがそもそも無いような。

じゃあ、だからといって趣味がない自分、特に好きなこともない自分をネガティブにとらえてるかというとそんな様子は全く感じられません。

コーチングセッションではクライアントさんの言葉だけでその人の想いを読み取るだけじゃなくて、表情や口調は目線などその人の発する雰囲気からも感情を読み取ろうとします。

口では前向きなことを言っても頭でそう言おうとしているだけで心はネガティブなことはいくらでもあります。

このご主人からはそんなネガティブさは感じられませんでした。

「趣味がないから」「大人だから」「歳相応だから」

そんな価値観じゃ人生楽しめないよ!って言われそうだけど、

このご主人はそもそも自分の趣味がないことを気にしておらず「大人だから」「歳相応だから」という価値観で生きることがごく自然のことのようです。

人に語れるような特別なことをすることだけが自分らしさを追求することじゃないのだと、改めて気づかされました。

自分にとってのベストな状態はそもそも何なのか、人より突き抜けることなのか、人の中になじむことなのか。

周囲に流されず自分の価値観を貫くことが結果的に突き抜ける、ですね。

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自分を責めてもいいことなど何もない

ハウジングコーチのセッションでは日常の習慣や得意なこと苦手なことをお聞きします。

自分が苦手なことややる気にならないことを、「だめなんですよねぇ・・・」ってやたらと反省したり、「ほんとは○○したいんです」って言い訳っぽくなる人がいらっしゃいます。

人は誰でも得意なことや好きなことがあれば、苦手なことやりたくないことがあります。

コーチングでは、答えてくれた言葉そのものからクライアントさんの状態を判断するだけじゃなくて、その時の声のトーンや表情や気配でクライアントさんを読み取りますが、

苦手なことや本当はやりたくないことなどを話しているときは、クライアントさんのテンションが下がっていることは明らかに見て取れます。

たとえ言葉としては「やろうと思ってます」と前向きなことを言っていても。

苦手なことがある自分を責めても何もいいことはない。そんな落ちたテンションでいたら上手くいくことも上手くいかないし一緒にいる家族にいい影響が起きるわけがない、見ていてそう思います。

家づくりにそれをどう反映するかというと。

苦手だけどこなさなきゃいけないことをより楽にできる工夫と、得意なことをより楽しくできる工夫と、両方を重点的に優先させます。

洗濯がキライなら最短時間でできる動線にするとか、コーヒー飲む時間が好きならいつも座る椅子の位置から見えるインテリアをおしゃれにするとか。

得意なことをより楽しくできるようにすれば何気ない日常でテンションがあがる瞬間が増えていきます。日頃の気分が平均的に上がるようにすれば苦手なことに対する落ちたテンションを少しでも和らげることができる、そう思うからです。と

苦手なことを責めて無理やりやる気を出そうとしたって明らかにエネルギーの浪費です。コーチングしてるとそういうテンションの上がり下がりが手に取るようにわかります。

苦手な自分を責めてもいいことなど何もないですね。

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