よつば暮らしデザイン室

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Author Archives: mo1620yo

キッチンに収納が欲しい理由はなんですか

家づくりをするとき、私はお客様にものすごくたくさんの質問をします。

部屋数いくつとか予算は、といった基本情報から、この住まいが手に入ったらあなたはどう変わると思いますか、なんてコーチング的質問まで。

あれが欲しいこれが欲しい、という要望はどなたでもすらすら出てきます。今困っていることと今欲しいとわかっていることは人間は言いやすいんですよ。

それだけ聞いて家をつくろうと思えば作れます。住むことはできます。

でも、それだけでは70点だと私は思っています。

20代からこの仕事をして、最初のころはそういうお客様が発する言葉にできるだけ応えようと必死でした。言葉に振り回されてる、そんな感じでした。

でもある時気づいたんです。それじゃ足りないな、ってことに。お客様がわかってる要望をきいてるだけじゃ、お客様が望んでるものは手にはいらないんだってことに。

「あれが欲しい、これが欲しい」その先に望んでるものはあるんですよね。

「キッチンに収納が欲しいんです。キッチン重視です。」そういうお客様は多いです。

Aさんもそんなお客様でした。いろいろな質問をしていく中で何度も出てきた言葉がありました。

「時短」です。

フルタイムでお仕事をして子育て中のAさん。そんなにお料理は好きじゃない、でも子供にはちゃんとつくって食べさせたい、とにかく時短メニューとか時短の家電とか。そうなると、単に収納をたくさんつくればよいわけじゃなくて、むしろコンパクトに大きすぎないキッチンのほうが時短です。動線も重要だし。

同じようにキッチン重視のBさん。「キッチンに収納たくさん欲しいんですよね」とおっしゃいました。

Bさんのお話を掘り下げていくと、テーマは安心安全でした。子育て中のBさん、食の安心安全に関心が高いかたでした。できるだけ地のお野菜を使い、できるだけ手づくりで。食事って健康の基本だと思うんですよね。そんなことを語ってくれました。

AさんとBさん、お二人ともキッチンにこだわりがあったけど、その内容は真逆といっていいほどです。

それを単に「キッチンの収納充実させた家」と捉えてプランして、AさんもBさんも希望にぴったりあった満足する家になるでしょうか?

あれが欲しいこれが欲しいを集めただけのスーパーで買い物するみたいな家づくりじゃ、あなたの人生は満足しませんよ。

まぁ、その程度の人生でよければいいですけど。そういう人は一生自分の人生に不満を言い続けるんだと思います。

あなたの家づくりの目的は?その答えはそんなに簡単にはでてきません。質問にもコツがあります。

それを聴きだすのがハウジングコーチです。

【家づくり1日無料相談日】
◎家づくりを考えてるけど何からしたらいいのか
◎いろいろ探してるけど決め手がない
◎あの会社でこんなこと言われたけどどういうこと?
◎ハウジングコーチって何?
などなど、家づくりスタートラインの皆様のご相談を受け付けますよ。

4月13日 土曜 一家族さま1時間程度
場所:よつば暮らしデザイン室(岡崎市天白町64-1)

ご希望のお時間をお知らせください
右上のお問合せからお申込みください

 

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住む町の雰囲気と個人の幸せは関係あると思いますか?

町づくりとか町おこしをうたってイベントしたり何か建物つくったり、行政やなんか活動してる人たちがやってるけれど、そういうことに関心ありますか?

私は建築が好きなのでどうしても町や地域ということは避けて通れません。建築は土地に根付くから。

それもあるけど、企画とか運営とかコミュニティに興味あるので町づくりで人が集ってイベントなんて企画してるのをみるとうずうずします。

たんに大勢の人を集めて楽しいことをするイベントなら一過性で興行収入があがればいい話でしょうけど、

町づくりはそうじゃない、はずです。

町というからにはそこに住む人営む人が主役なはずです。

その人たちにとってなんらかのメリットがなければ、いくら行政がやろうとどこか的外れな雰囲気が漂うと思うんですよね。

私の住む岡崎市は人口30万人あまり、ずーっと人口は増え続けてます、中学校が新しくできるくらいです。

25年くらい前まで市の中心部だった繁華街は、ジャスコの入ったビルと松坂屋と洋服屋さんがたくさん入ったビルと地元の商店が混在した「町」でした。私が中学高校の頃はそこへ行くことが楽しみでした。

大きく変わったのはイオンができてから。今までの繁華街から数キロ離れた場所にできた広い敷地のショッピングモール。

今までの繁華街はどんどん衰退していきました。かつてあったファッションビルは無くなり松坂屋もなくなり、今は高層マンションです。空き店舗は増え更地は増え人の流れはなくなりました。

町が消えていく。

私はそう感じてます。

それを「さみしい」という感情論で語るつもりはありません。

時間をかけて育まれた地域の色というか匂いというか文化というか、そういうものがなくなっていく気がします。

でも、じゃあそれがそこに住む人ひとりひとりの生活にどう影響するかと考えると、答えがわかりません。

人口は増えてるし、経済的にも恵まれてるほうだし、町もそこそこにぎやかだし、イオンはでっかいし、西武もあるし、生活はとっても便利です。困ることなんてない。

人が集まる賑やかな場所が、町からイオンに変わっただけです。

個人の商店がなくなり、ロードサイドショップが増え、古くなった建物だけがそのまま放置されている町。

今なんて、店で買い物どころかネットだし。

便利だけど、面白くない。それが今の岡崎だとしたら。

そういう町より、なんだか面白くて誇れる町にしたいな、って思うんだけど。そんなこと思う人は少数派なんだろうか。

 

 

住みやすい間取りの特徴

家づくりで悩む人が多いのが間取りです。

なかなか決まらない人だと、決まったと思うとガラッと違うことを要求してきたり、どこかで仕入れてきた情報を真似ようとしたり、いろいろ手を焼くこともあります。

そうやって後からごちゃごちゃ動かした間取りはきれいに整ってなくて動線が凸凹してすっきりしません。

こういうのはパッと見でわかります、後からいろいろいじったなって。

やっぱり、暮らしやすいのはすっきり整った間取りです。そのほうが体に自然になじみます。

後から何かをつけ足したり、強引に押し込んだり、ちょっとずらしてみたり、そういうのは構造的にもあまりよくないことが多いですね。

間取りをつくっていると不思議と、「あ、これだな」ってカチッとはまる瞬間があります。すぐにそれがわかる時もあればなかなかピンとこないこともあるけど。

土地の条件とお客様の要望と、そういうものがうまく納まると「はまる」んだと思います。

お客様の要望をただパスルのように当てはめるわけじゃなくて、省エネを考えた物理的な陽当たりの良さとか、周囲の環境も含めた居心地の良さとか、今までの経験を含めてこうしたほうがいいっていう動線とか、このお客様だったらこれがいいのではっていう提案とか。

間取りは平面のパズルじゃありません。

データに基づく科学的なことも、強度を考えた構造のことも、お客様の好みっていう心理的なことも、考えます。

結局は、そこに住むお客様の暮らし方の特徴が表れる間取りになるんですよね。

何を重要視しててどうだと快適なのか。

なのでそれを読み解くのに、コーチングがとーっても役に立ちます。

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