よつば暮らしデザイン室

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Author Archives: mo1620yo

京都町屋とモダンを合わせたホテル

京都で泊まるなら京都ならではのところに泊まりたい

いつもそう思います。

町屋の面影を残したこちらを選びました。

nol kyoto sanjo

建物ファサードとフロント辺りが元の建物を残しています。

エントランスからエレベーターホールの共有スペースは黒を基調としたシンプルモダン
フロントエリアは当時の梁が残っています。

うす暗いフロントから自動ドアを抜けると一気に明るい吹抜けのエレベーターホールに

杉板を型枠にしたコンクリート壁がかっこいい。しかも浮造り。いつかこの手法を使ってみたいと思う。費用も施工手間もかかるらしいけど。

黒の共有スペースに対した客室は明るい和モダン
黄色味の柾目の木目と白とグレー、鉄板のカラーコディネート
アクセントに黒と渋いゴールド
ベッド背面壁のオブジェは古材を使ってました。

面白かったのが、洗面所を隔てる壁が無いこと

写真左側のゴールドの壁が洗面台の前まで動く間仕切り壁になってます。
側面にも間仕切り壁があって、全部閉じることもできます。

ミニキッチンもある。電子レンジとIHコンロも。食器もカトラリーも。

コーヒーカップが無くて。インスタントコーヒーは置いてあったけど。この大き目の湯のみでコーヒー飲みました。

たぶん、外国人の連泊を想定してたんでしょうね。

こてこてに和を残した町屋より、こういうモダンさと融合した空間が個人的には好みです。

【建築士による家づくりセカンドオピニオンをやっています】
工務店との契約前、契約後、いずれもOK。私、佐藤百世に設計を依頼しなくてもOK。
◎工務店チェックリスト差し上げます。
◎効果的な質問の方法を教えます。
提案された間取りについて本当にこれでいいのか、2社までしぼったけどどう決めたらいいのか、間取りはいいけどデザインがイマイチでどう要望をつたえたらいいのか、などなど。
対面またはZOOMで。対面の場合は岡崎市周辺で。
1回のご相談2時間以内 5,000円(税込)
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和食の板前さんとの会話で仕事について考えた

京都に来ました。まぁ、紅葉の美しさはまたの機会で。

夜食事にいった和食屋さんの板前さんと興味深い話しをしたのです。

お一人で切り盛りしていたその板前さん、この世界に入ったのは料理人になりたかったわけじゃないそうです。

たまたまバイトにいった料理屋さんで面接に行ってそこで2時間半説教されたそうです。その時26歳だったので今まで何してたんだと。そしてそのままそこで修行することになり、20年あまり。

ここまで続いたということはむいてたんですね、と私がいうと。

いやー、この世界でむいてるって言う人はいないと思いますよ。

とかえってきました。

ダメだしされることの連続、下駄で蹴られる、そんな日々を耐えることができるかどうか。とにかく言われたことをこなす。

「気づいたらこうなってましたね。」

ここまでできるように育ててくれた周りがすごい、とも言ってました。

好きなことを仕事にするとか、向いてるとか向いてないとか。

仕事をするって、なんでしょうね。

才能があると思ってやってる一流の人も、向いてると思ってやってる一流の人も、いないのかもしれません。

ひとつ私が思うのは、人に認められることが仕事だと思います。好きだけでやってるのは趣味。「できること」を積み重ねて人に喜んでもらえること。その過程を努力というのか苦労というのか修行というのか、そこは個人の感覚でしょう。

おまかせでいただいたお料理の数々、どれも丁寧でおいしかったです。お出汁の香りにほっとします。

おばんざい櫻川

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時代の変化に対応できる間取りとは

最近マンションや建売住宅の広告に載っている間取りをみると、

在宅ワークしてそうな家具の配置になってるものが多いですね。

リビングの一角にデスクがあったり、今までだったら子ども部屋を想定していた部屋が仕事部屋っぽいインテリアになっていたり。

在宅ワークが増えたからそのぶん部屋数増やしたり床面積を増やしているわけじゃないので、そこは工夫が必要です。

ここ数年は、新築住宅もだんだん狭くなる傾向にあって、はっきりした使い道のない和室が無くなる傾向にあります。

和室は、お客様がきた時用とか誰かが泊まる時用って考えもありましたけど、今は自分たちの好きなことにお金をかける時代なのでそういう空き部屋はもったいないっていう考えが主流です。

たしかに、使わない部屋があるとつい物置部屋になって放置されがちですが。

すべてにきっちり使い道や使い方を固定してしまう間取りも、住まいを長持ちさせるためには不便かなと思います。

今年のコロナ禍ほどの急激な生活の変化じゃなくても、子供の成長や時代によってライフスタイルは変わっていきます。趣味も変わるかもしれない。

そういう時に、あちこちに造作家具があったり、インテリアスタイルがはっきりしすぎていると、変化させにくくなります。簡単に移動できないとか取り外しできないとか。

新築の時に、今の希望を全部盛り込みました!っていう家より、5年後10年後の希望にも対応できるような余白を持たせておくことは必要だと思います。

空き部屋をつくっておけ、というわけではありません。

つくりこみ過ぎないということです。

住宅は長持ちするようになりましたけど、ライフスタイルや時代の変化のほうが短くなりましたから。家の寿命より家族の寿命のほうが短いですからね。

凝ったものより、普遍的なシンプル求めたほうが結果的に使いやすいように思います。

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