よつば暮らしデザイン室

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Category Archives: 家づくり・間取り

窓の外を眺める時間がありますか?

同じ間取りでも空間の豊かさを感じる家と単に実用的なありきたりな家、その違いはどこからくるのでしょう。

空間は何からできているかというと、床・壁・天井・窓です。

壁紙をどうするか、照明をどうするか、ということはどちらかというと装飾であって、その前に、空間を構成する要素をどう組み合わせて作り上げるかということで空間の豊かさは決まってきます。

建築とインテリアコーディネートの根本的な違いですね。

その中でも、窓、これをどう配置してつくるかはとても影響が大きい気がします。

ここから出入りするから掃き出し窓をつくる、ここはトイレだから小さめの窓にする、ということではなくて。

窓は、外と内を繋げるもの。

内側である空間に外をどう取り入れるか、そこから考える必要があると思います。

大きな掃き出し窓をつくっても外からの視線を隠すために一日中カーテンが閉めてあるのなら、視線が入らないところに空が見える窓をつくるとか。

外が見えるといっても隣の壁だし、っていうならば、植栽を配置して光庭をつくるとか。

特別に眺望がいい場所じゃなくても、1ヶ所くらいは空を眺める窓があると何気ない風景に目を奪われて心がほっとする時間になります。

単に、見た目のカッコよさで細長い窓にするとかじゃなくて。外がどう見えるか想像力を働かせてみましょう。

私が子供の頃の勉強机の横に南に面した窓があって。隣の家の塀が目の前だったのだけど空は見えたんですよね。空が明るいなぁと思って外を眺めるときれいな満月だったり。そうやってよく月を見てました。今でも静まり返った深夜に月を眺めるのが好きです。

豊かな空間は豊な時間をつくる。そういう時間が日常にあるだけで心が穏やかになると思います。

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物が増えにくい間取りの考え方

間取り打合せやセカンドオピニオンでよくある質問で

「この間取りで収納って足りるでしょうか、使い勝手はどうでしょうか」という質問です。

まず第一に、今のお住まいでの収納を見直してください。そもそも収納場所に使ってないものが押し込まれているのに、収納できなくてはみ出ているものがあって、「収納が足りない」って言っていたら。それこそ本末転倒です。
自分たちの暮らしにどれくらいの量の活きた物が必要か、把握することができなければ適切な収納はわかりません。活きた物ですよ。使うかどうかわからないけど溜め込んでおく物は無いという前提です。

納戸をつくりたがる人がいますが、基本的に納戸はつくらないほうがいいと私は思っています。あれを上手に使いこなせる人は相当な収納上手です。ほぼ間違いなく、使わないものを溜め込んでおくデッドスペースができてしまいます。
納戸が欲しいと言う人はたいてい、何をしまうかはわからないけどなんでもしまえる場所が欲しい、という典型的な物溜め込み派ですね。

収納の基本は使うところの近くに収納場所をつくるということです。
なので、どこで何を使うか、その量はどれくらいが適量か、それを考えて収納を決めていきます。

玄関収納・・・靴、コート、雨具、ガーデニング、アウトドア
キッチン・・・食器、調理道具、調理家電
パントリー・・・インスタント食品、乾物、缶詰、アルコール、ドリンク、水、米、お菓子
洗面脱衣・・・洗剤、タオル、化粧品、下着、
クローゼット・・・洋服、寝具、

この辺りは置き場所も決めやすく量も把握しやすいですよね。

意外と見落としなのがリビングダイニングの収納です。いわゆる日用品ってものがどれくらいあってどこに収納するのが適切なのか。

日用品って具体的に何があると思いますか?
掃除道具といっても掃除機だけじゃないですよね。クイックルワイパーのようなものとかその替えのストックとか。文房具といっても筆記用具もあればファイルのようなものも。工具も多少はあるでしょうし。ガムテープだのダフロープだの救急箱だの殺虫剤だの。冬になると使うひざ掛けとかスリッパとか。気が付いたらなんだか増えてしまう雑多なものたち。

この辺の雑多なものをどこにどう収納するか、必要以上に増やさないようにするか、けっこうポイントのような気がします。

掃除機は廊下でもいいけど、文房具や救急箱はリビングのほうがいいとか。この辺りの事情は家庭によって変わることが多い気がします。

あとは、各家庭特有の趣味のものの収納場所をトッピング的に増やす。アウトドアが趣味だとアウトドア用品が多いでしょうし、マンガ好きなら本棚が必要でしょうし、料理好きな方ならパントリーが大きいほうがいいでしょうし。

そして、どんな場合でもこれを肝に銘じてほしいということがあります。

収納場所が増えると物の量も増える、ということ。なので、安易に収納は増やさないこと。

収納は、活きてる物をしまう場所であって、物を溜め込む場所ではありません。

憧れのマイホーム、素敵なインテリア、使わない物があふれていたら台無しです。

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本当に手に入れたい家はこうやって考える

家づくりの間取り、これがなかなか決まらないって言う方は多いですね。

さんざん迷っていろいろプランをだした挙句、決まったのはなんか最初のプランと同じじゃん、ってことがけっこうあります。

こうなると、なんか迷って考えて損した、って気分になるかもしれませんが、それは違います。

たとえ同じプランだとしても、あれこれ検討した結果できたそれと、これかなーってなんとなく決めたそれでは、最終的な納得度がまるで違います。

理由もなく決めるのではなく、ここをこうするとこうなるからダメでこれのここがいいからこの間取り、ってちゃんと理由が自分の中にあることが大事なんです。

それがないと後々に、ああすればよかった、という後悔がうまれやすいです。

家づくりは希望したことが叶わないことが多いです、費用が理由だったり、あれもこれもは同時には無理なこともあったり、施工的に無理なこともあったり。

そういう、できなかったこと、やらなかったことを、自分で納得できる理由があれば後悔はしないでしょう。

単なる「できなかった」ではがっかりした気持ちにしかなりませんが、自分で納得できる理由があり、自分でそれを選ばなかったと自覚できていれば、それほど気になりません。

そのためには、選ぶ理由、選ばなかった理由、それぞれを自分の中ではっきりと持つことがとても大事です。

そのためには、

「こうしたいんだけど」「わかりました!こうですね!」

と言う通りにいいことしか言わずに勧めてくる設計者より、「その要望を叶えると結果的にこうなって、違う方法だとこうなるよ」っていろいろな方向からみて提案してくる設計者を選びましょう。

もっと言うと、たんに要望だけ聞いてくる設計者ではなく、その要望の理由は何?なぜそう思うの?と深くつっこんで聞いてくれる設計者を選びましょう。

そこまで聞かれてちゃんと答えを言えることは強く要望してもいいですが、「なんとなくかっこいいから」程度の理由のことならその要望はたいして必要ではないことだと思います。

ハウジングコーチはそういう理由をしつこいくらいに聞いていきます。だからこそ、自分が大事にしていることがわかるんです。

間取りに限らず、そういう試行錯誤が「本当に手に入れたい家」に辿りつく方法です。

 

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