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乾太くん(かんたくん)の設置場所を決める時に注意すること

家事を楽にする家電として人気の
ガス衣類乾燥機乾太くん(かんたくん)

使っている人からは激推しされる家電でもあります。
ここ数年で一気に人気が高まって
注文住宅でも最初から要望されることも多くなりました。

使って便利なことは確かですが
設置場所を気をつけなければかえって面倒なことも・・・。
設計する側の私も、採用が少ないうちは気が付かずに「失敗」したことも・・・。

そんな失敗談も含めて
乾太くんを採用する時に間取り計画で気をつけたほうがいいことを今回はご紹介します。

1.乾太くんの基本情報とメリット

ガス衣類乾燥機乾太くん(かんたくん)はガス器具メーカーのリンナイが出している衣類乾燥機です。


リンナイのHP「乾太くんをご検討の方へ」


ガスで乾燥させるので、ガスをひいていることが大前提です。
ですから、洗面所などに設置したい場合は、そこまでガス管をひいておく必要があります。
新築の場合、プラン段階から設置場所を検討しておく必要があります。
リフォームで後付けする場合は、ガスコックを新たにつける、排気塔をつける、などの工事が必要になります。(窓があれば壁に穴をあけずに排気塔を設置する方法もあります)

電気式の乾燥機や浴室乾燥機より
「生乾きがなくふっくら乾く、早く乾く」
という点が特にガス乾燥機の人気な理由のようです。
 
乾太くんを使っている知人から
「洗濯物を干すということをしてない」
と聞いた時は衝撃でした。
洗濯物を干す・取り込むという作業がキライな私には、うらやましい限りです。

洗濯は家事のなかでも特に手間と時間がかかるものです。
洗う→干す→取り込む→仕分ける→しまう
場所の移動もあるし、トータル時間がかかります。
この中で「干す・とりこむ」という過程が省略される乾燥機は
共働き家庭、子育て家庭には大助かりな家電ではないでしょうか。

2.乾太くんに必要な設置スペース

乾太くんには3キロタイプ・5キロタイプ・8キロタイプがあります。
3人家族、4人家族ですと5キロか8キロを選ばれる方がほとんどです。

5キロタイプにはデラックスタイプがあります。

スタンダードタイプ 
 5キロ : 高さ68.4センチ×幅65センチ×奥行56.1センチ
 8キロ : 高さ68.4センチ×幅65センチ×奥行64.1センチ
デラックスタイプ  
 8キロ : 高さ68.4センチ×幅65.4センチ×奥行54.5センチ

スタンダードタイプ5キロ8キロでは
8キロのほうが奥行が8センチ大きいだけで
幅と高さは変わりません。

高さ68.4センチ×幅65センチなので
洗濯機より高さが低いくらいの大きさ
と思っていただけたらイメージがつくでしょうか。

設置するためのスペースとして防火上
両サイドと上部に4.5センチが必要です。

それ以外にも排気管のスペースも上部30センチくらい必要になることが多いです。

3.乾太くん置き場を決める上で一番重要なこと

乾太くんを使う場合、その使い勝手を左右するのが

設置する高さです。

乾太くんは、前面の窓が横開きになります。
その、開く窓部分がちょうどいい高さじゃないと洗濯の度に不便な思いをすることになります。

高すぎると踏み台に乗らないと手が届かない
低すぎると毎回かがむので腰に負担がかかる

ということが起こります。

特に注意が必要なのは
縦型洗濯機の上に乾太くんを置く場合です。

縦型洗濯機は上面にフタがあり
フタを開けるスペースを確保するために135センチほど必要です。

その上に乾太くんを設置するとなると
乾太くんの取り出し窓の中心が160センチくらいになってきます。

身長が低い方だと奥や底にある洗濯物に手が届きません・・・。

また、スタンダードタイプは奥に糸くずフィルターがあります。
このフィルター掃除、わりと頻繁に必要になるのでそのたびに不便なことになりそうです。
デラックスタイプは手前にフィルターがあるので身長が低くて上部に乾太くんを置く場合は
こちらのタイプがいいかもしれません。

以前担当した新築で失敗したことがあります。
奥様が身長155センチあるかどうかくらいの方だったんですよね。
乾太くんの設置台を造作でつくりました。
縦型洗濯機の寸法を教えていただき、それに合わせて床から135センチの台をつくりました。
届かなかったです・・・、乾太くんの底に・・・。
踏み台を使っていただくことになりました。
文句をおっしゃるような方じゃなかったのですが、
文句を言われてやり直しさせられても仕方ないと思ってます。
本当に、申し訳ない・・・・。

身長が160センチない方で、乾太くんを縦型洗濯機の上に設置したい方は
その高さでいいのかどうか
再度チェックすることをお勧めします。

4.乾太くんを使う場合に必要になるもの

乾燥機を使わない従来の場合と比べて
乾太くんを使う場合に新たに必要となるスペース
それは
仕分け台です。

乾太くんから出した洗濯物をドサッと置くためのスペースです。

従来のように洗濯物を干す場合
干したところの近く、またはしまう場所の近くで
乾いた洗濯物を仕分けしていたと思います。

乾太くんを使うなら
取り出したすぐそばで仕分けできたほうが
断然ラクです!

そんなスペース無いよ~という場合は
とりあえずカゴに入れて移動して
リビングや寝室で仕分けする、
という手もあると思います。

5.まとめ

いかがですか。
乾太くんを使う暮らし、イメージできたでしょうか。

家事時短のメリットも多いですが
費用も光熱費もそれなりにかかってきます。

乾太くんを使う前と使う後では
家事動線が変わってきます。

設置する場合は
ご自身の家事の仕方やどういう洗濯動線だと楽なのか
今一度見直してみましょう。

間取りと照らし合わせて
ベストな配置にしたいものですね。

次の記事で
乾太くんと洗濯機と収納のレイアウトをいくつかご紹介します。

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