よつば暮らしデザイン室

ブログ

Category Archives: 家づくり・依頼先について

クオリティの高い物ができる作り手とお客様の関係

お仕事を依頼するのに依頼先の担当者が「いい人」かどうかは重要ですよね。

「いい人」の内容は多少の違いはあるでしょうけど。コミュニケーション能力が高くて、きちんと話を聞いてくれて、わかりやすく説明してくれて、連絡をちゃんとしてくれて、って感じでしょうか。

家づくりの依頼先をどこにするか、最後の決め手は「担当者がいい人だったから」っていうのが意外と多いんです。

「いい人」であることはもちろん悪くはないんですけど。

仕事を受ける側として。そこに甘んじてはいけないな、と思うことがあります。

一生懸命やってくれてる、無理なお願いもがんばって対応してくれる、だから、

「多少のことはしょうがないか」

ってお客様が思って言いたいことを言えない状況があったとしたら、それは仕事を依頼された側としてはよろしくないんじゃないだろうか、と思うのです。

いい人であること、一生懸命やっていること、と、できあがった物のクオリティは別問題です。

「ほんとうはもうちょっとこうがいいなぁ(素人判断だからプロには言えない・・・)」

「なんかちょっとそれでいいの?(まぁでも一生懸命やってくれてるからこんなもんなのかな・・・)」

相手がいい人であるがゆえに、言えない状況ができてるとしたら。

それはお互いにとって残念なことです。

つくる側は、提供したものに対して「こうじゃなくってもっとこうして欲しい」はクレームとまではいかないにしても言われていい気分ではありません。言われても平気っていう人もいると思いますが私はものすごく凹みます。

でも、言ってほしいんですよね、凹むけど。

じゃなきゃいいものはつくれないし、満足もしてもらえないし、成長もない。

そういうやりとりの積み重ねがクオリティの高い物を産むと思うんですよね。

作り手とお客様の信頼関係がある中、もっと高度な要求があることでクオリティの高い物はできると思うし、作り手はどんどん成長できます。

ただ、言い方は気をつけて欲しいとは思いますけどね。責めるような言い方だと対立構造になって、いいこと何もないですから。

 

 

↓↓↓ 読んだらポチッとしてください!!!

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ

 

 

 

工務店の社長の人柄が家づくりに影響する訳

建築っていうのはどんなに小さい建物でもいろんな業者の職人さんが現場に入ります。

その現場の職人さんを束ねるのが、現場監督さんです。

現場監督と職人さんとの関係、これがなかなか興味深い。

私はいくつもの工務店の仕事をしているのですが、現場の職人さんというのは現場監督さんと似た人が集まってきますね。

類は友を呼ぶってやつです。

穏やかでいい人なタイプの監督さんだと職人さんたちも穏やか。

声が大きくて威勢がいいタイプの監督さんだと職人さんも威勢がいい。

口が達者でお調子もんな監督さんだと職人さんもそんな感じ。

監督って言うのは職人さんにたちに指示を出す人、いってみれば現場のヒエラルキーのトップです。

どの業者を使うか決めるのも監督さんってこともあります。

そうなると当然、監督さんが「使いたい」と思う業者が集まってくるわけで。

もともと似た人が集まるってこともあるけど、

職人さんにとっては監督さんの指示を目指して仕事してるし、その現場で一番よく接するのが監督さんなので、

監督さんの影響を受けてるんですよね、知らず知らずのうちに。

本当はそんなに穏やかな人じゃなくても監督さんが穏やかな現場だと穏やかな状態になる。

そんなに威勢がいいわけじゃないけど威勢のいい監督さんの影響で現場では威勢がよくなる。

 

どんなグループや組織でも、トップの人間の気質はメンバーに影響しますね。

地場の小さな工務店だと社長=現場監督で、職人さんへの影響は大きいです。

さらには、お客様への対応も社長がやることも多いので、社長=営業=現場監督っていう工務店はその人の人柄が最後まで大きく影響すると思ってください。

フィーリングが合わない、と思ったらやめといた方が無難です。

結局は信頼関係なので、家づくりって。

 

先日チェックに行った現場。ここはいつも穏やかです。

 

↓↓↓ 読んだらポチッとしてくださると嬉しいです!!!

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ

大手ハウスメーカーは高いって本当なの?

大手ハウスメーカーで家を建てようとしてる知人がいまして、

その金額を聞いてびっくり。

1000万円くらい違う、私が思ってる標準的な金額と、40坪くらいの家で。

「40坪でその金額って、よっぽどいい物使ってるんだね」っていうとそういうわけでもなく

お値打ちなシリーズの家では一部で気に入らないところがあってそれを違うものにするにはグレードの高いシリーズにしなきゃいけないそうで。そうすると全体的に高額になっていく、ということらしい。

「大手ハウスメーカーは高い」とはよく言われるけど、ほんとなんですねぇ。

高額であることを上回る価値をお客様が感じられればそれは問題ないですけど。

もちろん、大手ハウスメーカーにもメリットはあります。

何しろ完全分業制。家の性能について毎日研究している専属の人たちがいるわけです。

地場の工務店や建築士だと、個々の物件の仕事もあり、それと並行して世の中にどんな設備があってどんな材料があってどんな工法だとより性能がよくてよりお値打ちに家づくりができるか考えなきゃいけない。

家の性能向上の研究にかけられる労力が圧倒的に大手ハウスメーカーは大きい。

そこはもうほんとに小さな会社は全く太刀打ちできない。

ただ、労力かけてるからといってその内容が必ずしもお客様のためにいいかどうかは別問題です。

住宅産業はクレーム産業といわれるくらいに、建ててからの予期せぬ不具合が起こります。

もともと工事棟数が少ない工務店なら1棟のクレームで負担も少なくすみますが、ハウスメーカーのように何百何千と建てていると誤った工法で似たようなクレームが何十棟とあると損失はけっこうなものになります。

そうならないように性能を向上させる、というのが大手ハウスメーカーの考え方。

お客様のためというより結局自分たちの保身じゃん、とも思いますが、結果的には家の不具合を減らすことなのでお客様にとっても喜ばしいことです。

地場の工務店のシャチョウさんなどには大手ハウスメーカーを毛嫌いする人もけっこういますが、私には家づくりの考え方が違い過ぎて別世界のように思えます。

工務店とハウスメーカーでどっちがいいかって悩むって言うこと自体が、「町の洋食屋さんのカレーと大手チェーン店のカレーとどっちがいいか」って言ってるようなもので、本質が違うと思うんですよね。

私は、地場の工務店が質とコストのバランスがほどよいのでおススメしているわけですが。

大手ハウスメーカーがいいか、工務店がいいか、そこで悩んでいるのは自分たち自身の家づくりへの考えがまとまってない証拠です。

そんなみなさんのご相談も承ってます。

あなたのなんとなく思ってる家づくりを掘り下げて方向を決めて、最適な依頼先探しをします。

 

↓↓↓ 読んだらポチッとしてくださると嬉しいです!!!

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ