よつば暮らしデザイン室

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Category Archives: 家づくり・依頼先について

家づくりのよりよい提案を欲しいなら絶対やってはいけないこと

注文住宅をつくるために、依頼先を決めるまでの過程で何社かにプランをつくってもらうための打合せをすると思います。

まだどこで建てるかわからない段階、いくらになるのかもわからな段階です。

この段階で、この先信頼関係が築けそうかジャッジするわけです。

けっこう重要な期間です。

ところが、なかなか本心を話したがらないお客様も時々いらっしゃいます。

手の内をみせると高くふっかけられると思っているのか、断るときに気まずくなると思っているのか、何かかけひきでもしてるつもりなのか、わかりませんが。

はっきりいってなんの得にもなりません、そんなかけひきは。

要望があるなら要望を、優先したいことなら優先したいこと、わからないならわからないということ、知りたいことなら知りたいことを、きちんと言っていただきたいのです。

そんなことは言わなくてもくみとってよ、と思っているかもしれませんが。

多少は心理戦のところもありますが、お客様自身がわかっている要望や優先事項をだまっていることにはメリットはないですよ。

2,3の要望を言っただけで最高の家のプランを見せてもらえる、と思っている人もたまにいますが。

魔法使いじゃありませんから、設計士は。

多くのコミュニケーションを経てお客様の人となりを理解して、この人ならこういうプランだな、という予測ができてプランをつくります。

そのコミュニケーションの段階で出し渋るようなことをされると、こちらとしてはどんな提案を求められているのかもわかりません。

それはお客様にとっても損なはずです。

せっかくいい提案がうけられるかもしれないのに。

いい家がほしければ、相手から最大限にいい提案をしてもらうことです。相手の能力を最大限に利用すればいいのです。

正式にどこに依頼するか決めてから話せばいい、って思ってるかもしれませんが、それじゃ遅いんですよ。

なぜなら、依頼先をどこにするかで家づくりが成功するかどうかは決まります。

決める前段階で中途半端なコミュニケーションしかできなかったら、正しい判断ができますか?

何が優先なのか、どうしても譲れないポイントはどこか、何が気になるのか、不安なところはどこか、

包み隠さず話した方が、いい家づくりへのゴールは早くて確実です。

 

のこりわずかです!

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地震に強い家が欲しいなら見る目を厳しくしてください

建築士が必要になるときというのは、建物をつくる時、なのだけど。

自分が設計するときだけもってる知識を使うのじゃなくて、もっと世の中に建築の知識を伝えて一般の人を啓蒙する必要があると私は思っています。

なぜなら、一般の人たちにもっと厳しい目をもってもらいたいから、それが安全で質の高い建築物を生み出すことになると思うから。

安全で質の高い建物って当たり前なんじゃないの?って思うかもしれませんが。

残念ながらそうじゃないと思わざるをえないことが、建築業界では起こり続けてます。

少し前におきた秀光ビルドの件や、最近おきたレオパレスの件など。

ここまで明らかにマズイことじゃなくても、グレーゾーンなところ、悪くはないけど正しくもないよね、ってことはたくさんあるのではないかと思ってます。

地震に強い家がいいから耐震等級3で、っていう人は多いけど。
耐震等級3なら大丈夫なわけじゃありません。等級3なんて壁の数増やすことすればできてしまいます。

その前に間取りが重要なんです。

耐震等級計算できない営業さんや現場監督あがりの工務店の社長がつくる間取りは、これ大丈夫か?って思うものがあります。こんな間取りで「等級3とれてます!」って言わんで欲しいって思うこともあります。

知識のある人ならば、荷重のかかりかたや力の伝わり方を考えて間取りをつくります。お客様の条件やデザインや動線だけで間取りができるわけじゃありません。

できるだけ安全に質の高いものを提供したい、だけどその価値をわかってくれる人がいなければ、それを提供することはできないのです。

だから、建築に向く目を厳しくしてもらいたいって思うのです。

こだわりの家や昔ながらの家づくりをしているような小さな会社や大工さんで、大手のローコスト系住宅やハウスメーカーを「あんなのは・・・」って敵対心もって見ている人がよくいるけれど、

じゃああなたはそれに負けないように自分の良さをちゃんと多くの人に伝える努力をしてるの?って思います。

良さを見分けることを教えもしないでおいて「いいもの」を提供したって、見分けることなんてできないですよね。

建築士はそれをすべきです。

つくるときに設計してるだけじゃなくて、建築士の知識や経験はもっと役に立つはずです。

自分の仕事に直接結び付くかどうかじゃなく、建築の知識を広めるために自分の知識をもっと多くの人に伝えることをしたほうがいい。

それが回りまわって、真面目に建築を考えてる建築士の活躍の場を増やす、そう思うのです。

家づくりのセカンドオピニオンを受け付けています。見る目を養うことはあなたの暮らしを守ります。

間取りのセカンドオピニオン
おしゃれに見えるけどその間取り大丈夫?耐震等級3とれてるから安全、ではありません。必ずしも知識のある人が間取りをつくっているわけではありません。生活しやすい間取りかどうか、構造強度は大丈夫か、アドバイスします。(新しい間取りをつくることはしません)
1回2時間程度 5,000円(税込)

依頼先選びアドバイス
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場所 SHARESラグーナ蒲郡 愛知県蒲郡市 海陽町2丁目7−3
くわしくは 
コチラ 
右上のお問合せ、またはFacebookメッセンジャーでも承ります。

クオリティの高い物ができる作り手とお客様の関係

お仕事を依頼するのに依頼先の担当者が「いい人」かどうかは重要ですよね。

「いい人」の内容は多少の違いはあるでしょうけど。コミュニケーション能力が高くて、きちんと話を聞いてくれて、わかりやすく説明してくれて、連絡をちゃんとしてくれて、って感じでしょうか。

家づくりの依頼先をどこにするか、最後の決め手は「担当者がいい人だったから」っていうのが意外と多いんです。

「いい人」であることはもちろん悪くはないんですけど。

仕事を受ける側として。そこに甘んじてはいけないな、と思うことがあります。

一生懸命やってくれてる、無理なお願いもがんばって対応してくれる、だから、

「多少のことはしょうがないか」

ってお客様が思って言いたいことを言えない状況があったとしたら、それは仕事を依頼された側としてはよろしくないんじゃないだろうか、と思うのです。

いい人であること、一生懸命やっていること、と、できあがった物のクオリティは別問題です。

「ほんとうはもうちょっとこうがいいなぁ(素人判断だからプロには言えない・・・)」

「なんかちょっとそれでいいの?(まぁでも一生懸命やってくれてるからこんなもんなのかな・・・)」

相手がいい人であるがゆえに、言えない状況ができてるとしたら。

それはお互いにとって残念なことです。

つくる側は、提供したものに対して「こうじゃなくってもっとこうして欲しい」はクレームとまではいかないにしても言われていい気分ではありません。言われても平気っていう人もいると思いますが私はものすごく凹みます。

でも、言ってほしいんですよね、凹むけど。

じゃなきゃいいものはつくれないし、満足もしてもらえないし、成長もない。

そういうやりとりの積み重ねがクオリティの高い物を産むと思うんですよね。

作り手とお客様の信頼関係がある中、もっと高度な要求があることでクオリティの高い物はできると思うし、作り手はどんどん成長できます。

ただ、言い方は気をつけて欲しいとは思いますけどね。責めるような言い方だと対立構造になって、いいこと何もないですから。

 

 

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