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物が多くても素敵な部屋って?

物が少ないほうが素敵な暮らし、って思うかもしれませんが、案外とそうでもなく。

物が多くても素敵だなって感じる家もあれば、物が少なくて片付いている家でも特に素敵さを感じない家もあるんですよね。

ツイッターでエッセイストの塩谷舞さんが「ご自宅のインテリアや、気に入ってるよ〜っていうお部屋の写真をリプ欄で貼っていただけますか?」って募集しているのですが、リプ欄のインテリアが皆さん個性があって素敵なんです。

新築の家ばかりじゃなく、賃貸もあれば実家の築何十年の家ていうものもあるし、中古を買ってリノベーションしました、っていう家もあるし。

必ずしも物が少ないわけじゃないんですよね。

味があるんですよね、暮らしぶりがわかるというか、価値観がわかるというか。
住んでいる人の愛着が伝わってくる。

物が少なくても素敵に見えない家は、物を少なくすることが目的になっていてどんな価値観をもってどんな暮らしが快適か、そこが見えてない気がします。

ミニマリストに生きることが目的でおしゃれさなんて求めないというなら、それはそれでありですけど。

物は片付いてるのに素敵にならない、って感じている人は自分が好きなテイストについて考えてみては。

明るくさわやかな色がいいのか、ダークな落ち着いた色がいいのか、モダンでメリハリのあるかっこいい感じがいいのか、擦り切れたビンテージなかっこいい感じがいいのか、ナチュラルなシンプルがいいのか、モダンなシンプルがいいのか。

そこから、どんな色ならいいか、どんな形ならいいか、どんな素材感ならいいか、わかってきます。

全体のゴールが見えないと一つ一つの物は選べないですよね。

それと、こういう素敵なインテリアに見えるところに食品のパッケージとか、ノベルティの文房具とか、キャラクターとか、たぶんそういう自分のテイストじゃないものはないんですよ。

やっぱり自分の快適さを保つには、自分の好みを自分でよくわかっていること、これに尽きるなぁと思います。

あー、それにしてもこのリプ欄が素敵すぎて、保存版にしたいくらい。こういう生活感のある素敵な家が大好物です。

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