2月9日までおこなわれている愛知建築士会女性委員会の「わたしらしい住まいづくり」
作品展にだしたパネルでこんなことを書きました
住まいは暮らしの価値観が表れる場所
欲しい物を集める住まいづくりではなく、暮らしの価値観を考えることから住まいづくりを始めて欲しい。
今年も作品パネルをつくるにあたってやっぱりこんなことを書きました。
独立した頃からこの想いは変わっていません。
素敵な物、かっこいい物、があふれている今、好きなものに囲まれた暮らしを提唱するようなキャッチコピーもあちこちで見ます。
でもそれはちょっと違うと思っています。
結果として「好きな物」が集まったのであって、最初から「好きな物」を集めることが住まいづくりではありません。
目指すのは、物じゃなくて、心の豊かさや満たされた時間を味わうこと。
そのための日常の空間づくりです。
情報が多い今の時代だからこそ、振り回されずに自分の暮らしの価値観を見つめて欲しいと思います。