土地から購入して注文住宅を建てる人は不動産屋さんをあちこち回って土地を決めると思いますが。
必ずして欲しいことがあります。
建築士に相談することです。
不動産屋さんは土地の売買のプロですが、建築には素人同然です。
土地についての情報、専門用語でいうと用途地域とか道路斜線とか、それは知ってはいても、実際に建てる時どういう規制がかかるからどういう建物が建つのか、どういう手続きがあってどういう審査をされてそれにどれくらいの期間がかるのか、といったことは不動産屋さんは知りません。
なので、いざプランの段階で建築士がみたら、道路斜線がこれくらいかかるからこの屋根形状しかできないよとか、○○の許可申請がいるので着工まで2か月待ってくださいとか、がけ条例かかるからここに擁壁作って100万かかりますよねとか。
お施主さんが「そんなこと知らなかった」っていうことがちょくちょくあるんですよ。
説明はしてるかもしれません、○○地域だからこういう規制がありますよ、っていう。
でも、その規制があることで結果どういう家になるから費用がどれくらい増すか、期間が余分にどれくらいかかるか、ということは建築設計の実務をやってる建築士じゃなきゃわからないんです。
工務店さんに聞いてもわからないこともあります。建築士のいない工務店さんは結構ありますから。
つい最近も、新たに土地買ってプランも進めてる案件を見せられたので「○○地域でこの擁壁作ったら○○許可がいるから3か月余分にみてくださいね」って言ったら、頭かかえてました。
不動産屋さんは建築に関しては素人です。
不動産屋さんの意見だけで土地を判断するのは危険です。
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