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浴室&洗面室のリフォーム はじまる前

実家の浴室と洗面室のリフォームのその後です。

まずは、
どういう使い方をしたいのか、どういうデザイン・雰囲気がいいのか、
何を優先するのか、
使う人たちにとっての目指すイメージを具体的にしていくところから。

今回は私の実家ということで、使う人たちは私の両親と姉です。
私も以前は住んでいた家ですので、どういう使い方で何が置いてあって
家族がどういう好みで・・・、
といったことは「ほぼ」わかっています。
が、この「ほぼ」というあいまいさが落とし穴で。
きちんと具体的に最終形をイメージしておくことが
理想とおりの空間をつくるためには必要です。
これやっておかないと「ああすればよかった」「あのときああ言ったのに」「やっぱりこれがいいかも」
なんてことが後になってでてきます。

家族一人ひとりに
浴室と洗面所それぞれの「アンケート」を渡しました。
今の不満と維持したいこと、置いてあるもの、求めるイメージ、などなど。
いろんなイメージ写真とともに。

さて、その結果。
書いてくれたのは母だけ。
予想とおりです。
父は家事など一切しない、散らかすこと専門の人。
姉も掃除は苦手、インテリアとかデザインとか興味ない人。

聞けば多少はあーだこーだとは言いますが
最後にはめんどくさそうに
「お母さんの好きにしていいよ」

以前の私だったらここでブチ切れて
さっさと私の考えで進めてしまうとこですが。

実は今回のリフォーム、
私にとっては裏テーマがあります。

家族ときちんと向き合うこと

私は家族ときちんと話をしたことがないかもしれません。
別に仲たがいしてるとかじゃないですよ。
相談事とか自分のやりたいこととか頼み事とか、
心の奥から出てくる想いを伝えるようなことをしていません。
進学とか就職とかも一切相談したことないし
恋愛話なんて一切したことないし
ありがとうとか感謝の言葉も伝えたことないし
大事なことほど口をつぐんできたように思います。

リフォーム工事を通して
照れたりめんどくさがったりせずに
考えていること想っていることをきちんと話そうと思います。
これはなかなか長期戦になりそうです。

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