7月21日はたらくなでしこ蒲郡にてハウジングコーチのワークショップを開催しました。
今回は家づくりというわけではなく、イベントに合わせて「サロンを営む女性」にターゲットを合わせて理想のサロンのイメージづくりとして行いました。
どの空間に何をしていてどんな気持ちでそこにいて何があるのかをイメージしてから雑誌の中からお好きな写真をチョキチョキチョキ・・・、ペタペタペタ・・・。
さらにそこから、そのできあがった空間で何を感じ何を得ているのか言葉で表現していきます。
たった1時間あまり、同じ雑誌をみているけれで、できあがった世界はみなさんそれぞれ違います。同じ言葉を選んでいても、選ぶ写真にはきちんとその人の視点、個性、が表れます。
インテリアコーディネートは一部のインテリア好きな人だけがするものではありません。センスのいい人、だけのことでもありません。
どんな気持ちでそこにいたいか、どんな状態を手に入れたいか、訪れる人にどんな気分で過ごして欲しいか、そんな想いを表現する手段です。手に入れたい何かがあるのなら、それを手に入れるために後押しするのがインテリアです。
人は必ず「空間」に居るのですから。誰にでも無関係なことなんてないのです。
どんな空間が好きで、どんな気分でそこに居たくて、どんな状態を手に入れたいのか、それを考えることはあなたが何を得たいのかこれからどうなりたいのか、本当に欲しいことが見えてきます。
おしゃれなサロンがほしい、ゆっくりくつろげるリビングがほしい、といっても、もう一歩ふみこんで考えていくと人それぞれ想いと表現したいことが違うことがわかります。
そんなことを体感していただけるワークショップになったかな、と思います。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。できあがったコラージュから感じることを胸に今の空間を見直してみてください。「無くていいもの」が見えてくると思います。まずはそれをサクッと取り除きましょう。
こんなふうに、家づくり、に限らずハウジングコーチはこれからの住まいを見直すことに役に立ちます。
住まいについて考えることは人生について考えること、そんなことが広まってくれたらいいなと思っています。