人は自分で「あたりまえ」と思ってることをわざわざ人に話しません。
「こんなことあった」っていう人に知ってほしいことは熱心に話すけど。
毎日家でしてることってその人にとっては「あたりまえ」なことなんですよね、あたりまえだけど。
で、家づくりではその「あたりまえ」な部分が大事なわけで、私たち設計する側はそこを知りたいんですよ。
だって、その「あたりまえ」をいかに快適にスムーズにできるか、そこが「暮らしやすさ」だから。
洗濯物を朝ベランダに干すことを当たり前と思ってるかもしれないけど、庭に干す人もいる、ってことはそれだけで家事動線は違う。
食事はダイニングテーブルでするけどさっさとリビングのソファにいってしまう人と、ダイニングで長々と過ごす人ではくつろぎ方が違う。
新聞を毎朝とってる家と新聞とってない家では新聞の収納場所やポストの位置も変わってくる。
そんなちまちま細かいこと・・・って思うかもしれませんが、そういうものすごく些細な日常がしっくりくるかどうかが、
住み始めてからの「なんかイメージと違う」っていう後悔になるかどうか、なんです。
そんなこと気にしなーい、って思うかもしれませんが、気になる部分と気にならない部分と、これも人それぞれ。
それがわかれば優先順位がわかって、気になる部分はこだわればいいし気にならない部分は後回しにすればいい。
なんでもかんでもこだわり抜いてもかえって無理なことがおきます。
家づくりはそういうやりくりの連続です。
そこをうまくやりくりするためにハウジングコーチで価値観を洗い出して優先順位を理解しておくことが大切なんです。
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