「あなたの気持ちに寄り添います」っていうようなフレーズ増えてますね。いろんな業種で。
寄り添うって具体的になにしてくれるんでしょう。
話しを細かく聞いてくれる。
なんでも話せる。
こちらの気持ちを優先してくれる。
こんな感じですかね、イメージとして。
知識と経験のある専門家って、以前は「教える」立場にちかかったと思うんです。
それが今は変わりつつある。
以前ブログにも書いたけど、今は選択肢が多過ぎて決められない人が増えている時代、自分がどうしたいかがわからない人が多い時代。
そんな状態で専門家が「教える」という立場で接したら、きっとお客様の意志は行方不明になったまま事が進んでしまう。で、後になって違和感が生じる。
では逆に、先に書いたような「寄り添う」はどうでしょう。
何でも話を聞いてくれるのはとてもいいように見えるけど、それだけでは本人の気づきは浅いままで聞いてくれた満足感が大きく肝心の問題解決が最適なルートを選べない気がします。
これからの専門家は
「癒す+導く」
「同じ方向を半歩先を歩く案内人」
そんなイメージですね。
感情の変化を読み取りそこに最適な知識を与えて最適なルートを示してくれる。
士業は「先生」なんて呼ばれてるけど、いやもう、違和感でしかないです。専門家だから知識は持ってて当たり前です。これからは、知識だけでは問題は解決できない。
ハウジングコーチは、「かっこいい家」「性能のいい家」をつくることを目的としていません。住まいを通してあなたが自分で自分の人生を豊かにすることを導きます。あなたが今までどんな価値観で生きてきて何に心が反応して未来に何を望んでいるのか、それをあなた自身が気づくことから始まります。
「こんな家つくりますよ!」っていう自己アピールはほとんどしない理由はそういうことです。
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