愛知・岡崎・西三河の建築士設計事務所。家づくりセカンドオピニオンは全国対応です。

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心を落ち着かせる灯りの使い方

部屋の照明の色、何色ですか?

今はLEDも増えて灯りの色を変えられるものも増えましたね。

蛍光灯のような白っぽい灯りより電球のような黄色い灯りのほうが落ち着きを感じると言われています。

高層マンションを見てると黄色と白色、半々くらいですね。以前は蛍光灯の白い灯りが圧倒的に多かったですけど。

学生の時、姉とイギリスに旅行にいって姉と友達の家に泊まりました。そこでとても印象的なことがありました。

夜に友達も集まっての食事の後、ダイニングからリビングに場所を移してお茶を飲みながらおしゃべりしましょう、となった時。灯りを暗くしましょうね、と言ってスタンドライトだけにしたんです。決して特別大きなお家でもなく、特別おしゃれな人というわけでもなく。それはとても当たり前のようにそうしていました。

インテリアに手をかけることや、丁寧に暮らすことが、日本では一部のそういう趣味の人がすること、という風潮がある気がします。

そうではなくて、生活を豊かなものにする暮らしの知恵のようなものだと思うんです。

お金や時間の余裕があるからやる贅沢なことではなくて。生活の一部としてする習慣として考えて欲しいのです。

灯りの使いわけはとても簡単にできることです。電球の色を変える、フロアスタンドを使う、それだけでぐっと落ち着いたインテリアになります。

フロアスタンドのように重心の低い灯りは落ち着きを感じます。

今日は疲れたなぁと感じた夜は、灯りを落としてゆったりとした時間を過ごすのもいいのではないでしょうか。

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