愛知・岡崎・西三河の建築士設計事務所。家づくりセカンドオピニオンは全国対応です。

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あなたが欲しいイメージってちゃんと伝えられますか

今日の相談者Aさん。現在家づくり計画中。(私が設計してるわけではありません)

間取りは決まってきて外観を考えてるけど、建築会社から提案されるデザインがいいと思えない、でも、どうしたらいいかわからない。というご相談。

「どういうデザインがいいですか」

という質問に相手が理解できるほどに説明できたら相当のこだわり派ですね。

まぁ、そこまではいかなくても「好み」は誰にでもあるものです。

ところが、この「好み」でさえ言えない人、というか「自分の好みがない」という人は実は多いです。

ないんじゃなくて、気づいてないだけなんだけどね。

この相談者さんも、なんとなくアジアンリゾートかなぁって言ってましたが、話をききながら絞り込んでいくとアジアンリゾートである必要はなく、「都会の中で自然を感じるようなテラスのカフェ」っていうイメージ。言葉にするとホントにわかりづらいんだけど・・・。

というより「友達に自慢できるような家じゃないと注文住宅にする意味がない」っていう言葉が出てきました。

これがけっこう彼女の本音のような気がしますねー。

伝え方のコツとして、家に限らず洋服や髪型でもそうだと思いますが、「これが欲しい」っていうよりそれを手に入れた後にどうなりたいか、どう見られたいか、どう言われたいか、を言ったほうが欲しい物にストライクでたどり着く可能性が高いです。

目的を伝えて後は提案をたくさん引出す。逆に、提案がたくさんでてこないところはあなたと意志の疎通が難しいかもしれません。

それが「イメージと違う」を防ぐことになります。

 

最近思うのは、今の20代くらいの人たちって生まれたころから自分の身の周りに素敵な物であふれてて基本的にセンスがいい。特に洋服好きとかインテリア好きじゃなくてもセンスいい世界がそこら中にある。自分で「これが欲しい!」って望まなくても普通にあるのよね。逆に素敵なことが当たり前みたいな。

だからといってこだわりがあるわけじゃないから何が好きか言えない、でもセンスのよさを求めてくる。こういうときこそハウジングコーチが役に立つ。

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