人のアドバイスや意見を聞いたとき、
「でもそれでは、、、」「いや、そうはいっても、、、」「まだそれは、、、」
ってとにかく否定しちゃう人っていますよね。それって一歩前に進むチャンスを逃してると思う。
今日もそんな会話がしばらくつづいたことがあって。
たぶん、ご本人はそうは思ってなかったでしょうね。
新しい客層に新規開拓したいということなので、こうしたらどうですか、こうしかけるとか、こうしないと人こないですよ、ってお客様に近い立場で意見を言ってたんですけど、ことごとく
「うちはまだ・・・」「それはこうしてます」「こうやってるんです」
ちょっと待って、今までと違う展開で新規開拓したいんでしょ?そのための商品開発したんじゃないの?
今までと同じやりかたしてて新しい層の人が見てくれるわけないじゃん。それじゃ存在に気づかれもしないよ。
あれではチャンス逃しそうだな、って私でもわかる。
そりゃ、人の意見を全て鵜呑みにする必要はないけど、もちろん。
一旦は、そうですね、って受け止めて、それから判断をすればいいのに、受け止めもせずにはねのけたら現状と何も変わらないままで終わってしまう。その会話自体が全くの無駄。
だったら人に話しを聞く必要もない。自分でやってればいいじゃん。聞かれたほうは意見を言う気もなくなってしまう。
たまに、家を建てるお客様でもそういう人がいます。
自分たちのこだわりや想いが強すぎて一方的にああしてこうして、これが欲しい、これはいくらになるの、って聞く一方。違うやり方や商品を提案しても「それはいらないです」ってはねのける。
それね、とーーーっても損してる。
提案する気がなくなります、こっちも人間だから。言われたことをやるだけになっちゃう。プロの経験としてこうしたほうがいいってことがあっても、他メーカーでお値打ちに入るものがあっても、聞かれないことには答えなくなっちゃう。
素直な人は、お得な情報や賢い意見がいただける機会が増えるのではないでしょうか。