「空室待ち120組、青木流リノベーション賃貸の魅力とは?」
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20130522/616589/
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東京都内の賃貸マンションオーナー・管理会社の3代目青木さんは
親から相続した築25年の傷みきったマンションを見て入居者が愛せる部屋を貸していなかったと痛感。
「賃貸でも住人が土地や建物を愛し地域にもひらかれたコミュニティがつくれないか」と考え、
2011年から入居予定者が壁紙を選べる「カスタムメイド賃貸」を始めた。当初反応は芳しくなかったが、
徐々に広がり多少家賃が高くても居心地のいい部屋に住みたいといった住空間にこだわりを持った層に受け入れられてヒット。
壁紙サービスにつづき、入居者にあわせて大幅に改修する「オーダーメイド賃貸」もはじめた。
入居予定者はリノベーションプランから設備機器やタイルや壁紙の選択など、数回の打ち合わせを行う。
30%近かった空室率が今や120組の空室待ち。成功の最大の理由は
「収益性を第一にしないこと」
「まずは『どういう人に、どんな風に使ってもらいたいか』から考えた方がいい。住人が愛してくれる家づくりの仕掛けを考えれば、古くても入居率は上がる」
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私も賃貸に住んでます。賃貸業界に勤める友人も何人かいて。
そこで感じることは
オーナーも仲介業者も施工者も「住む人のことを第一にしていない」
借りる時に窓口となるのは仲介業者ですが、その人たちとしゃべっていて感じるのは、
仲介業者にとっての大事なお客様は借りる人じゃなくて土地建物をもってるオーナー様だということ。
そしてオーナーが考えるのは建物の良し悪しではなく収益。建物のことは自分が住むわけじゃないからハッキリ言って意識低い。
施工業者にとって施主は土地建物のオーナー様。当然施主の意向で建物は創られていくから建物の質はあがらない。
こんな状況でつくられた建物の質がいいわけがない。何しろ、そこに住む人が置き去りにされてるわけだから。
住む人も、しょせん借りてるから自分ものじゃないし、ってことで住んでいながらにして意識が低い。
誰のものでもない宙ぶらりんな住宅
そんなとこに愛着もって長く住むわけないし、居心地いいわけないし。
最近、自己啓発系やスキルアップ系のセミナーを開いているような方々で同じようなことを書いてるのを何人か読みました。
「賃貸だから壁がいじれないなどと言わず、退去時にお金がかかるといっても数万のことだから、自分の居心地がよくなるように絵を飾るとかして環境を整えるようにしたほうがいい」
毎日暮らす環境を自分らしくおしゃれにすることが
洋服やメイクでおしゃれをするように自分の気分を高めてくれるってこと、
気付いて実践できる人が増えてきててちょっと嬉しい♪
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