夫婦だからといって意見があわないことなんていくらでもありますね。
反対意見のときもあればそもそも興味ないこともある。
今日食べるごはんや遊びに行くことだったらこの先何度もあるから、まぁしょうがないか、で過ぎるけど。
家づくりはそうはいかない。
一生に一度だし大金だし、この先何十年とずーーーっと住むわけですし。
建てる依頼先を決める、間取りを決める、デザインを決める、お金を決める、、、家づくりは決めることの連続です。
そもそも、家を建てるかどうか、そこを決めるところから意見が合わないこともあります。
今はライフスタイルもさまざまなので、子供が大きくなったら一戸建て、とか、一戸建てを建てて一人前、とか、長男だから両親と住む、という社会的な見方も薄くなって、お金があっても一生賃貸っていうライフスタイルもありです。
そうなると、「家を建てたい!」という強い欲求がないとなかなか実行に移せない。だからといって、やっぱりこのまま狭い賃貸でいいのかな・・・。
そういう、建てる以前の迷い、っていう人が増えています。
通勤とか仕事とか親との関係とか予算とか、条件が定まっている方が案外決めやすくって。親の土地があるから建てることもできる、通勤を優先するとマンションがいい、そもそも賃貸でもそんなに困らないし家に対してそんなに憧れがあるわけじゃない。などなど。
決めるための決め手がない。
そういう時はどうするか。
目の前の選択肢だけみてどれにしようかなって考えているだけでは決まらないんです。
①選択肢を全て出して
②選択肢によるその後をしっかりイメージする
③「決め手」の優先順位を整理する
たとえば、、、
①土地を買って建てる、郊外の建売住宅を買う、都会でマンションを買う、実家のある土地に注文住宅を建てる、という考えられる選択肢をまずは全部だす
②それぞれについて、お金はどうなるのか、家そのものの質はどうなのか、住むまでの手順はどうなのか、住みだしてからの暮らし方はどうなるのか、住まいについての自分たちの考えはあてはまるのか、などなど具体的に洗い出します。
③自分たちが、立地が重要なのか、お金が重要なのか、住まいのある環境が重要なのか、家を自分たちの好みで建てることが重要なのか、通勤が重要なのか。何を優先したいのか、条件の優先順位を考えて②に照らし合わせます。
③が、とても重要だったりします。要するに、どういう価値観をもっているか、ということなので意外と自分たちでしっかし話し合ったことがないかもしれません。そしてこの先の家づくりにおいてもずーっとこの部分がベースになります。
選択肢が多くて決められない、というのは、優先順位が決まっていないってことなんですよね。それって、自分で自分の価値観について気づいていない、ということでもあります。
自分で自分の価値観をわかっていない、なんてことはない、と思ってるかもしれませんが、意外とその都度その都度なんとなく決めてることが多くて意識して決めてることって少ないと思います。
それで問題なく過ぎていくこともあるでしょうけど、家づくりのように決めることが多かったり家族の意見をあわせなきゃいけなかったりその後人生に大きく影響あることは、自分の価値観の優先順位を知っていればピッタリあった選択ができるし話も早くまとまります。
そして何より、自分自身に一番ふさわしい選択をすることができます。
自分を知っておくって、重要ですよ。
それができるのが、ハウジングコーチです。
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