どこへ旅行にいってもそうなのですが、どうしても建物の写真が多くなってしまいます。京都なんてなおさら。何度いっても何度も同じような写真を撮ってしまいます。それくらいいつも圧倒的に美しくてついつい撮りたくなってしまうということです。
南禅寺
堂々としてます。歌舞伎の中で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と名ゼリフをいう南禅寺三門。
嵐山にある天龍寺、世界遺産です。夢窓国師作の庭が有名でみなさんそちらを見てますが、私はついこうやって建物を撮ってしまう。もう建物規模が大きくて、垂木が梁みたい。
天龍寺大方丈の屋根。とにかく大きい。そして瓦屋根って美しいなと改めて思う。
嵐山の湯豆腐屋さんにて。2階からお庭を眺めながらお食事をいただきます。庭に面して全面窓です。柱が細めで数寄屋風です。全面窓で柱細くて、耐震を考えたらこれは良くないんだけど、建築としては魅力的なんですよね。昔の数寄屋建築はこういうのがいっぱいあって、耐震ってなんなんだろうな、って考えさせられる。
清水寺
京都に来るたびにここへ来たくなってしまう。屋根がやっぱり美しい。そして清水の舞台は改修中?足場が組んでありました。こういう建物に足場組むって、京都の建築屋さんは特別なスキルが必要ですね。
とにかく京都は寺院の規模が大きくて豪華。有名どころはたいてい格が上の寺院なのでそのへんの寺院とはわけが違う。今でいうなら、東京にある本社ビルで有名建築家による、みたいな。
将軍塚
ここは穴場?なのかな?京都市内が一望できます。真ん中あたりに見える森のようなところが京都御所。その広さがうかがえます。
京都に遷都されたとき桓武天皇が、ここに巨大な将軍の像をつくり甲冑を着せて塚に埋めるように命じたそうです。都の鎮護のために。今でこそ車があるからいいけれど。こんな山につくれって、権力者は無茶を言いますよね。
さて、紅葉を見ることが目的だったので紅葉の写真ももちろんありますよ。
永観堂のライトアップ
大勢の人でにぎわってました
嵐山
大堰川(桂川)の船から見る山の紅葉、おすすめです
自然界の色彩の美しさ、ため息がでますね
京都はほんとに見どころが多くて、見るもの全て写真におさめたくなる