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ジャズと日本舞踊

趣味は何ですか、って聞かれたら最近は「パン屋に行くこと」って答えるけれど。

心から好きなことは何って聞かれたら、これだな、ってことを改めて感じた昨日と今日。

昨日は地元岡崎市でジャズストリートというイベントがあって。13回目にして初めて参戦。

プロもアマチュアも含めて町のあちこちでジャズライブが繰り広げられるというイベント。

ジャズを聞くようになったのは20代前半。きっかけはたぶん、オリジナルラブの田島貴男とか、アシッドジャズとか、そのあたりを聞いてて好きになったように思う。(アシッドジャズって全然ジャズじゃないけど)

今じゃ行くライブはジャズばっかり。買うCDも半分はジャズかな。アーティスト名とか曲名が覚えられないので全く詳しくないけれど。

好きなアーティストはブラッド・メルドー。これ好きな人いたらお友達になりたい。一生でそんな人に会えたらそれだけで嬉しい。

ジャズライブは、身体が自然とリズムをとる。とるというより音に載る感じ。音楽って、音を楽しむってかくけれど、ほんとにそんな感じ。体のリズムに合わせて音を奏でてる感じ。

いつも思うけど、ジャズライブの後は全身の細胞が瑞々しく整列する。アドレナリンがぶわぁーっじゃなくて。細胞の一つ一つが本来の姿を取り戻したかのような、花に水をやった後の活き活きした感じ。

 

そして今日は日本舞踊。

5歳から日舞を習い始めて、中断している時期も長いけど足掛け30年お稽古してた。今日はお稽古していた先生のところの舞台だったのでやっぱり観に行きたくなってしまった。

見入ってしまう。もう本当に。

今日の会はいってみれば習い事の発表会だけど、うちの先生のお弟子さんたちは自分のお弟子さんもたくさんいるようなプロの舞踊家が多いので、はっきりいって発表会レベルではない。地方(じかたと読みます)(三味線とか太鼓とかの人たち)も一流どころがくるのでその音にも聞き惚れる。

自分から習いたいといったわけじゃなくて、わからないままお稽古に祖母に連れていかれたのだけど。祖母と一緒に踊りの舞台を観に行ったこと、その時教えてくれた「櫓のお七」の物語のこと、初めて「素踊り」を見てスゴイなって思ったこと、同年代の子供がすごく上手だった「三ツ面子守」のこと。子供ながらに鮮明に覚えていて。

好きだったんだなぁ、そのころから。

 

好きなものに理由なんて無いのよね。体が反応する。意識より、感情より。

血が騒ぐ、とはよく言ったもの。

私の場合は「血が騒ぐ」っていう感じより内に深くえぐられる感じだけど。

好きに理由なんてない。

ジャズに日本舞踊。(そして野村萬斎さん)

なかなかマイノリティなラインナップで同じ趣味の人にお目にかかることはほとんどないけれど。

私の人生に必要不可欠だな、と再認識の休日でした。

 

 

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