先日、建築士会女性部会の講習会に行ってきました。
『まちのいろを考える』
色彩計画家・吉田愼悟先生のお話です。
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日本のあちこちでみられる無秩序な高彩度色の配色。
看板や標識や建物は自分たちが目立つことをみんなそれぞれがするために
結局同じような「美しいといえないもの」のオンパレードでよくわからなくなってる。
個々の機能を追及して色を取り合うことは景観美として相応しいか。
日本は自然界の色彩が豊富。
障子を開ければ色彩があるので室内を飾ったりしようと思わない。
外部の色彩を室内でも活かすことを考えていた。
自然界の色は地域・風土によってつくられる。
自然界の色は生きており変化する。
自然は美しく歳をとる。
自然界のシステマティックな色彩を都市にも活かせばよい。
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人は、美しいものを美しいと感じる感性を誰でももっている。
よく、センスがないから、って言う人いるけれど
頭で考えてつくろうとするときはある程度理論があってそれを知っているかどうかの問題なので、
美しい物を美しいと思うかどうかは別問題だと思う。
自分が何を美しいと感じるかどうかを知っているかどうか。
昨日の空。
多くの人が同じような写真をFacebookにアップしてた。
美しいものを美しいと感じる感性は誰でも持ってる。
美しい物は人の心に圧倒的な影響力がある。
もっと自分の感性に忠実に美しいものを求めれば
世界は変わるんじゃないかって思う。
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