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時代の変化に対応できる間取りとは

最近マンションや建売住宅の広告に載っている間取りをみると、

在宅ワークしてそうな家具の配置になってるものが多いですね。

リビングの一角にデスクがあったり、今までだったら子ども部屋を想定していた部屋が仕事部屋っぽいインテリアになっていたり。

在宅ワークが増えたからそのぶん部屋数増やしたり床面積を増やしているわけじゃないので、そこは工夫が必要です。

ここ数年は、新築住宅もだんだん狭くなる傾向にあって、はっきりした使い道のない和室が無くなる傾向にあります。

和室は、お客様がきた時用とか誰かが泊まる時用って考えもありましたけど、今は自分たちの好きなことにお金をかける時代なのでそういう空き部屋はもったいないっていう考えが主流です。

たしかに、使わない部屋があるとつい物置部屋になって放置されがちですが。

すべてにきっちり使い道や使い方を固定してしまう間取りも、住まいを長持ちさせるためには不便かなと思います。

今年のコロナ禍ほどの急激な生活の変化じゃなくても、子供の成長や時代によってライフスタイルは変わっていきます。趣味も変わるかもしれない。

そういう時に、あちこちに造作家具があったり、インテリアスタイルがはっきりしすぎていると、変化させにくくなります。簡単に移動できないとか取り外しできないとか。

新築の時に、今の希望を全部盛り込みました!っていう家より、5年後10年後の希望にも対応できるような余白を持たせておくことは必要だと思います。

空き部屋をつくっておけ、というわけではありません。

つくりこみ過ぎないということです。

住宅は長持ちするようになりましたけど、ライフスタイルや時代の変化のほうが短くなりましたから。家の寿命より家族の寿命のほうが短いですからね。

凝ったものより、普遍的なシンプル求めたほうが結果的に使いやすいように思います。

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