こだわりがあって、「こうしたい」「これがいい」「これが好き」がはっきりある人ほどおちいりやすい失敗があります。
それは、プロの意見を引出せない、ということ。
こうしたいんです、これが欲しいんです、って次々言われちゃうと、受けるこちらも依頼主の要望にできるだけ応えようとあれこれ詰め込みがちです。
目の前の「欲しいもの」を集めただけのスーパーで買い物するような家づくりは、ゴールが見えません。
家づくりの目的は、そこに住む人が豊かな人生を送ることです。
どんな人生でどんな生活でそのためには何があって何ができてどんな感情が湧き起これば「豊か」なのかがわからなければ、ゴールにたどりつきません。
依頼主が考えるのは、間取りでもデザインでもなく、どんな生活をそこでしたいのか、です。
提案されたプランに対して「ここをこうしてください」「これが欲しいです」というストレートな目の前のパーツをいうのではなくて、
明るい玄関がで気持ちよく朝でかけたい、洗濯にこだわりがあるから洗濯室を明るいところで手際よくしたい、娘と一緒にわいわいお料理したいからカウンターキッチンで。
などなど、それが欲しい理由とそれが手に入った結果を示して欲しいのです。
そういうゴールを示してくれれば、ここをこうすると間取りを変えなくても明るくなりますよ、とか、こうするとここに収納つきます、とか、この向きのほうが一緒にキッチンに立ちやすいです、とか。いろんな方向から提案が示せます。
プロは、どう考えたってあなたより経験も知識もあるんですよ。
自分で考えたものを手に入れたい気持ちもわかりますが、
よりよいものを手に入れたいなら、プロの経験と知識を存分に引き出すような要望の伝え方をしたほうが、質の高いものが手に入ると思います。
プロがもってる引出しをいかにたくさん開けさせるか、それが依頼主さんのやることです。
【家づくり1日無料相談日】
◎家づくりを考えてるけど何からしたらいいのか
◎いろいろ探してるけど決め手がない
◎あの会社でこんなこと言われたけどどういうこと?
◎ハウジングコーチって何?
などなど、家づくりスタートラインの皆様のご相談を受け付けますよ。
4月13日 土曜 一家族さま1時間程度
場所:よつば暮らしデザイン室(岡崎市天白町64-1)
ご希望のお時間をお知らせください
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