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法律はどこまで守ればいいのか

法律をどこまで守るかってどういうこと?って思うかもしれませんが。

法律ってけっきょくのところ解釈の問題であることが多いと思うんですよね。じゃなかったら裁判の必要もないわけだし。

条文化してあっても、どういう事例がそれにあてはあるかを全部示してるわけじゃないし。

建築士の仕事は「建築基準法などの法律に則して建築物などをつくること」が最重要課題です。デザインや見た目は二の次です。

ところが、その法律にきちんと合わせてつくるということが果たしてどこまで求められるか、ということが時々おきます。

あんまり詳しく言えないけど。

もうすでにできあがっていて何十年もそこに建ってるけど、改めて法律をきっちり細かく照らし合わせるとアウトだよね、今同じように建て替えするにはどうするんだ?とか。

法律ではこれアウトだけど住むのに不便はないよね、とか。構造的にもたいして問題はないよね、とか。

今この現状をアウトと判断したらここに家建たないよね、とか。

何十年前の状態がそのままでくることが多い建築の世界。当時はうやむやにできていたことが今の判断だとNGと言われることもあり、そんなの理不尽じゃないの?と思うこともあるけれど、よくよく考えると安全性が担保できないことにもなり、将来なにかあったら責任問題どうなるの?ってことになりそうな。

営業さんとか現場監督さんはそういうこと割と気にしなくて。(あたりまえといえばあたりまえだけど)

市役所や検査機関で問い合わせたり問合せがくる立場である建築士は、このへんのニュアンスをぐっと飲みこんで、

「こうこうこうしてOKにします」という説明をお客様や営業さんや工務店の社長にするのだけど、

お客さんならまだしも作る側の工務店さんや営業さんや現場監督さんもこのへんのところを理解してほしいなぁ、と思うのでした。

以上、建築士のぼやきでした。

 

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