好きなことがなくってもいいんじゃない？

好きなことがない、って人、けっこういるんじゃないかな。

好きなことがないから好きなことをやって生きてる人がうらやましいって言う人、好きなことがないことが悩みって言う人、趣味がないって言う人。

私の友達でもいます。私は好きなことがいろいろある人でいろいろやってる人に見えるらしく、うらやましいらしい。

その友達にこう聞いてみました。

「何をしてる時が楽しいの？」

「人と一緒に出掛けることが楽しい。行くところはどこでもいい。嫌なところはあんまりない」

彼女は40代独身女性なのだけど、お酒が強くて飲み会好きでフレンドリーでなかなか面白い人でもあるので飲み会やおでかけによく誘われてます。年代の若い20代30代に交じって出掛けてたりするのでそういうことがない私からみるとうらやましいくらいです。

好きなことや趣味って、誰でも見てわかる「何か」じゃないとなかなかわかりにくのかもしれません。スポーツとかアート系とかスピ系とか資格とか何かを創るとかやるとか見るとか。

そういうことじゃなくって、どういうシチュエーション、という「好き」もあると思うんです。

みんなとワイワイ出掛けることが好き、というのも立派に好きなことです。一人でじっくり考えることが好き、だっていい。

ハウジングコーチをするとそういう「好きなこと」の傾向が見えてきます。この人は「何か」じゃなくてシチュエーションなんだな、って人はけっこういます。何をするかが興味の対象じゃなくて、誰かとすること、が大切なんだな、っていう人。

いろいろセミナーだとか資格だとか行くジプシーの人もこういう部類かもしれません。

何かができるようになる結果じゃなくて、いろいろな人に会うこと新しいことに出会うことが楽しいという人。

それはそれでいいと思うのです。

自分がどういう状態だと「楽しい！」って感じるかを知っていることが重要だと思うのです。自分の心のいい状態を保つために。

 

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