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物と一緒に過去への執着は捨てたほうがいい

捨てられない物、使わないけど大事にしまってある物、ありませんか?

物と向き合うと意外と過去にとらわれてるなー、って気づくことがあります。

私は元々子供の頃からかたづけができる子ではあったけど特に好きだと思ったこともないので、まさか今みたいに仕事にしようとも思ってませんでした。

ところが、「かたづけって結構深いかも!」と気づいた時があって、それ以来かな、人に教えたいって思ったのは。

なかなか捨てられない物がありました。なにかというと、一級建築士の試験勉強の教材です。

3年かかりました、受験を始めて合格するまで。受験のための学校に行ってたのですが、私は建築学科を出てないので構造力学なんて初めて勉強したし、へぇーーーー、っと思うことがいっぱいで、ただでさえ休みの少ない会社で休みの日は学校行って、平日も普通に残業して帰ってきてすぐ勉強してまぶたがくっつきそうになるまで勉強して倒れるようにベッドに入る、試験前には夜12時ちかくまで学校に集まって勉強して、そんな日々、半年で4キロ痩せたし。

あんなに集中力が高まって脳が働きまくることは人生で二度とないでしょう。

試験終わってからクラスメイトたちと「これから何があっても乗り越えられるよね」って冗談いったものです。

ラクではなかったけど「楽しかった」と自信をもって言える日々。

勉強した証である教材やノートの束。「お守り」のようなものだな、って思ってました。

3,4年、とっておいたかな。捨てる気なんて全然なくって。

ところがある時「これもういらんな」って、スイッチが切り替わったかのように思った瞬間がありました。

起業を考えだした頃でした。

囚われてましたね、過去のがんばった自分に。

過去の成功体験は過去であって今の成功にはならない。

それはそれで、もう終わったこと。消えてなくなるわけではなく次は次の道を行かないと。

物には人の執着があらわれる。

大事だと思い込んで「いい思い出」のつもりかもしれないけど、そこから未来に進んでないだけかもしれないですよ。

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